庭の垣根の中のトリトマが何年かぶりで花を咲かせました。
何年も咲かなかった理由は、道路際の生垣の中にあるために、生垣からはみ出す葉をいつも切られてしまうからでした。今年もかなり刈り込みました。でも長雨の後に猛暑続きでした。この間苅込をわずかに怠った隙をついて花穂が伸びて花を咲かせました。
最後に花を見たのは2014年10月でした。秋も深まった10月中旬過ぎでした。
トリトマは初夏から晩秋まで花をつけるようです。
これは同じ年の6月に自転車散策で見た野にあったトリトマです。狭苦しい我が家の、それも生垣の中とはまるで違ってのびのびとしていました。
我が家のトリトマは蕾が展開しているときは赤い色ですが、下のほうから花が咲き始めると黄色になることに気づきました。というか今まで色の変化に無頓着だったのです。今回色鮮やかな蕾だったので、開花すると色が変わるのがはっきりとわかりました。
そこでこのトリトマの種類は何か調べてみたくなりました。
NHKの趣味の園芸の基本情報によると
主にオオトリトマKniphofia uvariaとヒメトリトマKniphofia rufaがあるということです。何となく大きさからはヒメトリトマの方かなと思いました。大きさ以外に花の色も書いてありましたが難しいですね。
そこで学名のKniphofiaで画像検索したのですが、いろいろな花が出てきてますますわからなくなりました。気を取り直して花の形、色の似ているサイトを次々に開いては、パソコンで和訳してゆきましところ、詳しいことはわからないのですが、オオトリトマKniphofia uvariaの系統ではないかと思うに至りました。
我が家のトリトマはこの家付きの土地を購入した時から庭にあったものです。家はすでに築50年以上です。したがってトリトマも50年以上この土地にあったと思われます。今はジャングルと化した庭を整理してトリトマの居場所を作ってあげなければと思っています。