ミシュラン二つ星 和幸
今から13年前ぐらいにジェネラルモーターズで働いていた時に出逢った友人から、2年ぶりにメールで連絡をもらったのが1ヶ月前。
「ひさしぶりー!元気?懐石食べに行かない?」という嬉しいメールに、「行く、行く」とメールを返して、6月24日の1時に目白の駅で待ち合わせました。
「きゃぁー、元気だった?変わってないねぇ」と、お互いにその言葉に安心しつつ、取りとめもない話をしながら、懐石料理店を目指したのでした。
「ところで今日行く懐石料理の店って、何ていう店?」
「和幸っていうお店で、この間テレビで紹介していたんだよ。ミシュランで二つ星を取ったんだってさ」
「えっ、ミシュラン?まじ。それって夜行ったらすごく高いんじゃないの?お昼だったら1万円ぐらいで食べれるの?」
「うーん、もうちょっと高いかも」
「えーーーー、(無言)」
昔っから大胆な友人だったのですが、あーんな軽いノリのメールで、いきなりミシュランの二つ星に誘われたのでした。
「だって稼いでいるから大丈夫だよね」
いやまあ、そりゃ働いていますから、そこそこお金はありますが、それにしても大胆だなぁ。ところで、こんなカジュアルな服で行っちゃっていいの?お財布の中にお金入っていたっけ?
いきなり不安になりながらも、とりあえず行っちゃえー、と何の心構えもなく、行っちゃったのでした。
ミシュラン初体験手記は次号に続きます