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6年ぶりにオオウメガサソウ南限自生地・ひたち海浜公園に行きました。
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ひたち海浜公園の樹林エリアで今一番目立つのはドクウツギです。猛毒。
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オオウメガサソウは松の根共生菌と共生しているそうです。そのためにアカマツ林を維持することがとても重要なことです。
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随所でオオウメガサソウの生育環境などが調査されていました。
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6年前とは環境が変わって元気のなさそうな場所もありました。アカマツ林の下草が茂って藪状態になると元気がなくなるようです。
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松くい虫防除もされていました。でもこの札の目立つエリアはマツは一見元気そうでしたが、オオウメガサソウは元気ではなさそうとは思い過ごしでしょうか。
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この森に化学薬品が入ることを共生菌とオオウメガサソウなどはどう感じているのでしょうか。
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とはいえ松くい虫で枯れた松が多くなって、コナラなどの林へ移行しているのも心配です。
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一方で松の実生苗がたくさん生えている場所もあり、アカマツ林が再生されていると思われる場所もありました。
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オオウメガサソウはこれら環境変化にどのように順応して命をつないでゆくのでしょうか。そして、どのような人の援助を必要としているのでしょうか。今後の里山プロジェクトに期待されます。
オオウメガサソウは可憐な花から「森の妖精」と呼ばれてるそうですね!
オオウメガサソウの葉のエキスはヨーロッパなどでは古くから民間薬として用いられてたそうです。
化粧水などのスキンケアにも活用されているとの事。検索より😅
南限が茨城県なので実物は見ることができなくて残念です😰
かわいいだけではなく女性をより美しくするのに役立っているとは。
世界でも分布は限られているようですね。
茨城には南限の植物と北限の植物がいろいろあります。
どんなに遠くてもこんなにかわいい子には会いに来てやってくださいな。