庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

20年で35億に まさか

2014年12月01日 | 庭の花たち
 およそ25年くらい前に植えたミツマタの幹が枯れて、ひこばえに変わりつつあります。昨冬の大雪の重みで曲がってしまった。それでも折れることはなかったが幹が枯れてしまった。雪の重みで曲がったくらいでは枯れるとは思われない。もしかするとこのあたりが寿命でひこばえに生まれ変わるのであろうか。切断した根もと近くの幹の直径は約9cmであった。


 では、枝の数は20年過ぎるとなん本になるのか。とてもではないが数えきれません。そこで、理論的に計算してみると、20年間に枝が1本も枯れずに、枝先から3本の枝が必ず出たとして、3の20乗=3486784401 34億8678万本あまりになります。
 実際には枝が3本ちゃんと出なかったり、途中で枯れる枝もあり、生け花のために切り取ることももありますから半分、いや3分の1としても実に10億本。10分の1、いや30分の1でも1億本です。


 この枝先にそれぞれ2~3個の花房がつき、一房に50個以上の花がつきます。実に1株で100億個の花が咲く計算です。 どこまで真実味があるかはご想像にお任せしますが、花期が終わって散った花の数は半端ではありませんでしたし、枯れてたときに切り取った枝は実に多かったのでした。
 こんなに多くの花を咲かせるようになっては、灌木の宿命か幹の負担も大変なことになるのではないだろうか。樹齢が15年を超えるころから頻繁にひこばえが見られるようになったと思います。ひこばえによって若返り、花を引き続きたくさん咲かせようとしているのかなとも考えました。それにしては実がなるのはほんのちょっぴり。これは1本しかないため他花受粉ができないためかもしれませんね。

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