先日1月18日夕方5時19分にグラグラっと地震がありました。
うたた寝をしていて急に揺れて、何か落ちる音がしました。
直感で地震の方角は北東、震源は近いと思いました。地震の回数が多いため、なぜか震源の方角がわかるようになりました。
発表された震源は我が家から20kmほど北東の東海村沖で東海村が震度4。県内はほとんど震度3。神奈川を除く関東で震度2でした。
震度3で落ちたのは掛け時計でした。
1震度3で落ちた柱時計1701210006 posted by (C)雑草
なぜ簡単に落ちてしまったのか考えてみました。
2原因はこの形1701210009 posted by (C)雑草
時計がなぜ震度3くらいで落ちたのか。時計の裏側を見てわかりました。
震源が近いので縦揺れ成分があったために、物が斜め上に飛び上がるような動きをしたことと、この時計の溝が不適切であったためでした。こんなアホな形の溝を誰が作ったのかな? MADE IN CHINA です。
3小さい頭のネジ1701210003 posted by (C)雑草
頭の小さいねじしかこの溝に入れることができません。
4小さい頭のネジ1701210004 posted by (C)雑草
頭の小さいねじはわずかに引っかかるというよりは頭が少しだけ通りにくい状態。
これでは上下に揺らして横に引っ張られると簡単に抜けてしまいます。
というわけで震度3でも揺れ方向によっては落ちてしまうことがわかりました。
5大きい頭のネジ1701210007 posted by (C)雑草
そこで、この大きな頭のねじが入るように溝を加工することにしました。
6大きい頭のネジ1701210008 posted by (C)雑草
大きな頭のねじは、この穴からは入りません。ということはここに入れてしまえばもう抜けないわけです。
7溝を拡張1701210012 posted by (C)雑草
大きな頭が入るように溝を拡張しました。
大きな釘をガスレンジで熱して溝に当てて溝を溶かして、溝に大きなねじの頭が入るようにしました。
8大きい頭のネジ1701210013 posted by (C)雑草
大きなねじの頭が拡張された溝を通って中に入ります。
9大きい頭のネジ1701210014 posted by (C)雑草
大きな頭は穴からはもう出ることができません。
これなら震度6でも時計が外れて落ちることはないでしょう。
10大きい頭のネジ1701210018 posted by (C)雑草
大きな頭のねじを柱にねじ込みました。
11完成1701210017 posted by (C)雑草
時計をかけて完成です。
いくら安い掛け時計であっても、こんな欠陥商品を堂々と売っていることが、怒りよりもおかしくなりました。
この時計は1000円でした。
昔仕事で、国外で生産した部品を購入して製品コストを下げようとした時代がありました。
その時の不良品を思い出して懐かしくおかしく笑ってしまいました。
国内製作では考えられないような不良品を、それもちょっとだけ見ればすぐにわかるようなものが次々に入ってきて、何度注意しても不良品がたくさん混じっていました。それで、日本人指導者が海外の生産の指導に行き、だいぶ良い品質になってきました。
しかし、今でも、形はちゃんとしているようだが、ちょっとした仕上げ不良で強度不足とか、似ている形でもこの時計のように使い物にならないとか、また材質が不適切で強度不足や、有害なものなど油断ができないものが多いですね。
うたた寝をしていて急に揺れて、何か落ちる音がしました。
直感で地震の方角は北東、震源は近いと思いました。地震の回数が多いため、なぜか震源の方角がわかるようになりました。
発表された震源は我が家から20kmほど北東の東海村沖で東海村が震度4。県内はほとんど震度3。神奈川を除く関東で震度2でした。
震度3で落ちたのは掛け時計でした。
1震度3で落ちた柱時計1701210006 posted by (C)雑草
なぜ簡単に落ちてしまったのか考えてみました。
2原因はこの形1701210009 posted by (C)雑草
時計がなぜ震度3くらいで落ちたのか。時計の裏側を見てわかりました。
震源が近いので縦揺れ成分があったために、物が斜め上に飛び上がるような動きをしたことと、この時計の溝が不適切であったためでした。こんなアホな形の溝を誰が作ったのかな? MADE IN CHINA です。
3小さい頭のネジ1701210003 posted by (C)雑草
頭の小さいねじしかこの溝に入れることができません。
4小さい頭のネジ1701210004 posted by (C)雑草
頭の小さいねじはわずかに引っかかるというよりは頭が少しだけ通りにくい状態。
これでは上下に揺らして横に引っ張られると簡単に抜けてしまいます。
というわけで震度3でも揺れ方向によっては落ちてしまうことがわかりました。
5大きい頭のネジ1701210007 posted by (C)雑草
そこで、この大きな頭のねじが入るように溝を加工することにしました。
6大きい頭のネジ1701210008 posted by (C)雑草
大きな頭のねじは、この穴からは入りません。ということはここに入れてしまえばもう抜けないわけです。
7溝を拡張1701210012 posted by (C)雑草
大きな頭が入るように溝を拡張しました。
大きな釘をガスレンジで熱して溝に当てて溝を溶かして、溝に大きなねじの頭が入るようにしました。
8大きい頭のネジ1701210013 posted by (C)雑草
大きなねじの頭が拡張された溝を通って中に入ります。
9大きい頭のネジ1701210014 posted by (C)雑草
大きな頭は穴からはもう出ることができません。
これなら震度6でも時計が外れて落ちることはないでしょう。
10大きい頭のネジ1701210018 posted by (C)雑草
大きな頭のねじを柱にねじ込みました。
11完成1701210017 posted by (C)雑草
時計をかけて完成です。
いくら安い掛け時計であっても、こんな欠陥商品を堂々と売っていることが、怒りよりもおかしくなりました。
この時計は1000円でした。
昔仕事で、国外で生産した部品を購入して製品コストを下げようとした時代がありました。
その時の不良品を思い出して懐かしくおかしく笑ってしまいました。
国内製作では考えられないような不良品を、それもちょっとだけ見ればすぐにわかるようなものが次々に入ってきて、何度注意しても不良品がたくさん混じっていました。それで、日本人指導者が海外の生産の指導に行き、だいぶ良い品質になってきました。
しかし、今でも、形はちゃんとしているようだが、ちょっとした仕上げ不良で強度不足とか、似ている形でもこの時計のように使い物にならないとか、また材質が不適切で強度不足や、有害なものなど油断ができないものが多いですね。
今回は、地震と時計のお話しでしたが、
みとちゃん扇子の飾ってある場所が気になる吉田さんです。
扇子は落ちなくて良かったようですね!
吉田先生の作られた扇子と先生のセンスの良さは落ちることはありませんよ。
いつも偕楽園ではお世話様になりありがとうございます。