まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

「時をかける少女」

2007-07-22 15:50:51 | モブログ
を、昨夜、楽しんで観た。アニメは苦手なのだが、これは去年上映になった時からの評判を見聞きしていたので、機会があったらと、待ち焦がれていた。

映画とは関係ないけれど、時をかける少女、という題名がそれだけで、どこか遠い所にいざなってくれる気がする。
うんうん、文句なく楽しんだ。陳腐だが、甘酸っぱい青春という感じ。私がもっと若かったら、ぐっと感情を入れ込んだだろうなと思うと、自分の年がざんねん、悔しいわ。
それにしても思う、男二人に女一人は、物語にしても歌のグループにしても成立するけれど(そして壊れるけれど)、女二人に男一人の話ってなかなか見かけないね。どうしてかしら・・・

『時』といえば、今、時々NHKBSで、「清左衛門残日録」を再放映している。

昏ルルニ未ダ遠シ

原作の「三屋清左衛門残日録」は、たびたび海外のお供をしてもらったくらいお気に入りの本だから、もちろん本放送の時もしっかり見ていた。
第5話で、幼馴染のやはり隠居した平八に向かって言った
「おぬしも時が余っているとみえる。。。。」というセリフがやけに耳に残っている。
時が余っている、ねえ。
なんともかとも、あまりにぴったりで、我が身を捩りたくなる気分にさせてくれるわ。

お供してもらった割にはすっかり忘れていたので、横浜に帰った時本棚を探したがどうしても見当たらない。もう日に焼けて赤茶色になっていたはずなのだが、時がたつと何もかも忘れ去られるのね。
コメント (2)
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