2月2日の日曜日は、次女家の孫娘、かれんちゃんのバイオリンの発表会でした。
場所は、外国人も多い六本木。
年が明けて初めての都心への外出、
何だかちょっぴり不安に。
理由は、もちろん新型コロナウイルスの猛威。
外出時マスクを必ず着用するように、とテレビではしょっちゅう注意喚起しているからです。
そのマスクが、最近は品薄で高騰しているとか。
幸いにも我が家には、着用したことはほとんどないのに、過去に購入した予備のマスクが、何故か結構ありました。
都心でもマスクを着用している人はあまり見かけずちらほら。
私達も結局使用しませんでした。
娘たちへの伝言
マスクが足りなかったら送りますから、連絡してね。
私用と同伴してくれる次女家の長男K君の分もトートバッグに納めました。
それ以外に、カメラ、化粧ポーチ、相変わらずの新聞の切り抜き持参で家を出発。
発表会場は、いつも同じ所なのに、六本木の駅はとても苦手な私。
駅構内は迷路のように複雑。
ですから次女の計らいで、K君がお供してくれることになりました。
そのお礼も兼ね、最寄り駅前のレストランでお昼はご馳走してあげるつもりだったのだけれど、K君は、家でママが用意した昼食を適当に食べていくとのこと。
それで、駅の改札口で合流となりました。
清潔感溢れるお店で、店員さんも感じがいい。
大好きな空間ですが。
こんなつまらない画像では、お店の良さは伝えられないですね。残念。
サラダ付きのビーフシチューセットの画像を撮るのも忘れて、また残念。
とても美味しいランチでした。
そのため、私は一人でお気に入りのカフェ、神戸屋キッチンでビーフシチューセットを注文。
その前に、駅構内のお花屋さんで、かれんちゃんに贈るブーケを買い求めました。
素敵なダイニングブーケも売っていたので、我が家と、次女の義母様宅用にも。
そういえば、孫たちの発表会では、いつも同じコースを辿っている私です。
これだけで、結構な散財になるのだけれど、特別な嬉しイベント日なのだからと思い、自分を納得させています。
六本木の音楽ホールまでの道のりは、私は何の不安も抱くことなく、中2のK君に頼りっ放し。
K君はスマホの道案内を検索しながらでしたが、多少手間取ったよう。
反対側の間違った出口に出て、横断歩道を横切る羽目に。
五分近く歩いて、音楽ホールに到着しました。
いよいよ本題のバイオリン発表会の記事に入ります。
企業オーケストラの記事の時にも書いたけれど、音楽の話は苦手な私。
ですから、今回も簡単にまとめ、後は徒然なる思いを。
会場は、とても小さなホールで家族的な雰囲気。
バイオリンの先生の旦那様は有名なマジシャン。
この方の余興と、実に巧みで温かな会話ももう一つの愉しみでした。
いつも、ほのぼのとした雰囲気の発表会です。
かれんちゃんは午前中は、バレーのレッスンを済ませ、その足で、バイオリンの発表会場に来るといった忙しさ。
他にスイミングも習っています。
いずれも本人の希望とか。
ゆえに、とても頑張り屋さん。
才能があるかどうかは別にして、何事にも真面目に取り組む性格。
この日のバイオリン演奏も見事でした。
実に丁寧に弾いていて、澄んだきれいな音色が出ているように思いました。
発表会にしては、随分カジュアルな服装。
発表会を開いてくださった先生のためにも、もう少しドレスアップするのがマナーというものではないかしら?
と一言意見はしましたが、娘には娘のやり方があるのでしょう。
それ以上は何も言いませんでした。
お兄ちゃんも、中学入学前は、この先生のお世話になっていたのだけれど、野球の練習日と重なるため、今は違う先生の指導を受けています。
K君も、文武両道の頑張り屋さん。
バイオリン演奏がこよなく好きらしく、他の方の演奏を聴く眼差しと姿勢が真剣そのものでした。
プログラムも真剣に見つめるK君。
最後に演奏して下さった先生の曲は、「G線上のアリア」。
この曲は、若い時から私は大好きで、心が洗われるような感動にいつも打たれます。
昨年の発表会のあと、K君に、おばあちゃんが臨終間近になったら、この曲を枕元で弾いてね、とお願いしたのだけれど、覚えていてくれるかしら。
一方長女家の孫娘桜ちゃんはピアノの名手。
何て、チョット表現がオーバーかな。
中高のクリスマス礼拝では、オーデイションで選ばれ、全校生徒と父兄の前で独走したほどです。
そのさっちゃんは、今留学試験を受けるため、猛勉強中とか。
ママは自費留学と言った甘い考えは許さない、と言っているようです。
孫たちは、私と違ってみんな頑張り屋さん。
唯一気がかりなのは、初孫で私が一番手をかけた長女家の長男のR君。
そういえば、K君も同居時期が数年間あったので、R君以上に目をかけたものでしたが。
R君も、就学前までは、ピアノのレッスンを受けていました。
転居と同時に、何故か辞めてしまったR君。
ピアノのお稽古をずっと続けていれば良かったのに、と、今はかえすがえす残念でなりません。
何か打ち込める、練習がそれなりに大変な趣味があると、それが頑張る精神を養ってくれますものね。
とは言っても、R君は昨年難関大学と言われる所に入学し、真面目に勉強に打ち込んでいます。
ただし、学生時代の私に性格が一番似ているように感じられるのがR君。
ですから、ほんの少し責任を感じてしまう祖母の私ですが。
私の心配など気にも留めず、孫達は四人四様、それぞれの道をきっと健やかに歩んでくれるに違いありません。
そう願って止まない私です。
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