当初はクィーンズタウンで2日間スキーをする予定だったが、スキー終了後にどちらからともなく、「スキーは1日でいいかも」という意見が出されて、それ以上議論しなくてもお互いに同じこと考えているのが分かった。こういう時は日本人のあうんの呼吸って便利だ。やっぱり小野さんも疲れたのよね。私もヘロヘロ。
早速翌日は何をしようかということになり、ホテルのトラベルデスクでアクティビティを調べた。デスクの壁一面におびただしい数のアクティビティのパンフレットが並んでいる。その数ざっと見ただけでも200種類ぐらいありそう。バンジージャンプからスカイダイビング、パラセイリング、バルーンツアー、ロッククライミング、ホースライディング、ラフティング、フィシィング、スキー、ゴルフ、各種サイトシーイングツアー、カジノ、温泉、エステと山盛りだくさん。お金と時間さえあれば1ヶ月ぐらいは十分楽しめそう。こんなにお手軽にWinter Sports とSummer Sports を同時に楽しめるところって世界中のリゾートでも少ないのでは?ホテルのデスクに頼めば、全てのアクティビティの予約をしてくれて、バスがホテル前まで迎えに来てくれる便利さ。ニュージーランドの実力を垣間見た気がした。
山盛りあるアクティビティの中から選んだのはやっぱりワイナリーツアー。だって小野さんはワインの勉強をしているわけだし、ワイナリーはマストアイテムでしょう。バスの出発はお昼過ぎで、ワイナリーを4箇所回って昼食付き。朝もゆっくり寝坊して、朝ごはんもゆっくり食べて、昼からはワイン三昧。なんて贅沢。
という訳で、午前中はタウンで飽きずにまたショッピングをし、ワイナリーでワインが買いたくなった時に備えて、十分なキャッシュをATMで下ろし、バスに乗り込んでワイナリーツアーいざ出発!
別のホテルからNZ人男性2名が乗り込んできた。2×2になったぞ。ちょっとイケてないけど、楽しい人たちだったらいいなと思いながら、「あいのり」バスはワイナリーに向けて出発したのでした。
つづく