「スカイライン 征服」の続編。
前作では、マンションの一室に閉じ込められた視点で、物語は進み、最後は主人公たちは
宇宙船に吸い込まれ、主人公は脳みそを取られ、エイリアンの作った生物の脳みそに使われて、
主人公は自分が人間だったことを憶えているという終わり方だった。
今回は、同じような始まり方で、刑事(フランク・グリロ)とその息子トレントと、
周囲の人で地下鉄を通って脱出しようとするが、同じように吸い込まれる。
しかしながら刑事は脳みそを吸い取られることを逃れて、前回の脳みそをエイリアンの作った生物に
使われている人の協力で、宇宙船を破壊し、ラオスに墜落する。
なんでラオス?というと、「ザ・レイド Raid」というインドネシア映画に出ていた、
イコ・ウワイスさんを使いたかったからだろう。
宇宙船の中で青い光線を見た女性が出産した人間の赤ちゃんを連れて、
オードリー(ボヤナ・ノコビッチ)と友にラオスの反政府勢力と合流する。
そして、その赤ちゃんの血液から、宇宙船の出す青い光線を変異させるワクチン?を
作って、それを宇宙船の光源に注射すれば相手の光線を無効化させれられるのでは?
という事で、反撃を計画する。
そして何やかやで、エイリアンの作った生物達や作ったエイリアンと戦う。
そこからはイコ・ウワイスさん中心の、独特の格闘シーンが展開される。
相手の生物もなぜか手に付いたナイフで格闘する。
大きな刀でズバッと切るのではなく、小型ナイフで連続して刺しまくる戦闘法の武術である。
映画会社が製作のメインではなく、特殊効果の会社がメインで作ったとのことで、
ストーリーよりもアクションが中心。
シラットという武術という事だが、ナイフで刺しまくるものなので、試合とかは無理な
感じの武術である。
エイリアンの乗った巨大ロボットと戦う巨大ロボットに乗るのは、脳みそを生物に使われている、
刑事の息子のトレント。赤い目の方のロボットに乗っています。
B級SFアクションとして作った、面白い一作。
ゆるくて馬鹿な映画が好きな人にはお勧め。