庭にはまもなく50年のお付き合いになる草木がふたつあります。ひとつはこのローマンヒアシンスと思われるヒアシンスです。もう一つは斑入りのマサキです。
その昔、日立市で最初に入居したアパートの軒下に芽を出してきたのがこのヒアシンスでした。先にここに住んでおられた方が植えられたものらしい。斑入りのマサキは菜園の垣になっていたものを挿し木したものです。
以来このふたつは引っ越しても必ず連れてきて、まもなく50年になろうというものです。
今ヒアシンスは庭の3か所にあります。
今年はいつもより元気に花を咲かせてくれたように思います。
このヒアシンスはこれまで寒さには敏感だったように思っていました。ということは今冬は寒さによるダメージが少なかったのでしょうか。今年は寒かったのに何故?
それは最低気温がマイナス5度以下になるような極端に寒い朝が少なかったことかと思います。このため地中の球根の傷みが少なかったようです。それでも人の体感では寒い冬と思いました。それは日中の気温が上がりにくい日が多かったためのようです。
ヒアシンスにとっては日中の気温が上がらないことよりも、朝方の気温が極端に下がらないことのほうが重要なことなのでしょう。
このヒアシンスは園芸店で売られているような花数の多い豪華なヒアシンスではないので、もしかして品種が違うのではと調べたところ、どうやらローマンヒアシンスらしいことがわかってきました。
園芸店でよく見るダッチ系ヒアシンスは自然に分球して球根が増えることはほとんどないが、ローマン系ヒヤシンスは自然に増える。ダッチ系ヒヤシンスよりも耐寒性が弱いが、冬場は十分に寒さに当てないとヒヤシンスは花が咲かないので、寒冷地では敷き藁をするなどの寒さ対策が必要。などとネットで説明されているので、ローマン系ではないかと思った次第です。
あと50年経ったら・・・長生きはするものですね(^_-)-☆