今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

世界遺産 タージマハル

2019-07-30 13:16:17 | インド

死ぬまでに絶対行きたい場所だったタージマハルです。そのスケール、芸術性、全てがすばらしい!

これだけを見ると、「インドってなんて美しい国なんだろう」と思ってしまいますが、ここまで来る道中のカオスを忘れてしまうぐらい圧倒的な美しさです。

これは正面ゲートです。

このドームのようになったゲートを抜けると正面にタージマハルが見えてきます。暗闇からボーっと見えるタージマハルの姿は、どこか別の世界に迷い込んだような、幻の世界を見ているような錯覚に陥ります。

このゲートをタージマハル側から見た写真はこちらです。

インドの庭とは思えないほど(失礼?)整然と手入れされ、ゴミ一つ落ちていません。観光客は厳しいセキュリティチェックを受け、飲食品一切持ち込み不可、お金とカメラとスマホぐらいしか持ち込めません。ノートとペンを没収されていた人もいました。そして、白亜のタージマハル内に入る時は、大理石を傷つけないように、足カバーを履かせられます。インドの宝を守るための努力は並々ならぬものがありました。

タージマハルはムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した総大理石墓廟 です。

お妃様のためにここまで巨大な墓廟を20年かけて作るとは、当時の人たちは王様は頭がおかしくなったぐらいの感覚だったのではないかと思いますが、その王様の異常なまでのお妃様への愛の結晶が、今のインドの宝となっています。

そのインドのお宝をバックにして、女子3人でインスタ映え写真撮りまくり。やり切りました!満足です!

   

 


シティ・パレス ジャイプール

2019-07-26 16:06:24 | インド

シティ・パレスと呼ばれる建物です。その建物の色から、別名ピンクパレスとも呼ばれています。
ジャイプールがピンクシティと呼ばれるのは、これらの建物から来ているみたいですね。

天井からは大きなシャンデリア。当時のマハラジャの豪華な生活ぶりをイメージすることができる場所です。

インドの国鳥はクジャクだって知っていましたか?豪華なクジャクが建物の入り口に施されています。

 

クジャクの前でヨガポーズ!

ガイドの説明によると、ここには300名以上のお妾さんを住まわせて、王様は毎日女性を選んで、夜な夜な遊んでいたらしい。300人もお相手する(できる)とは、恐るべき性欲。インド人がエロいのは歴史的なDNAなんですね。


ジャイプール世界遺産ジャンタルマンタル

2019-07-19 00:42:03 | インド

コンクリートの不思議な形をした造形物が並んでいる場所ですが、世界遺産に登録されている、ジャンタル・マンタルという天文台です。

いろいろな形の観測機が並んでいて、太陽や星や天体やら、それぞれの目的に合わせて精密に作られたものだそうです。天体好きな人には、ワクワクドキドキが止まらない場所なんでしょうが、一般ピープルには理解するのが難しい…。

天体観測の歴史を知るうえで、人類史上の重要な建造物なので、本来は我々のような無知な観光客が来るところじゃなさそうですが、インドにこういう場所があったとは知りませんでした。

唯一、これだったら分かる!とツアー客が一斉に写真を撮ったのは自分の星座の計測器の前です。

これは私の星座、いて座です。これでいて座の位置を観測できるようです。どうやって?
ガイドに説明してもらいましたが、理解できませんでした(泣)

 


ジャイプール 世界遺産アンベール城

2019-07-07 12:58:58 | インド

ジャイプールにある、世界遺産アンベール城です。

こんなところに、こんな巨大な城壁とお城があったとは…。インドはミステリーだ。

私たちはジープでここまで登ってきたのですが、象の背中に揺られて太陽門と言われるゲートまで登るツアーが人気のようです。

山の尾根には延々と城壁が続き、宮殿はその中にあります。

ここでの見どころは、宮殿内の装飾です。キラキラの細かい鏡の装飾が見事。

  

顔が映る鏡もあって、上手に写真を撮ることができると、自分の顔がこの宮殿の装飾の一部になるようですが、写真を撮るガイドさんとの息が全く合わず、あっちの角度こっちの角度といろいろ工夫した割にはどーでもいい写真になりました(苦笑)(下の写真)

 

 

写真はポーズが命!インドに来たからにはヨガで決める!と、この日からふみねえ先生のご指導の下、ヨガポーズにチャレンジ。これは楽しい!ただポーズに夢中になるあまりに、景色をちゃんと見る暇がなくなりますが、面白写真がたくさん撮れました:)


ジャイプール - ジャール・マハル

2019-07-04 23:50:22 | インド

ジャイプール駆け足観光の立ち寄りスポット。ジャール・マハルと呼ばれる湖の中の宮殿。

この宮殿は中に入ることはできないのですが、フォトジェニックとして観光地になっています。

結婚式の前撮りをしていたカップル。もちろん見ず知らずの方ですが、観光客のリクエストにも気さくに応じてくれました。インド映画に出てくるカップルのよう。ザ・インド!

 


ジャイプール 風の宮殿

2019-05-29 13:35:45 | インド

ピンクシティと言われている、ジャイプールにある「風の宮殿」です。

宮殿というよりも、街の中に突然現れた巨大な壁という印象です。950以上の窓があって、姿を見られることを禁じられていた宮中女性のために建てられたもので、女性たちは風通しの良い小部屋から、祝祭の行列や街を眺めたそうです。中に入ることもできるようですが、今回はバスを路上に無理やり止めて、写真を撮っただけ。

写真だけ見ると、穏やかな場所に建っているように見えますが、実は交通量がめちゃめちゃ激しいところで、クラクションと人ごみの嵐の中、命からがら写真だけ撮って、急いでバスに戻って終わり。慌ただしかったという印象が強く、美しいサファードを見ながら悠久の歴史に浸るような余裕はゼロでした。ゼーゼー。

風の宮殿の向かい側はこんな感じで、写真はここから撮りました。

  

ガイドさんは路上に出て必死に観光客の身の安全を守りながら、「早く写真を撮ってください、気を付けてください」と言い続け、「もういいですか」の号令と共に、ガイドの後についてこの道を渡ってバスに戻りました。

インドのガイドは大変!体力のいる仕事です。もちろんこの日も気温は40度です。


インドカレー

2019-05-24 15:18:41 | インド

  

インドに行ってきたと言うと、「どうだった?」の次に出る質問が、「お腹大丈夫だった?」です。

日本人のステレオタイプなインドに対する印象は、「インドに行くとお腹壊す!」であることを改めて実感しました。多分100人に聞いたら、99人が同じ質問しそう(笑)

皆様のご期待に沿えない回答で申し訳ないのですが、ツアー客全員がお腹を壊すこともなく無事でした。

セーフ!

特別胃腸の強い人ばかりが集まったわけではないと思うので、ツアーにアレンジされているレストランは普通に安全だと思います。きっとお腹を壊す原因としては、食事以外にもいろいろあるのかもしれないですね。疲れているとか、過度に心配性だったりとか。

インドに来たからには、食べるものは、カレー、カレー、カレー、翌日も、カレー、カレー、カレーです。

私は特にカレー好きというわけではないですが、「またカレー……、うんざり(泣)」にはならずに、毎日楽しくカレーを食べることができました。正味3日間しかいなかったから、飽きる前に帰国したというのもありますが、カレーは飽きにくい。よって、インド人が毎日カレーを食べ続けることができるのも納得!

毎回、何種類かのカレーが出されて、自分のプレートに少しずつ取り分けて、ナンやインディカ米につけて食べるのですが、最初は味の違いが分かっていても、そのうちプレートの中でごちゃごちゃに混ざって、結局どの味なのか分からなくなるのが常です。

辛さは程よくマイルドで、スパイスも程よく調合されていて、「これは無理!」というカレーは一つもありませんでした。日本で食べるインドカレーの方が辛い。インド人はこんな辛い物を毎日よく食べれるな?と思っていたのですが、実はローカルで食べているカレーはそんなに辛くないのかもしれないです。日本人の方が辛い物好きなのかも。

記憶に残っている、無理だったもの。一つだけありました。

塩ラッシー。

マンゴラッシー、バナナラッシーを避けて、あえて塩ラッシーに挑戦したのですが、これは無理だった。

たまたまそのレストランのレシピがダメだったのかもしれないけど、難易度は高かったです。

ツアーで唯一残念なのは、自分でお金を払わないから、これが一体いくらぐらいするのかが分からない。

ネットで調べると、中級クラスのレストランで300ルピーから1200ルピーぐらいらしいです。日本円にすると、(1ルピー:1.6円)480円~1920円ぐらい。かなり安い。

レストランで注文するビールは400ルピー(640円)、ラッシーは200ルピー(320円)だったから、冷静に考えると飲み物はかなり高いことになります。観光客向けの値段か?

とりあえず、安全なところでお腹を壊さずにツアーを終えることができた対価と思えば悪くない?ですかね。


世界遺産3 クトゥブ・ミナール

2019-05-20 00:09:28 | インド

インドで一番高い石柱で高さ72.5mあります。

クトゥブミナールはヒンドゥー教徒への勝利を記念して建てられたイスラムの塔で、インド初のモスクの隣に建てられたものです。

  

イスラムの建造物なのに、ヒンドゥー教の装飾が柱や建物の内部に施されているのが特徴となっているようです。

石造りの柱の彫刻は、カンボジアのアンコールワットやインドネシアのボロブドゥールで見たものに似てるなと思ってガイドさんに言ったら、「ヒンドゥー教はすべてインドが起源です!」とピシャリと言われました。

そうでした、その通りです。ヒンドゥー教に関するインド人のプライドを感じた一瞬。

    

これらのヒンドゥー教の神々は、バスが止めてあったすぐ後ろの壁にずら~っと並んでいたのですが、これは何のためのものか分かりますか?

立小便禁止のためだそうです。

立ちしょんをしようとして、ふっと頭を上げるとそこに神様がいたら、信心深いインド人は躊躇するので抑止力になるらしいです。なるほど!

でも一か所で抑止したところで、インド全体のカオスな状態はどうなるものでもなさそうですが。


バスから見たインドの景色

2019-05-14 00:27:47 | インド

今回のインドツアーはゴールデントライアングルと言われている場所にある世界遺産を見て回る旅なのですが、バスの移動時間が長い!1日目はいきなり6時間以上のバスでの移動となりました。その間ず~~~~っとバスの窓から眺めていた景色がすごかった。

    

牛が一番多かったけど、羊、ラクダ、ロバ、豚、馬、鶏、まさか像はいないよねと思っていたら、象さんにも遭遇しました。

これはカルカッタのお祭りの行列を撮った写真。偶然遭遇したので、きれいにお化粧をした象さんにも会えました。

人間の順応力は素晴らしい。最初は、「見て見て、牛がいるよ!あっちにもいる!」と興奮状態だったのですが、3分おきにバスの窓から牛を見ながら3日も過ごすと、だんだんと空気のような存在になってきました(笑)

交通量がかなり激しいところでも、中央分離帯でも、どれだけ車のクラクションが鳴り響こうが、我関せず。動物と人間の共存というのは、インドではこういうことを言うのでしょうか?NHK朝ドラの北海道の牧場とはかけ離れた状況で、インドでは人間も家畜も命をすり減らして生きているように感じました。

そして気温は40度!

日本人で良かったよ~。


世界遺産2 フユマーン廟

2019-05-12 10:12:46 | インド

 ムガール帝国第2代皇帝フユマーンの死後、妻が建てさせたお墓で、完成したのは1569年です。

見事なシンメトリーのシルエットで、タージマハルも影響を受けたと言われています。ここからインドを代表する建築物が作られていったというルーツになる建物です。

建物の中央にはお墓があります。これは人工的な部分で、この下の階に本当のお墓があるようです。意外とシンプルでここに死者が眠っていると思わせるような独特な雰囲気はほとんどなく、お墓よりも建物のディテールに注目が集まっている建物でした。

この後で見るインドのほとんどの歴史的建造物には、砂岩で作った幾何学的な彫刻が施された窓がありました。これはムガル帝国の特徴のようですね。インドは数学が得意な国ですが、このころからその片鱗があったのかも。それぞれの窓に違う幾何学模様の窓がはめ込まれていて見事な造作でした。

チケット売り場の窓も幾何学模様です。左右の窓口の違いは分かりますか?インド人用と外国人用に分かれていて、なんと入場料が15倍も違います!外国人が600ルピーに対して、インド人は40ルピー。ぼったくりだ!

番外編ですが、インドには野犬がたくさんいます。

わんわん吠えて近寄ってくるのではなく、大体こんな感じでそこら中に寝転がっています。同じようにそこらへんにいる牛、ヤギ、ロバ、羊等々はすべて買主がいるらしいのですが、犬だけは野生らしいです。犬をペットとして飼う習慣がない国なのでしょうか?不思議。。。

公園を掃除していた人たち。女性は色鮮やかなサリーを着て作業をしています。働きにくくないのだろうかと疑問に思いましたが、日本も昔は着物を着て作業をしていた時代があったから同じような感覚なのかも。ミレーの落穂ひろいみたいな情景で気に入っている写真です。ですが、この日の気温はすでに40度近かった。インド人はたくましい!