2022/04/05(土曜日) 晴れ
いつまでもあれこれ疑問ばかりを作っていても仕方がない。
何しろ何でもやってみる実習生なんだから失敗を恐れず、
何でもやってみよう・・・というわけで「トリマ補正」の
実験をしてみた。
バラック組立のスパーヘテロダイン受信回路。
コイルはNo.3決めた。
変てこな台は作業机(スチールデスク)にじかに置くと変なノイズが乗ってしまうので
段ボール製の台(高さ3.5cm)の上に置いた。
(このノイズのことはまたブログネタにしようと思ってます。)
バリコンはこれで行きます。
LOCコイル回り。
MIX回路周り。 IFアンプや検波回路はまだ手付かずです。
テストオシレータの出力を同調回路に入れてその同調点周波数を記録していく。
今回は同調回路に微小な容量を付加して(トリマコンデンサ)して周波数の変化を調べた。
トリマコンデンサには容量値が分かっている固定コンデンサを使った。
バリコンのダイヤル目盛(10度間隔に18目盛(180度)を一つずつ進めては
データーを記録していく。
トリマコンデンサは効果があった。
例の右上がりの跳ね上がりは抑えられていく。
周波数の低い方も若干だが周波数が下がってしまう。
そんな実験結果をグラフにしてみた。
トリマ補正の無い時のANT同調とLOCの出力です。
周波数が高くなるとANTとLOCの差は大きくなっていく。
LOCのバリコンにトリマコンデンサを取り付けた時のグラフ。
トリマの10pFを付け加えながら何回も測定してデータを記録した。
ANT側のトリマは取り付けるのが大変だったの22pFの(本当の)トリマコンデンサを
取付けた。
LOCの同調周波数ー(マイナス)ANT同調の周波数=IF(本来は455KHz)
であるが、この実験ではその値は400KHz~300KHzぐらいにバラついていて
実用にはならないだろう。
微調整ができるように容量が可変できるトリマコンデンサ(バリコンに付いているけど・・・)
で実験してみる。
それにトリマコンデンサを入れると全体に同調範囲が低くなるのでこれもまた問題だ。
コイルを巻き直さなくてはならない・・・・・
まぁ、それはさておいて受信できる電波(TBSぐらいは受信できそう)で
MIX回路やIF増幅回路の実験をしておこう。
MIXやIFAがうまくいくかは確認していない。 こっちも大事だからね・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます