竹内まりやの「カモフラージュ」の詩の一部
『もしも世界が明日終わり迎えても あなたがいれば怖くない』
愛する人がいれば、愛する家族がいれば、支えてくれる人がいれば
きっと大丈夫
どんなに困難なことがあっても、その人の笑顔を見たら
きっときっと大丈夫
だってあなたはひとりじゃないから
竹内まりやの「カモフラージュ」の詩の一部
『もしも世界が明日終わり迎えても あなたがいれば怖くない』
愛する人がいれば、愛する家族がいれば、支えてくれる人がいれば
きっと大丈夫
どんなに困難なことがあっても、その人の笑顔を見たら
きっときっと大丈夫
だってあなたはひとりじゃないから
震災以来始めたことが二つ
一つは誰でもやっていることだと思うけど、電気を使わない。
使っていない部屋の電気は消す、冷蔵庫の温度も上げた、そして震災以来エアコンを使っていません。
リビングはガス床暖房で十分、床暖のない部屋は毛布をかけていれば十分過ごせます。
もう一つは、お財布の小銭は全部寄付する。コンビニでお買い物したおつりは全部寄付、スーパーの
お買い物のおつりも全部寄付。もちろん信用できそうなところで寄付します。
よって、震災以来、私のお財布には小銭が入っていません。
大きなお金を一気に寄付するのももちろんOKですが、それだとずっと続けられないと思って、こつこつ
寄付をやっています。
そして、今週末は家にあった本、地震で崩れてきた本を整理して、リュックに詰めてブックオフと我が家を
3往復しました。全部で50冊ぐらい売ったら、2500円ぐらいになったので、それを全部寄付しました。
これはお勧めです。部屋は片付き、本はリサイクルに回せ、売上金は義援金になります。
Win-Win-Win です!
そして、昔やっていた小銭貯金の貯金箱のお金も全部寄付しました。
そして商店街にある喜多方ラーメンのお店が、ラーメン1杯10円を義援金にするというキャンペーンを
やっていたので、協力してきました。
本当にささやかなことですが、小さなことだったら案外できることは沢山あるのかもしれませんね。
これからも何ができるのかを考えて行きたいと思います。
43万人を超える人が避難所生活をしているという。
実際に避難所に行った人に聞いたのだが、どの避難所もビックリするほど静かで、争いが起きたり、
泣いたりわめいたりする人もなく、静かに秩序正しく集団生活をしているという。
そんな静かな避難所を見ていて思うのは、音楽があれば…、ということ。
これは以前友人から教えてもらった音楽メッセージ。
世界中の人が一つになって、世界平和を歌っているもので、その構成力の高さに驚き、
音楽のパワーを実感しました。
お勧めです!
Below is a link to one of the best pieces of sound engineering around today. This is a video of street singers from around the world being recorded, overlayed and mixed with one another while singing the song "Stand By Me". It is a marvel to listen to and watch. They all deserve to be heard. The finished product is tremendous!
http://vimeo.com/moogaloop.swf?clip_id=2539741
地震の爪あとはどんどん色濃くなり、事態は収拾するどころかどんどん悪くなってきていますね。
今日はとうとう東京23区の水道水にも危険信号が点ってしまいました。本当に怖いし、不安です。
安全な日本というブランドは、ゆるぎないものだと思っていたのですが、安全の裏には、
原子炉という核爆弾の存在があったことに、日本国民全員が今ようやく気付いたのではないでしょうか。
さてそんな暗いことばかりを言っていると、気分が滅入ってきてしまいますので、明るい話題を少々
このお花は地震の翌週の月曜日にお花やさんが活けてくれたものです。
電車の運休、ダイヤの遅れなどで、社員の3分の2ぐらいが出社できず、人気のないオフィスで、
地震で倒れたキャビネやファイルの整理をしていたら、いつも通りお花屋さんが来て、いつも通り
花を活けてくれました。
そして社員の白衣をクリーニングしてくれているクリーニング屋さんも、いつも通り朝9時半頃に
来てくれました。
その後、給湯器のメンテナンスをしてくれるお姉さんが来て、ヤマト運輸、DHLといった、
宅急便業者も次々やってきました。
皆さんのプロ意識と責任感に感心すると同時に、今までは当然のように思っていたのですが、
こういう人たちに日々支えられて業務を行うことができていることを改めて感じました。
地震で全てを失って、傷ついて先の読めない不安で日々を送っている人が、何万人もいると思いますが、
皆さんは決して1人じゃなくて、被災者同士、被災していない見ず知らずの人、直接的、間接的に
多くの人の支えがあるはずです。
それを信じて、もう一度立ち上がる勇気を持たれることを切に祈ります。
地震から今日で11日目。
地震当日、家にようやく帰り着いて寝室のドアを開けようと思ったら開かない!
「はっ?何で?」と思い、別の入口から入ってみたらこの光景が広がっていました。
箪笥の引き出しは開き、ゴルフバックは倒れ、本棚の本が散乱し足の踏み場のない状態。
その上、驚いたことに、壁と本棚の間に10センチぐらいの隙間ができていました。
手で押し戻そうとしても、ぎっしり本が並んでいる本棚はピクリとも動かないのに、10センチの隙間!?
どんだけすごい力がかかったんだと思うと、恐ろしくて、そのパワーの強大さに驚愕しました。
地震の時にこの部屋にいなくて本当に良かった…
しばらくはこの光景を見て、ため息をついてばかりだったのですが、
これを機にいらない本は片付けて、分野別に並べてスッキリした本棚にしよう!と
前向きに取り掛かったはいいものの、分類に迷うような本が出てくると、
とたんに手が止まってしまい、「う~ん、ちょっと休憩してからにしよう…」、な~んて
休憩したら、やる気が失せてしまい、あれから早数日が経ってしまいました。
片付け下手なんですよね。
A型の皆様のように、ビシッとタイトル別、色別、高さ別で並べるなんて芸当は
とてもできません。とりあえずで置いた置き方が、その後何年もなんてことは
しょっちゅうです。
最近はやりの断捨離、本当に必要な物だけを選んで、すっきりと暮らす生活術。
私の憧れではありますが、挑戦するたびに、これほど難しいことはないなと実感します。
でも津波で何もかもが奪い去られてしまう様を見ると、物への拘り、捨てられないって
一体どういうことなんだろうと深く思ってしまいます。
地震の爪あとを見るたびに、諸行無常を感じます。
人間は何も持たずに生まれ、何も持たずに死んでいくのかな。。。
3月11日の東北関東大震災から今日で10日。
みなさま、元気ですか?私は元気です。
振り返ること10日前の2時40分ごろ、私は川崎にあるオフィスビルの20階の部屋で
会長と話をしていた時に、突然グラグラと地震に見舞われました。
「あれ?地震?」
と話を中断して、揺れを感じ始めた直後に、激しい横揺れ。
立っていられず、床にしゃがみこみ、そのまま身動きができなくなり、床に向かって
「○○さん、助けて、怖い、助けて、怖い、○○さん、助けて~」
と延々と、御年六十ウン才の会長に助けを求め続けていました。会長も助けを求められても
困っただろうな~。もちろん助けてもらえないことは分かっていても、声を出してないと恐怖で
どうかなりそうだったので。
取り乱した私とは正反対で、会長は椅子に座ったまま、「長いね~、大丈夫だよ。もうすぐ終わるよ」と、
冷静沈着、動揺ゼロ。
「怖い、助けて」と叫びながらも、一方で「何でそんなに冷静でいられるの?」と、会長の冷静さを
観察している自分もいて、極限状態において、恐怖で心臓が張り裂けそうでも、人間って、
その瞬間に別のことを考えていたりするのですよね。
その後の後日談で分かったのですが、私があんまりヒーヒー、キャーキャー大騒ぎをしているのを見て、
会長は「これは俺まで動揺するわけにはいかない」と思ったそうなのです。お陰で冷静になれて
良かったよと言われました。
ということは、会長もかなり怖かったということ。
ということは、周りの男性が動揺していないように見えたのは、これは相当やせ我慢してるってこと?
この推理は当たっていますか?
それにしても今回は非常時に自分がどういう行動を取るかが良く分かりました。
私の場合、どうやら全く理性が働かないようです。
「怖い!」と思うと、足がすくんでしまって、後先のことが全く考えられなくなってしまうのが
分かりました。どこに逃げたらいいのか、逃げる時はどういう格好で逃げるのか、何を持って
逃げるのか、とにかく頭の中が真っ白状態。
ボーっとしていたら、「ヘルメットかぶって!寒いからコート着て!水持った?」と声をかけて
もらって、ようやく我に帰る始末。
津波が来たら、完全に逃げ遅れるタイプだと自覚しました。
日本は地震の多い国。1度あることは2度、3度あるはずです。今回の自分の行動パターンを
認識して、地震が来たときにやるべき事をきちんとルール化しておこうと思いました。
まずはリュックサックに歩きやすい靴に水。これだけは必須です。
家の中にあるガラクタを片付けて、防災グッズは所定の場所に、最重要グッズとしておいて置こうと
心に決めました。
自分の身は自分で守らなきゃ、ですよね。