今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

お茶会

2008-06-15 20:16:41 | 茶道ときもの
今日はオークラホテルで行われた江戸千家のお茶会に参加しました。

母にグリーンの一重の着物を送ってもらい、朝から帯に悪戦苦闘の末、ばっちりきれいに着て参加しました。私の場合、どちらかというと着物が着たいからお茶会に参加するという動機なので、順序が逆でお茶の方はいつまでたっても上手になりません。着物を着てオークラホテルに到着したら今日の目的は全て果たした気になっていたんだけど、あれっ、これからお茶会始まるんだと気づき、急に緊張感が高まってきました。

昨日は着物や帯を準備して、必要な小物を全部並べて…とこんな面倒くさい衣装って世界中探しても着物ぐらいだと思う。でも明日着る着物の事を考えて準備していると何だか楽しいし、着物を着た自分の姿も結構気に入っている(ナルシスト?)ので着物を着る機会を増やしたいと思っている今日この頃。

せっかく日本人に生まれたんだから、着物を着る楽しさを味あわなきゃソン。きれいって言ってもらえるのも後数年かなって思うので、今のうちに着ておこうととても前向きな私なのです。


父と世界経済

2008-06-14 01:32:56 | 家族
最近たまに父のことを考えることがある。父は26年前に50歳の若さでこの世を去ってしまい、私の中で父は永遠に謎の人になってしまった。父が一体何を考えていて、どういう人だったのか、幸せだったのか不幸だったのか、どんな夢を持っていて何がやりたかったのか、何も聞かないままあっという間にいなくなってしまった。

父のことを考えていて、突然今日はっと気が付いたのだが、そういえば昔母から「パパは経済の本を書くのが夢だったのよ」と聞いたような聞かないような、なんとも頼りない記憶が蘇ってきた。

母に電話して
「お父さんって経済の本を書くのが夢だったって聞いたような気がするんだけど…」

「あぁー、そうだったみたいよ。毎日難しい本ばっかり読んでいるから『何でそんな難しい本ばっかり読んでいるの?』って聞いたら『将来世界経済の本を書きたいと思っている』って言うから、へぇーそうなの、どうぞ頑張ってくださいって思った。何だか知らないけど一生懸命勉強してるって感じだったね。」

「世界経済?そんなことやっていたの?知らなかった。お父さんって文章が旨かったの?」

「さぁー、読んだことないから分からない」

「じゃぁさ、世界経済の話とかしなかったの?」

「一度もない。どうせ話しても分からないって思っていたんじゃないの?」

記憶の中にいる父は日曜日になると朝からパジャマ姿のままダイニングテーブルの右端に座ってずっと経済書を読んでいた。日ごろは物静かで子供に対して怒鳴ることすらなかったのだが、一度だけ父の本を汚してしまったか、本を動かしてしまった時に、「絶対にお父さんの本に触るな!」と怒られたのを覚えている。「たかが本ぐらいのことで何怒ってんの、馬鹿みたい」とその時かなりむかついた記憶がある。それがきっかけで父がますますうざい存在になってしまい、うざい父が情熱を傾けている経済なんて興味すら持たなかった。

母に「あんた、何で急にそんなこと聞くの?」と言われ、何で急に思い出したんだろうと思った。先週、世界経済の話を聞きに行ったのがきっかけだったと思うが、その時はあの話と父が結びつくなんて思わなかった。ぼんやり経済のことを考えていて、そう言えばお父さんはいつも経済書を読んでいたな、一体何を読んでいたんだろうって考えていて、はたと思いついた。

今回母に聞いて初めて知ったのだが、父は大学時代はかなり優秀な学生だったらしく、経済学者になった飯田経夫さんという人とどっちが大学に残るかで争ったらしい。飯田さんはかなり裕福だったらしく、高価な本を次々買える身分だったらしいが、父はそんな余裕がなかったため、学問に生きる道をあきらめて社会に出ることにしたらしい。大学時代の成績もオール5だったと聞き、そこまで経済の道を極めようとしていたなんて想像もしていなかった。ましてや世界経済の本を書こうとしていたなんて…。

父は母とは本当に対照的な人で、寡黙で感情を表に出さないタイプの人だったから、何を考えているのかさっぱり分からなかった。やりたい放題の母をコントロールすることすらできない気が弱い父という風に見えていたが、経済に関しては内に秘めた情熱があったんだろうな。

26年も経ってからなぜ今気になるんだろう。ガンと宣告されてからの6ヶ月間、病室で毎日何を考えていたんだろう?何であんなにも全てを悟りきったかのように死を受け入れられたんだろう?父がどういう人間だったのか断片的な記憶をつなぎ合わせようとしても、あまりにも情報がなくてこれ以上膨らまない。父が情熱を傾けていた世界経済、そこに何があったんだろう?

マザーハウス

2008-06-11 22:36:21 | 気付き
山口絵理子さんが書いた「裸でも生きる」を読みました。これはバングラデシュでハンドパックの製造をして株式会社マザーハウスを起業した彼女の壮絶起業物語。若干25歳!すごいの一言、こんな25歳が日本にいたんだということに感動しました。

彼女の根性物語は「情熱大陸」でちょっと見たのですが、その時はなぜバングラデシュ?なぜバックを作るの?なんでそんなにこだわっているのって、なぜなぜが5つぐらい付いちゃって伝わってこなかったんだけど、本を読んで彼女の生き様、信念、情熱、行動力に圧倒されました。情熱は人を動かすんですね。

「情熱大陸」を見たときに一つ思ったのは、彼女が作っているバックがおしゃれでセンスのいいものだったから、バングラデシュとあのバックのクオリティの高さがマッチしなくて、違和感を感じた記憶があります。その時に日本人のセンスの良さって素晴らしいなって思った。アジアの国々が日本のセンスに追いつくには50年ぐらいかかるって聞いたことがあるから、日本人の持つ美意識、センスの良さをもっともっとアピールすべき。日本人にしか作れない物って沢山あるはず。

彼女の奮闘記を読んで、私も何かやらなきゃなんて思った今日1日。彼女みたいに号泣するほど悔しい思いをして、それでも立ち向かった経験なんて私の人生には未だかつてない。結局そういう思いをした人が成功者になれるんだろうなと思った。

週末は彼女の思いの詰まったお店に行ってバックを買ってみようかな。何か物を買うにしても、そういう思いのこもった物を買う行為はきっと満足感が違うだろうなって思いました。

カプチーノ

2008-06-09 19:39:48 | 気付き
表参道のアニバーサリー・カフェで出てきたカプチーノ!見事なデザインで見ているだけで幸せな気持ちになれたのでアップします。ささやかな事なんだけど、人を幸せにできる仕事っていいなぁ。

私の中ではディズニーランドのポップコーンが幸せナンバーワン!辛いことがあってもあのポップコーンがあれば元気になれる。


靴買っちゃいました!

2008-06-08 22:21:13 | 東京
ショッピングに出かけました。

1年に1回大人買いをするのがフェラガモのバーゲン。
フェラガモの靴は多分木型が私の足に合っていると思うのですが、履きやすくて疲れないから大好き。今回は3足大人買いしちゃいました!バーゲンといっても平均で3万から4万するのでやっぱり高級靴です。でもどうしても実用第一で選んでしまうのが悲しいところ。今回も①履きやすさ、②石畳を歩いても疲れなくて尚且つヒールが縁にひっかからない、③シンプルで定番、仕事用、で選びました。

一生の内で一度ぐらいは実用性じゃなくて、おしゃれ重視の靴を買ってみたい。高い華奢なヒールで、絶対走れなくって、アスファルトや石畳を歩くための靴じゃない靴!もちろん電車なんかには乗りません!今のところはそんな靴買っても履いて行くところもなければ、車もないし、合わせるお洋服もないので必要ない(涙)けど、いつかは買ってやるぞ!!

ところで今回のバーゲン会場はいつもに比べてとっても空いていたのが不気味でした。毎回奪い合うようにして靴を選ぶのに今回は拍子抜けするぐらいの余裕。レジの前にもいつもは長い列ができていたのに、誰も並んでいない状態。どういうことなんだろう?ガソリン代高騰で買い控え?不景気?女性が買い物しなくなっちゃったら誰がするんだろう?日本経済大丈夫かなって不安になりました。

サブプライム問題と国際金融危機

2008-06-04 21:48:32 | 経済

いきなりすごいタイトル。これは何かと言うと、昨日参加した講演会のタイトル。テレビ東京のビジネスサテライトのコメンテータをやっている五十嵐敬喜さんの講演会でした。こんな話を聞いて理解できるのだろうかと思って恐る恐る参加したのですが、これは面白かった。内容もさることながら五十嵐さんの話し方が素晴らしかった。聞き手に分かるように話すということのまさにお手本のような話し方で、難しい表現を避けて分かりやすく理路整然と話す話術に感心しました。

講演の内容はさておき、私が気づいたことが二つ。

この講演会は業界2位のヘッドハンター会社がクライアントを招待したものだったのですが、ホテルニューオータニの『翔の間』に入ったとたん目に入ってきたのはスーツ姿の男性約200人!女性はというと10人もいなかったんじゃないかという位。なんじゃこの男尊女卑は!!! 日本の社会ってまだこんなに男社会だったんだと言う現実をまざまざと見せ付けられた感じで唖然でした。20年前と何にも変わってないじゃん。長いこと外資系に居て、男女平等当たり前の環境に慣れきっていたのですが、あっちの世界の方が現実離れしていたんだということに今更気が付きました。これでいいのか日本社会。

もう一つは肩書きが付くと言う事は、こういうトップの人達に近づくチャンスが増えるってことなんだなと実感しました。今回招待されていたのは、中小大企業の社長、代表取締役クラスの人が多くて、えらくなって肩書きが付くと、こういう人達と名刺交換できるチャンスが訪れるって事なんですね。えらくなるとこういう講演会にも参加できて、知識や情報もトップクラスのものが得られるし、そうかぁ、世の中ってこういう事になっているんだと思いました。


モディリアーニ展

2008-06-03 00:44:00 | 東京
日曜日(6/1) に乃木坂にある国立新美術館にモディリアーニ展を見に行ってきました。国立新美術館はいつも六本木ヒルズからその全景を見下ろしていたんだけど、実際に行ったのは初めて。地上から降りたような気がして、微妙な違和感。

さてモディリアーニ。映画ではアンディ・ガルシアが破滅的な天才画家を演じていたけれど、写真の中の本物モディリアーニもかなりの男前。そうかぁ、ジャンヌはこの男に惚れたんだなぁ。才能があって破滅的で男前、二人が向かった悲劇的な結末も、この二人が持つ強烈なオーラを見ていると分かるような気がして納得。数ある女性の肖像画の中でもジャンヌを描いたものがやっぱり一番きれいだし、愛情が込められている感じがした。ジャンヌはモディリアーニを追って自殺をしてしまうんだけど、絵の中のジャンヌは100年経ってもモディリアーニを愛しつづけている。

ところで絵を見ているうちに嬉しいシンクロニシティを勝手に発見。瞑想エクササイズで3つの願いを決めて、その一つ一つの願いにそれぞれ手のポーズをつけたのだが、ジャンヌが右手を胸に当てているポーズが正しく私が決めたポーズと同じだった。
何だか嬉しい。願いが適うかも。




瞑想エクササイズ

2008-06-01 01:52:59 | 気付き
金曜日にTaoZenの瞑想エクササイズに行ってきました。妄想はよくするけど瞑想って一体何をどうするのか私にとっては全く未知の世界。去年ぐらいからスピリチュアルな事にはまっている私は、面白そうなにおいのする事には躊躇せずに飛び込んで来たのですが、今回もその直感は当たりました。

このエクササイズでは自分の願いを3つに決めて、それを実現するための手法を学ぶというもので、まず最初は自分の願いが何であるかを探すところから入りました。「願いを思いつくままに遠慮せずに8つぐらい書いてください」と言われ、書き始めたらどんどん出てきて8つどころか15個も。あれっ、私って結構欲張。

次にその中から願いを3つに集約したのですが、その過程で大きな気づきがありました。今まで将来の目標だと思っていたことが実はそんなに自分の中では望んでいなかったことが分かり、その代わりに全然違うことを望んでいたことに気づきました。これは大発見です。瞑想パワー侮れません。確かに何かのエネルギーに抱かれている感覚を会場で感じました。

このエクササイズを21日間やると何かの効果が得られるらしいので、ここは前向きに自己暗示をかけて、効果狙います!

21日後(6月20日)に何が起こっているのかワクワクです。