2020/09/10(金曜日) 晴れ
マイコン(ESP-32)で鋸歯状波を発生させ、それをトランジスタで
増幅してバリキャップ・VFOをスイープ発振器にできる目途が立った。
次はESP-32で発生させる鋸歯状波の状態を外部から与えるパラメータで
自由に変化させる実験をしてみよう。
鋸歯状波は普通ではグランドレベルからスタートして直線的に上昇して行き、
最大値に達したら即、グランドレベルに低下して再び最高レベルまで直線的に
上昇していく波形をいう・・・と思いますが、バリキャップ・VFOに加える
鋸歯状波はスタート時の電圧、最高点の電圧を自由に調整設定できる必要がある。
鋸歯状波の電圧が発振周波数を決定するので、鋸歯状波1サイクルで発振する
周波数の変化幅(スイープ幅)を変化させるのにはこようにする必要がある。
(と思います・・・・・)
まだ先のことですが(こんなことを夢に描いています)エアーバンド内で複数の
交信が行われていてそれスキャンして電波を捉えたときはそこでスキャンを停止し、
交信をワッチしてからまた他の電波を捉えるためにスキャンを開始するような
機能も必要だし・・・
回路の実験でESP-32で生成した鋸歯状波(約3Vの波高値)を9Vに増幅できた。
これならバリキャップも駆動できるだろう。
ところで外部からESP-32にパラメータを設定するにはその数値を設定するスイッチが必要だ。
それもかなりの数が必要になる。
ジャンク箱をかき回して探してみた。
こんなものしか見つからなかった。 これじゃぁ全然足りない・・・・
こんなスイッチが見つかった。 もう二、三十年も前の部品だ。
0~9までの数値をバイナリコードでするスイッチと0~Fまでのものがあった。
数も十分ある。
蛇の目基板に取り付けて、出力を確認してみた。
バイナリコード❝D❞の出力の様子。
こんな古い部品が今役に立つ・・・・(かも知れない)
そんなこんなでこの機構を考えた。
これをESP-32のプログラム(ARDUINO-IDE)で動作させる。
でもそのプログラムをどう作ればいいのかはよくわからない。
プログラムを作るのは結構面白い。
なかなか思うようにいかないけど、何とか動作してくれた時は本当に嬉しいものだ。
インターネット・サイトには諸先輩方の工作記事や資料が沢山アップされている。
それを参考にしながら頑張っていこう。