アフガンからの米軍撤収時の自爆テロで戦死した方に関する記事です。
日本でも将来このようなNPOが出来るのでしょうか。
記事になったニコール・ジー軍曹(Sgt. Nicole Gee)のインスタグラムはこちらです。
https://www.instagram.com/nicole_gee__/
ニコール・ジー軍曹は、自らを護れない人たちを護る自分の仕事を愛していたとのことです。
アフガンからの米軍撤収時の自爆テロで戦死した方に関する記事です。
日本でも将来このようなNPOが出来るのでしょうか。
記事になったニコール・ジー軍曹(Sgt. Nicole Gee)のインスタグラムはこちらです。
https://www.instagram.com/nicole_gee__/
ニコール・ジー軍曹は、自らを護れない人たちを護る自分の仕事を愛していたとのことです。
ASDの人は、周囲の空気が読めない、マイペース、言われたことしかしない、などと言われていますが、
素因と生育歴双方の影響で、主体を持てず、拒否能力の無さにより、周囲の言いなりになって行動するところが、
そのようなことの原因なのではないでしょうか。
周囲から分化した自分があってこそ、外からのものを自分と違うものと認識して拒否したり出来るのだと
思います。
そう考えると、SSTなどをしても主体が生成しないと、それほど変化は起きないと思います。
主体というのは、近代になり、自分の部屋を持ったり、権利が認められる様になったり、
時間概念が普及した事により、周囲とは違う個人というものが社会的に出来てきた事により
成立したものですから、SSTなどよりも、様々な境界を作っていくほうが、治療的なのだと
思います。
原題にある"covenant"というのは「契約」などの意味らしいですが、日本でのタイトルはすっきりと
『通訳』などにしたほうが良いと思いました。
【あらすじ】
米軍部隊の指揮官のジョン・キンリー(ジェイク・ギレンホール)は、タリバンの爆弾工場を
探す任務をしていますが、それまでの通訳が死亡したので、新しい通訳としてアーメッド(ダール・サリム)を
雇い、任務を続けます。
しかしながら、タリバンと戦闘になった際に部下は全滅し、ジョンとアーメッドはタリバンの捜索している
地域の中を、徒歩で基地を目指すのでした。
【感想】
米軍がアフガンで活動する際に、多くの現地の通訳を雇ったとのことで、これまで300人ほどの通訳と
その家族がタリバンに殺害され、さらに数千人が身を隠しているとのことで、その事に関する
映画を作ったようです。
自分を助けてくれた相手は自分の身の危険を顧みずに助けるというのは、洋の東西を問わず価値のあることでしょうから、
このような映画が米国で作られたことは、欧米のみならずアラブ世界や他の地域にも影響を与えそうです。
全体的に緊迫感が漂よう内容ですが、最後の方は米国人が好きそうな展開になっていて、
Call of Duty のようになっていました。
登場する米軍ですが、制服に「ISAF」との表記がある人もいるので、国際治安支援部隊に所属している
米兵なのだろうかと思いましたが、その辺りについてはよくわかりませんでした。
ジョンの制服についている「JTAC」というのは、前線航空管制業務を遂行するための特別な認定資格
とのことです。
アーメッド役のダール・サリムさんは、イラク生まれのデンマーク人俳優です。
GUY RITCHIE’S THE COVENANT | Official Trailer
何かと残酷だったり重い要素が多い最近の映画ですが、こちらは気軽に楽しめる内容です。
タイトルの『ghosted』とは、連絡先を交換してもそれきりになってしまうことを指すスラングとのことです。
【あらすじ】
田舎で実家の農業を手伝いながら市場で小売もしているコール(クリス・エヴァンズ)は、
偶然、セイディ(アナ・デ・アルマス)と知り合いますが、連絡が取れなくなります。
セイディのカバンに入ったままになっている自分の喘息用の吸入器に、紛失防止タグを付けていたので、
ネットで調べると、ロンドンにいることがわかり、迷った末、彼女に会いに行くのでした。
そしてセイディの近くに行き、彼女を眺めていると、謎の男達に拘束されるのでした。
【感想】
「ブレードランナー2049」、「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」、「グレイマン」など、
最近色々な作品に出演しているアナ・デ・アルマスさんですが、彼女のために作られたような映画です。
銃撃戦やアクションシーンが盛り沢山ですが、グロは無く、見やすく楽しめる映画になっています。
「グレイマン」では不気味な殺し屋役をしていたクリス・エヴァンズさんは、本作では逆に
守られる役になっています。
Ghosted — Official Trailer | Apple TV+
【あらすじ】
臨時教員をしている皆川七海(黒木華)は、おとなしい性格で、生徒にからかわれても怒りもせず、
オンラインでの家庭教師やコンビニ店員もしながら暮らしています。
SNSで知り合った相手と何となく結納を交わし結婚式を挙げることになりますが、自分側の出席者が少ないことから、
ニセの出席者を何でも屋の安室(綾野剛)に頼みます。
しかし結婚後に、自分の物ではないイヤリングを自宅で見つけたことから、再び安室に連絡し、調査を頼むのでした。
【感想】
漂う黒木華と泳ぐ綾野剛
大学を卒業して教員になるくらいですから、七海はそれなりに恵まれて育ち、能力もあるのでしょうが、
作中に出てくる水槽の中のクラゲのように、終始、受け身で漂っています。
かたや何でも屋の安室の方は、様々なことをして細かく稼いでいるようです。
何かにつけて、何かを企んで、いろいろと収入に繋げているようです。
年代的に安室は、やる気があっても、あまり先に繋がりそうな仕事を任されることがないため、
自ら色々と情報を集めて、仕事を作っているのでしょう。
七海はあれこれあった後も、安室から家具などをもらい、彼との関係に疑念を持たないようでした。
恵まれて生まれ育った人と、そうではない中で育った人の対比になっているように見えました。
二人の関係は、漂うクラゲと泳ぐ魚のような感じの関係でした。
『リップヴァンウィンクルの花嫁』予告編