デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

ESP-WROOM-02を12bitバイナリカウンタにしてみた 

2019年07月23日 20時58分58秒 | 工作実習


2019/07/23(火曜日) 曇りのち晴れ


ESP-WROOM-02でいろいろなプログラムを勉強して少しは使い方がわかってきた。
そこでいよいよ温度計と気圧計の組み立てに入ろうかと、思っている。
でもESP-WROOM-02はアナログ入力端子が1つだけ(だと思います・・・)。
それに入出力端子(GPIO端子)も少ない。
そこで「勘違い」購入してしまった「ESP-WROOM-32」を使ってみることにした。


工作雑誌記事に出ていた「ESP-WROOM-02」を買うつもりだったが
勘違いして「ESP-WROOM-32」買ってしまった。
今まで部品箱にしまってあったがこれを使ってみることにした。



このボードはESP-WROOM-02よりも高機能でアナログ入力端子もGPIO端子も多数ある。
(いくつだかはよくわからないけど・・・)
デジタルデータをアナログ電圧に変えて出力するDAコンバータ端子も2本ある。
そしてWiFiの他にBluetooth(ブルートゥース)も使える。
まぁ、良くはわからないけれど高性能なのは確かだ。

GPIO端子が沢山あるので12bitバイナリカウンタを組み立ててみた。
以前からこういうマイコン(マイクロコントローラ)でバイナリカウンタを作ってみたかった。
でも、ただ雑誌で工作記事を読むだけでGPIO端子の使い方もわからず、どうやって
カウントしたデータをバイナリ出力に変換するのか想像を巡らすばかりだった。

今回、初めてこういうボード(ESP02やESP32のこと)手にしていろいろ勉強した結果
プログラム内で計数したカウント値を記憶しておく変数(カウンタ)の各桁のビット状態(0か1)を
読み取ってくる関数(コマンドみたいなもの)があることを知った。
なるほど・・・これを使えばカウンタの数値をバイナリ(0か1)に変換して取り出すことができる。

ブレッドボードにESP32やLEDを取り付けてカウンタのプログラムをロードした。



最初は変な動作をしてしまった。
プログラムを何度も修正して、やっと正常にカウントするようになった。



そんなテストの様子を動画でご覧ください。




プログラムをループさせて1回転するたびにカウンタを+1していく。
最大カウント値が4095(12bitのLEDが全点灯)になったら次のカウントで再び0から
カウントアップする。
これを繰り返すだけ・・・・・ただそれだけです。

まぁ、これを以前工作したミリタリエアバンド(250MHzから350MHz付近)をスキャンする
スペアナもどきに使えればいいかなと思っている。
このカウンタ出力を抵抗ラダー回路に加えて鋸歯状波を作ればプログラムの機能で
カウント開始値やカウント終了値を自由に設定できるだろう。
そうすれば鋸歯状波の開始電圧、停止電圧が変えられてスイープ周波数の範囲を変化させられるようになる。

でも、このボードの発振周波数では最高のカウントアップにしても、4800Hzぐらいにしかならない。
これでは12bit鋸歯状波では1Hzぐらいだから使い物にならない。
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