マチンガのノート

読書、映画の感想など  

ミナマタ/Minamata 監督 アンドリュー・レビタス 出演 ジョニー・デップ 真田広之 感想

2021-06-29 22:27:16 | 日記

初期の出演作に「ギルバート・グレイプ」「ブレイブ」などの作品がある

ジョニー・デップさんですが、その後は海賊物などに出ていたので、

こちらとしては久しぶりに出演作を見ました。

本作では、日本の公害病である水俣病を取材した、写真家のユージン・スミスさんを演じています。

この映画は、スミスさんの水俣での取材の事をもとに作られた映画とのことですが、

企業が公害などで周辺住民に被害を出した場合、一企業では支払いきれない賠償の

責任を追うことなどは、何かとありそうな話でした。

映画「MINAMATA(原題)」の海外版予告編

 


信田さよ子さんの扱ってきたケースに関する推論

2021-06-28 23:59:03 | 日記

信田さよ子さんの扱ってきたような依存症などのケースの家族の成員が、

診療所や心理センターに行くと、治療者からは、夫婦間の性格の不一致の問題や、

妻や子供の精神的な疾患や問題だったり、単なる学校への不適応や

非行行為として見られるのではないだろうか。

殆どの医療関係者や心理士は、夫や父親の暴力や脅迫で、妻や子供が具合が悪くなると言うことを

知らず、想像もできないので、妻や子供の問題として取り組み、何とかしようとしそうである。

妻や子供が夫や父親の暴力で、実際に怪我をしてからでないと、夫や父親から

引き離すなどの対応をしないのだろう。

それなりに恵まれた家庭に育った医療関係者は、自分の周りと比べて、

自分は普通の家庭で育ったと思っているので、学校どころではない家庭などについては

知識もなく、想像もしたことがないのだろう。

精神医療や心理臨床においても、社会的階層の違いで、相手のことを理解できなかたり、

想像すら出来ないことは多いのだろう。

信田さよ子 wikipedia

DVと虐待―「家族の暴力」に援助者ができること:信田さよ子

 

 

 

 

 

 


スカイライン 逆襲 : 監督 リアム・オドネル 出演 リンゼイ・モーガン  感想

2021-06-25 21:17:38 | 日記

「スカイライン 征服」「スカイライン 奪還」に続くシリーズ3作目です。

一作目はイマイチで、2作目はふざけたB級映画の傑作でした。

それに続く3作目ですが、本作から見ても解るように作られています。

前作ほどのストーリーの雑さはありませんが、そこは好みが分かれそうなところです。

普通にB級SF映画になっていますが、ファンなら必見でしょう。

主人公は前作の最後で出ていたローズ(リンゼイ・モーガン )ですが、

有機ロボット(パイロットと言う名称)に脳みそを入れられた

トレントが前作に引き続き活躍します。

 

ありそうな展開を寄せ集めて作った感じな所がかえってよかったです。

ヤヤン・ルヒアンさんが本作でも頑張っていました。

意外なことに『スター・ウォーズ フォースの覚醒』にも出演していたそうです。

 

『スカイライン-逆襲-』予告