
コバノボタンヅルが庭で初開花です。花はセンニンソウやボタンヅル、コボタンヅルなどとよく似ているので区別することは困難です。

葉はコボタンヅルに似ています。同じ3出2回ですが、コボタンヅルよりとがっているようです。

花はコボタンヅルより大きいということですが、コボタンヅルの花が手元にないので大きさの程度がわかりません。明確に区別できると思われるのは、花柄の中間に苞がついていることでしょう。
神奈川県植物誌によると、四国九州地方に分布するものであるが、神奈川県でも自生しているのが発見されたそうです。そのスケッチにも苞が描かれています。
この花柄の中間に苞があるのは珍しいことで2015年に散策中に見つけたセイヨウヒルガオを思い出しました。


タヌキマメも庭で初開花です。昨秋楽しい自然観察で実のなっている枝をいただき、湿地に見立てた鉢に挿し木をして、種を落としておいたものが発芽したものです。発芽時の幼苗も初めて見たので、これがタヌキマメかどうか疑問もありましたが、成長してようやくタヌキマメらしくなりました。発芽時の様子は前回のブログに載せました。

ナガサキギボウシの花もようやく咲きました。10時半ころの花茎は東向きに曲がっています。

これは同じ花茎です。午後2時ころには直立しています。夕方は確認しなかったのですが、もしかして西のほうに曲がったりはしなかったでしょうかね。
ナガサキギボウシはこのように首振りをするのが大きな特徴です。