今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

医療従事者の大親友のことがいつも気がかり

2020-12-16 07:05:48 | 

最近、医療従事者の大変さを伝える報道には、心を痛めてばかりの私です。

もう医療崩壊が起きつつある、そんな雰囲気が伝わってきます。

大変なご苦労をなさっているのに、今年のボーナスは減額などになると。

どんなに崇高な使命感で働いていらしても、心が折れそうになられることでしょう。

 

一方、政府は国民には旅行を愉しんでくださいと言わんばかりに、潤沢なお金をそのためにばらまく有様。

急遽中止になりましたが。

いくら観光業者や飲食店で働く人達を助けるためとはいえ、医療従事者の心情を余りにないがしろにし過ぎた対策ではなかったか、と。

旅行なんてとんでもない。

自宅に戻ることさえできず、堪えて奉仕に身を投じている人たちの気持ちを・・・。

政府にはもっともっと察していただきたいです。

 

中止にしてほしいとの医療関連者、その専門家のの訴えが私には他人事にはとても思えませんでした。

明と暗を益々際立たせるような財政資金の使い方に、どうしても私は納得できませんでしたが・・・。

中止になって、本当に良かったと思います。

 

私はGoToトラベルを利用した旅行者が、感染を拡大したとは必ずしも思ってはいないけれど、国民の気持ちが一気に緩んでしまった。

その影響は、非常に大きかったでしょう。

果たして一旦緩んでしまった気持ちのタガを、国民が締め直すことができるか少々不安です。

 

このサンタさんの顔も何だか不安そうな表情に見えてきました。

 

私の親しい友人には、不思議と医療従事者の奥様の立場におられる方達が多いです。

皆さん、それはそれは麗しい人格で、敬愛して止まない方達ばかり。

病を抱えた人にいつも接し、その相談相手にもなっておられるからでしょうか。

 

もう亡き高校時代の親友も、ご主人様は開業医でした。

私が今割と親しくしていて、電話を時々いただく小中高の同窓生も、元は整形外科医の奥様でした。

今はご主人様は引退されお嬢様がその医院で診察に当たっておられます。

 

そして更に私の心の友、姉妹と変わらないと言っていいくらい何でも語り合える大学時代の親友、愛称はやっこちゃん。

彼女の旦那様も開業医。

元は愛知がんセンターの勤務医でいらっしゃいました。

 

友も、今はそのご主人様の片腕となって、医療事務に毎日専念しています。

今のお仕事が生きがい、と言う彼女。

地域医療に身を捧げて頑張る姿に、友人とは言え、私は心からの敬意を抱いています。

 

 

私は、彼女のことを想わない日はないほど気に掛けていましたが・・・。

さぞ日々緊張を強いられ、心身ともに疲れ果てているのでは、と思うと、電話を掛ける事さえ憚れていました。

すると、彼女の方から一月ほど前に電話がありました。

「今日は主人は珍しく息抜きのゴルフに出かけ留守なの。それで~ちゃんの声が聞きたくなったの」という彼女。

 

二か月ぶりくらいに耳にした、彼女の柔らかな優しい声。

余りに嬉しくて、胸が一杯になってしまった私です。

何と三時間近くもおしゃべり。

彼女の苦労話を色々聞かせてもらいましたが、意外にとても元気。

優しい温かな口調と雰囲気はいつもと変わらず、ホッとした私です。

 

今一番応えるのは、看護師やスタッフに辞められること、と言っていました。

病院も個人医院も同じような苦労を抱えているようですね。

「新しい人をお願いしようとすると、斡旋業者がとてつもない金額を要求してくるの」と、少し嘆かわしい口調で話していた彼女。

 

「やっこちゃんみたいな優しい院長夫人の下で働く人達は、とても仕事がしやすいのでは」

と言うと。

スタッフ同士の間の人間関係がこじれるのが原因のようでした。

医療従事者の人達は皆な、心身共に疲れ、傷つきやすくもなっているのでしょう。

 

私は、そんな彼女の力に何もなれないけれど、色々な苦労を抱えて頑張る友に、心からのエールを送りたいです。

「世の中が落ち着いたら、また~ちゃんに会いに上京するから、前のようにホテルに泊まってゆっくりおしゃべりしようね」

と言う彼女。

私もその日を心待ちにしています。

 

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拙いブログをお読み下さいまして、本当にありがとうございました。

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