寒い朝 シモバシラに霜柱が発生 赤いものはより赤く

今季最初のシモバシラが発生しました。

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今朝の水戸気象台の最低気温はマイナス４度。もしや庭に今季最初の氷の芸術が見られるのでは、と庭に出たもののすぐには気づきませんでした。こんなによく見えるものにどうして気づかないのかといいますと、発生した場所がこれまでと違いました。

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こんなに高い茎の上部にシモバシラが発生するのは初めてです。
これまでは根もと近くに発生していました。
今年は12月でも暖かい日が続き、シモバシラの茎が緑いろから茶色になったのがおそかったために、まだ茎が水分を含んでいたために上のほうにも発生することができたのでしょうか。
また寒気が入ってきて茎が冷やされたが、地表近くまでは寒気が到達しなかったのでしょうか。

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霜柱が発生したのは花穂のほうです。腰の高さくらいあります。こういう場所に発生したのは初めて見ました。根もとばかり見ていたので気づくのが遅れました。

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こちらの鉢に植えてあるシモバシラでは根元に発生しました。

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というのは、築山の中腹に置いてあるからでした。やはり地上からは腰の高さくらいのところに発生したのでした。

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シモバシラが発生するのは主にシソ科の植物です。ミカエリソウも不完全ながら茎が割れて氷が発生しています。

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シモバシラの茎は完全に枯れていますが、ミカエリソウは生きた茎が割れて発生します。

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このほか庭でシモバシラが発生した例としては、テンニンソウ、セキヤノアキチョウジ、ベニバナサルビア、キク科のカシワバハグマなどがありました。中でもベニバナサルビアは生きた茎にシモバシラにも劣らない立派なシモバシラが発生するのが痛々しいです。
寒くなると赤いものは一層赤くなります。

ムサシアブミ1512280045 posted by (C)雑草

ミセバヤ1512280048 posted by (C)雑草

ナンテン実生1512280052 posted by (C)雑草

ノシランも色濃くなってきました。

ノシラン1512280037 posted by (C)雑草

越冬中のウラギンシジミは全く動きません。

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そんな中でも春を告げるニホンズイセンです。年内に咲くのは久しぶりで珍しいことです。

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暖かそうなクサイチゴの若い斑入りの葉です。

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