今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

リビング茶室

2017-07-17 07:27:54 | 茶道ときもの

暑いですね、ここまで暑いと何もする気になれませんが、そんな時は茶道のお稽古。

自宅のリビングに簡易茶室を作ってみました。

 

雑多なものに囲まれてはいますが、ちょっとした精神統一、マインドフルネスには効果的です。

忙しい現代社会において、ネット疲れした時などは、茶道で精神統一、お勧めです。

無になる方法としては、私はこれが一番!

茶道というと、お点前のわずらわしさで敬遠する人が多いですが、この空間は特別です。

人をもてなす精神が茶道の本髄ですが、自分のために点てるお茶もいいですよ。

お勧めです。

 


加賀友禅

2017-02-05 23:27:24 | 茶道ときもの

先日初釜に着た着物です。

着物に詳しい方に、「すてきな加賀友禅ですね」と言われ、気づきました。

これって加賀友禅なんだ‥‥。

知らずに着ているのでは、制作者の方にあまりにも失礼であると反省し、ちょっと調べてみました。手書きの加賀友禅とは、一人の作家さんが作るようですね。京友禅は作業が分業化されているのに比べ、加賀友禅は手間の掛け方が半端なさそうです。この着物は、落款に記された方が作った物のようです、時間をかけて作り上げた作品、大切に着なければ。

 

色を入れる前に、糸目を引くという行程があることを知りました。絵の枠取りをする行程のようです。

直接関係ないですが、「金に糸目をつけない」という言葉がありますよね。

大学生の頃に、建築会社を経営しているお金持ちの奥様の大豪邸に行ったときに、その奥様が繰り返し使っていました。あまりにも印象的だったので未だに覚えています。

「金に糸目をつけない」の糸目とは凧揚げの糸のことのようですね。

さてその奥様がその後どうなったかというと、糸目をつけなかったので、倒産して夜逃げしてしまったのです。

有言実行?この言葉、怖いですね。


不白流初釜

2017-01-28 22:15:22 | 茶道ときもの

今日は不白流の初釜。春のように暖かい一日でした。

 

家元のお手前を見て、薄茶、濃茶、立礼と5席も参加して、お菓子を5個も食べて、点心もいただいてお腹いっぱい。

こんなにたくさん着物を着た人を一同に見るのは初めてって言うぐらい、今日はありとあらゆる着物を見ました。

そして、例の銭洗弁天で洗ったお札で購入したものは、これ。

精進します!

 


茶筅供養

2016-12-24 13:32:38 | 茶道ときもの

クリスマスウィークの週末、皆様はどのようにお過ごしですか?

私はクリスマスとは全く関係ありませんが、池上本門寺で行われたジミ~~~なイベントに参加してきました。

 

ご本堂で盛大な供養会の法要が営まれ、その後に、本堂前にてお焚き上げが行われました。

供養しているものは、これです。

お茶をたてるときに必要不可欠な道具、茶筅です。

茶筅はちゃんと供養してから処分するものだったんですね。なんて日本的な習慣。

本来は心を込めて「ありがたや、ありがたや」と感謝の気持ちを表すところなのでしょうが、
観光気分でやってきた私は、傍観的にこんなことを考えてしまいました。

「日本は平和だな~」

ぼそっと言ったら、隣の直子さんに「やっだ~」とキャッキャと笑われてしまいました。

同じ感性で良かった(ホッ)

この供養祭は池上本門寺のHPにも載っていました。写真を撮りまくっていた僧侶はHP担当だったんですね。

時代は変わる。

https://honjyuin.com/%E6%B1%A0%E4%B8%8A%E3%80%80%E6%9C%AC%E9%96%80%E5%AF%BA%E3%80%80%E8%8C%B6%E7%AD%85%E4%BE%9B%E9%A4%8A/


7月の香道

2016-07-18 21:28:46 | 茶道ときもの

昨年の10月から毎月1回香道のお稽古を始め、ようやく香木の香りの違いに、自分の嗅覚の記憶がなじんできたのか、
今月のお稽古では、パーフェクトに香りを当てることができました。

 

 

蒸し暑い中、がんばって着物を着て勝負に挑んだ成果がでました。

 


初釜 2016年

2016-01-30 09:08:23 | 茶道ときもの

速川先生の初釜に参加し始めて、はや4回目となりました。

今年の初釜の参加者の皆さま勢ぞろいです。着物姿が並ぶと豪華ですね~。

美知子さんの亭主によるおもてなし、千鳥という作法で、順番に客とお酌を酌み交わします。
一周するころには相当出来上がっています。繰り返しお酌を受けて飲んでを繰り返していたら
9人で一升飲んだらしいです。亭主も客もお酒が飲めないとだめで、「いえいえもう結構」では
場が盛り上がらないし、お作法がお作法通りに進まないので、お酒を飲みます。
このときばかりは、お酒が強い人がうらやましい。。。

そういえば、誰かがこの写真を見て、義兄弟の契りの盃だと言っていました。決意のほどが伝わってきます。

懐石料理は、長峰の長嶋さんの本格茶事懐石です。毎年このお料理が食べれるのは幸せ。
特に、白みその汁は絶品中の絶品。ここでしか味わったことのない味です。

毎年行われる、数茶のお作法では、速川先生自作の川柳が披露されます。

私が引き当てた、札は、「夢一つ」

夢一つ かなえるために  脱皮する

新年から勇気づけられる句をプレゼントしていただきました。


ヤフオクで

2016-01-17 23:51:17 | 茶道ときもの

インターネットの普及で、ネットで何でも買える世の中になりましたが、私はこんなものを買っています。

 

これは私が落札した商品の一部です。

オークション終了1時間前ぐらいは、毎回ドキドキで、ネットの向こうにいる見えない敵と
戦うことになるのですが、落札できなかった時は、素直に「ご縁がなかった」とあきらめることにしています。

逆に落札できるときは、案外あっさりと手に入ったりします。

ご縁のたまもの!

お茶道具をネットオークションで買うということには、多少の抵抗はありますが、
誰にも使われずに倉庫に埋もれてしまうよりは、欲しい人の手に渡ったほうがお道具も生き返るはず。

大事に使って、お稽古に精進します!


香道をはじめました

2015-11-21 13:52:16 | 茶道ときもの

先月から香道を習い始めました。

微妙な香りを嗅ぎ分ける風流なお遊びなのですが、お遊びとはいえ、意外と難しいです。

まず最初に、試み(試飲ならぬ、試香 みたいなこと)をやって、2種類の香りを記憶にしっかりとどめて置く必要が
あるのですが、その段階で、もうすでに迷いが生じます。

言葉には表現できないような、微妙な香りの違い、どこか違うかと言われても、

「う~ん、ちょっと、今の方がなんとなく、しょっぱいっていうか、甘くないっていうか、そんな感じ?」

香りを表現する表現力って本当に難しいですよね。

昔の人の感性は素晴らしく、香木の組み合わせに季節の言葉や歌を合わせて、その季節を思い描き感じながら、
香りに集中し、違いを嗅ぎ分ける。

いろいろ考えすぎてしまうよりも、直観力と、自分を信じる力が必要なのかもしれません。


そして、全問正解者、もしくは正解が一番多かった人には、記録が授与されます。

先生が書くと、こんな立派な証書になり、これだけでも作品です。

私はビギナーズラック(?)のおかげか、勝者として記録を頂くことができました。

茶道のお作法よりも、ずっとカジュアルで、ちょうどよい難しさと直観力を試す場として、はまりそうです


2015年初釜

2015-01-31 23:07:58 | 茶道ときもの

2015年の初釜に参加しました。

 

速川先生の初釜に参加し始めて3年目ですが、これがないと1年が始まらないような感じになってきました。

お稽古歴の長いベテランぞろいの中で相変わらずドギマギですが、繰り返しやっていると
その場の雰囲気になじむのは上手になってきたような気がします。

そんなんじゃ、全然だめなんですけどね。

亭主の美知子さんのお点前は、圧巻の貫録でした。ここまで来るのには相当練習しているはずです。
いいものを見せてもらいました。

先生のご自宅兼茶室は、住宅街の中にあって、すぐ隣は東急大井町線が走っているのですが、
一歩門を入ると、この場所は完全なる異空間で、日常の雑事も音も何も入ってきません。

数時間この中に滞在して、外に出た時にそのギャップに驚きます。

茶室の持つその神秘的なパワーに魅せられています。


お茶事 一鴻庵

2014-12-04 12:54:22 | 茶道ときもの

ご亭主のひろみさんからお誘いを受け、群馬県伊勢崎市にある一鴻庵に行ってきました。

    

この日のメインイベントは、新茶の詰まった茶壺を開ける、口切の儀です。

始めて見ることだらけで、こんな儀式もあるのかと勉強になりました。
新茶の香りは、何とも言えずフレッシュな香りで、色も見事なグリーンでした。
なかなかできない経験をありがとう。

ひろみさんのお点前も優雅で見事でした。なんでもできちゃうんだなと感心。

手入れの行き届いたお庭は見事な紅葉で、お庭も楽しませてもらいました。

  

お着物姿のマリアさんとツーショット。マリアさんは、7時間ぐらいに及ぶ長丁場のお茶事でも、ずっと正座していられるのです。
すぐ根をあげてしまう私とは大違い。 あっぱれ!