味噌作り用の麹を買いにふたつの大河那珂川と久慈川を越えて常陸太田市へ行って来ました。途中の久慈川の河岸段丘で葉が黒っぽいヤブツバキに出会いました。久慈川の向こう側に阿武隈山脈の南端の真弓山が見えます。白く見えるのが採石場です。
真弓山からは寒水石という真っ白な大理石が採れます。偕楽園内の吐玉泉に使用されています。
久慈川の河岸段丘には常緑樹のシラカシ、ヤブツバキ、ヒサカキ、アオキなどがみられます。ヤブツバキが花を咲かせていました。
ちょっと変わった葉の椿がありました。
蕾はピンボケです。葉に注目。葉がちょっと黒ずんでいます。
次の画像では左下のアオキと比べるまでもなく、中央付近の赤茶けた葉が今日の椿です。
次の画像では右上が今日の椿。左下はヒサカキです。
次もかなり黒ずんでいます。左下はシラカシです。
椿の葉は寒さのためにこうなったのかなと思いました。それはトラノオスズカケの葉が冬になると赤紫色に変わるから同じように変色するのかもと考えたからです。
トラノオスズカケの葉は次のように通常は緑色です。
ところが寒さが増すにしたがって赤紫色に変色します。特に葉の裏側は顕著です。一番色の濃い葉は裏側が見えているものです。
さらに厳しい寒さでは表側も色づきます。自生地の長崎ではこのような変色は見られないとのことです。
この赤紫色への変色はトラノオスズカケが対凍性を増すための変化と思われます。12月に色づき始めるのですが、まだ緑色のうちに急な寒波に見舞われると葉がしおれてしまいます。そして色が濃くなるにしたがって対凍性が増して、このように濃い赤紫色になった葉は零下5度以下に冷え込んでも損傷を受けません。
今日のヤブツバキもトラノオスズカケのように寒風にさらされて変色するのかと考えました。でも、トラノオスズカケとは違って、葉の裏は全く変化していません。また葉が接触するように2枚重なっているときは、日の当たらない部分は変色しないようでした。
これは寒風にさらされた葉が太陽に照らされて変色するのかと思われました。葉が重なっているので下側に太陽があたらないため変色しないのかも。もしかして葉の裏が変色しないのも日があたらないからかも。とにかく初めて見たのでどうしたら変色するのかは今後観察しなければわかりません。他の場所のヤブツバキには見られないということは、この場所のヤブツバキの特徴かもしれません。
花には何か特徴がありやなしやと見てもよくわかりません。
よく開いた花を覗いてみました。
何か一体となった雄しべの筒状部分が太い感じです。
次の花もかなり太い。
真弓山からは寒水石という真っ白な大理石が採れます。偕楽園内の吐玉泉に使用されています。
久慈川の河岸段丘には常緑樹のシラカシ、ヤブツバキ、ヒサカキ、アオキなどがみられます。ヤブツバキが花を咲かせていました。
ちょっと変わった葉の椿がありました。
蕾はピンボケです。葉に注目。葉がちょっと黒ずんでいます。
次の画像では左下のアオキと比べるまでもなく、中央付近の赤茶けた葉が今日の椿です。
次の画像では右上が今日の椿。左下はヒサカキです。
次もかなり黒ずんでいます。左下はシラカシです。
椿の葉は寒さのためにこうなったのかなと思いました。それはトラノオスズカケの葉が冬になると赤紫色に変わるから同じように変色するのかもと考えたからです。
トラノオスズカケの葉は次のように通常は緑色です。
ところが寒さが増すにしたがって赤紫色に変色します。特に葉の裏側は顕著です。一番色の濃い葉は裏側が見えているものです。
さらに厳しい寒さでは表側も色づきます。自生地の長崎ではこのような変色は見られないとのことです。
この赤紫色への変色はトラノオスズカケが対凍性を増すための変化と思われます。12月に色づき始めるのですが、まだ緑色のうちに急な寒波に見舞われると葉がしおれてしまいます。そして色が濃くなるにしたがって対凍性が増して、このように濃い赤紫色になった葉は零下5度以下に冷え込んでも損傷を受けません。
今日のヤブツバキもトラノオスズカケのように寒風にさらされて変色するのかと考えました。でも、トラノオスズカケとは違って、葉の裏は全く変化していません。また葉が接触するように2枚重なっているときは、日の当たらない部分は変色しないようでした。
これは寒風にさらされた葉が太陽に照らされて変色するのかと思われました。葉が重なっているので下側に太陽があたらないため変色しないのかも。もしかして葉の裏が変色しないのも日があたらないからかも。とにかく初めて見たのでどうしたら変色するのかは今後観察しなければわかりません。他の場所のヤブツバキには見られないということは、この場所のヤブツバキの特徴かもしれません。
花には何か特徴がありやなしやと見てもよくわかりません。
よく開いた花を覗いてみました。
何か一体となった雄しべの筒状部分が太い感じです。
次の花もかなり太い。
なんて知恵もの!って感心します
赤銅色といってもいいくらい赤味も黒味もあって色に重みを感じました。
筒状になっている雄しべはこれも厚みがあるみたいです
しっかりと頑丈になって寒さに耐えているような気がします
美しい大理石ですね
吐玉泉!偕楽園にあるのですか!
真っ白な大理石が採れるなんて 素敵ですね
偕楽園でも使われているのですね
ヤブ椿が綺麗に咲きましたね~♪
ツバキやサザンカの葉は 常緑樹ですが 寒さでこの様な色に染まることがあります
渋みが出て これも素敵だと思いま(๑¯◡¯๑)
この河岸段丘の繁みのふちをあるいていて、とても不思議に思いました。葉っぱが黒っぽく輝いていました。
きっと寒さに対応するために与えられている知恵なのでしょうね。
カラスバヤブツバキと呼びたくなりました。雄しべの合着している元のほうがふくらんでいました。きっと雌しべもしっかりしたのがついているのかなと想像しました。
偕楽園には二つの泉があります。ひとつは写真の吐玉泉で、真っ白な大理石の中心から玉のように噴き出しています。
もうひとつは玉龍泉といって細い噴水です。3mくらい吹き上がります。まるで巨人のウォッシュレットみたいです。
吐玉泉は真っ白な大理石・寒水石の桶の中心から玉のような泉がわきだしていて、昔は好文亭の茶会の水に使われたようです。
今でもおいしい水、眼病に効くとかといって汲んで行く人がおります。
でも消毒していない天然の水ですから飲料に使用するのは自己責任です。
ヤブツバキの葉もこのように変色することがあるのですか。野山で見るのが初めてなので驚きました。たしかにサザンカではわがやのも似た色のがありました。
藪椿きれいですね~我が家のはまだ眠っています。
早く咲いて欲しいです。
葉は西日に当たりすぎたのか寒くて凍傷かもです。
常緑樹であっても春には新しい葉と全部ではありませんが入れ替わります。
銅葉も又美しいですね。
これは銅葉というのですか。この場所は東南に開けた場所で、朝日はよく当たりますが、午後は日陰です。北側に久慈川があって、北東風があたると思います。ということで凍傷かもしれませんね。でも、ここ以外ではまずこのような銅葉は見当たりませんので、凍傷にかかりやすいのと、かかりにくいのとがあるように思いました。
この場所葉はより光沢があって黒光りしているようできれいな葉でした。
春ですよ。とお声をかけると咲き始めるかも。