2020/09/07(月曜日) 雨のち晴れ 台風10号が九州を通過
発振同調回路にバリキャップを使ったVHF・VFOを工作している。
うまくいったらこのVFOのバリキャップに鋸歯状波を加えて低い周波数から
高い周波数へスイープして発振するようにしたい。
そのスイープした周波数を受信機のLOC(局部発振)として使えば面白い
と思って工作している。
だが、このVFOの発振出力を観察してみると何だか幅が広がった(周波数帯域?
が広い?)ように見える。
果たしてこれで受信機がつくれるだろうか?、と心配になってきた。
そこで、先ず手動でバリキャップに加える電圧を調節してVHFエアーバンドを
受信する実験をしてみた。
(以上前書き。 いつも前書きが長いねぇ・・・
(「前書きのない文章は前菜のないフルコースと・・・」って
誰かさんが言っていた・・・ような?)
バカの一つ覚えで、前書きを書いてます。)
今回の実験構成はこんなものです。
バリキャップVFO以外は以前の実験で作ったものを使います。
これらはラック(これも段ボールで作ってます!)に納めています。
早速実験を始めました。
バリキャップVFOはダイヤルをちょっと動かしただけで(50KΩボリュームに直結)
発振周波数は変化してしまい、目的の周波数に合わせるのはとても大変です。
それにエアーバンドの交信も常時行われているわけではないので電波を捉えるのも
なかなか面倒です。
こんな実験をするのに二日もかかりました。
最初の日などは、同調を取ろうとダイヤルを回すと「ギャー、ギャー、ピー、ピー・・・」
と大きな音が出て、階下でテレビを見ていたお代官がびっくりしてやって来て
「何やってるのっ! ギャー、ギャー、と騒がしい! ご近所に聞こえたら迷惑でしょう!」
へーい、すいません・・・ 音を小さくしてやりますのでご勘弁を・・・
そんなわけで小さな音にしか録音できませんでしたが、バリキャップVFOが発振したLOCで
受信したVHFエアーバンドの交信です。
どうぞご覧ください。
ミキサーへの入力レベルで受信感度は大きく変化する。
VFOの出力は大きい方が良いみたいだ。
これは難しいなぁ・・・