京大の臨床心理の人達が言う『発達障害と境界の無さ』の問題ですが、多くの場合に
クライアントの境界の無さというものは、様々な社会的場面で人の話に割り込んだり、
一方的に自分のことを話したりして、邪魔がられたりして避けられても、
本人はその事を認識していないという事に繋がることが多いのですが、
様々な治療などは面接室などの中で二者で行われるので、治療者には境界の無さということ
自体が見えない場合が多いようです。
さらに文章や絵画を使った様々な視覚中心の心理テストなどをしても、多くの場合、境界の無さというものは
判りにくいようです。
何らかの境界の無さが判るような検査技法が考案されるといいのですが、なかなか難しいのでしょう。
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