計画好き

覚悟して来たけれど思ったよりは暑くなくて。あくまでもも想像したよりはね・・・

横浜に来る日が決まるといつも、あの日はこうしてこの日はこうして、と計画を立て始める。昼食はどこで何を食べようかなんて前もって考えているんだから。

今回は明日の予定しかない。横浜友に付き合ってもらう、愚痴その他もろもろを聞いてもらう。大いに笑わせてもらう。そして、まっ、いっかでお開きとさせてもらう。

残りの二日は計画がない、いろいろ考えるがいまいち気が乗らない。
庭を見てからと（どの程度の仕事があるか分らないからね）、そのときの天気とで決めればいいかと計画したら、落ち着いたわ。

この予定を立てるといおうか計画を立てるといおうか、それが好きなのは血液型のせいだったのね。

薬局ご主人が孫のリュウチャンを連れて、盆休みにキッザニアとかに行くと言う話を聞きつけたからには、よそ様のことなのにプランを立てずにはいられない。
「駅は豊洲か、ホテルはどこに取ったの？ん、お台場？それならゆりかもめがいいかね。イや遠いわ。やっぱり地下鉄だ、有楽町乗換えでさ。暑いからあちこち回らないようにね。大江戸温泉？そんなところ行かなくていい！佐渡の潟上温泉のほうがいくらいいっちゃ。」
などと、お節介をする。何その通りにしてくれなくていいの、聞く耳もたなくてもいいの。私が行った気になって楽しんでいるんだから。

そういう本によると、私の血液型は大の計画好きだそうな。
いかに実現するかに思案をめぐらし、最善策を講じようとするんだって。
例えば旅行をしようとすると、行き先が決まればそこに関して調べるのが大好きで、観光場所、何を食べるか、何を買うかまで興味のあることにはあらゆる情報を集めるって。
どう？横浜友のTさん、Yさん、あれは血液型のせいだったのよ。
海外でまでお店探してふらふらしたのは。分ってくれたかしら。
それで、現場で予定変更は平気なので、目的を果たせなくても結構楽しんで帰れる人だそう。
巻き込まれたあなたたちは迷惑でも、血液型のせいなのだから仕方ないのよ。
そういうわけ。

二日間のことはそれでいいとして、東海道線に乗り換えたら、靴下を履いていないことに気がついた。行儀悪く新幹線の中で脱いでいたの。
あの汚い靴下は、どこに置いたのかしらどうなるのかしら。車内清掃員の方、まことに相済みません、どうか見ない振りしてつまんで捨ててください。