デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

二つ目の山はなかなか越せない     - ベニヤ・モーターボートの船体工作 -

2012年08月13日 20時37分30秒 | 工作実習
2012/8/13 (月曜日) 晴れ


ベニヤ板で作る船体はなかなか丈夫そうだけど、工作は大変だ。
今日から2つ目の山、船底を張る作業を始めた。
船底に貼る材料は何にしようか迷ったが結局は船縁に貼り付けたものと同じの
檜の薄板にした。
檜の薄板はかなり弾力があり、水に漬けて湿らすと相当急なカーブでも折れずに
曲がってくれる。


↓ 檜の薄板(幅10mm 厚さ2mm)を水に浸してやわらかくした。



↓ 船体のカーブに合わせて捻り曲げているところ。 クセが付けばもう戻らないので都合がいい。




↓ カーブのクセが付いているとはいえ、フレームに貼り付けるのは一苦労。 



↓ この辺りはねじり具合がきついのでずれないように固定するのが大変だった。 押さえるだけでは
   ダメなので虫ピンを打ち込んでずれないようにした。



↓ 一番内側の檜薄板を貼り終えた。 ここまでで約2時間かかった。



↓ 外側の薄板ほどカーブがゆるくなるので張りやすくなる。 それに舳先も紐で結わけるので
   しっかり固定できる。



↓ 隙間には整形した薄板を当てて接着する。



↓ 接着剤は2液混合タイプのエポキシを使った。 硬化時間は30分だが、薄板の位置調整や
   固定に時間がかかるので、規定時間内に貼り付けが終わるようにストップウォッチで確認
   しながら作業をした。



↓ 今日の作業結果。 1日かかってここまでしかできなかった。







接着作業は時間がかかるので大変だ。
接着剤は硬化時間30分のもので実用強度になるまでは50分かかる。
そしてカーブに合わせての接着だから、一箇所が終わらなければ次にはいけない。
底をいっぺんに張り付けることはできないのだ。
その間は他の作業ができるわけだが、船体ができなければ他の作業もない。
結局は庭の小鳥達と遊んで時間をつぶすようになる。
今日1日かかっても船底の1/3ぐらいしか張れなかった。
2つ目の山を越すのは大変だ。


コメント
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