まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

見廻り

2009-01-24 09:36:02 | モブログ

佐渡は雪です。湿った重い雪が昨夜から降っています。


(今日の撮影ではありませんが・・・)


昨日は娘に休みをとらせて、市中見廻りごっこ。

時代捕り物関係の小説を読んでいるとよく歩くこと歩くこと。
慶次郎縁側日記の慶次郎さんだって、寮番をしている根岸から八丁堀まで歩いてくるんだからね、信じられない。

お頭の長谷川平蔵だって市中見廻りにあちらこちら出かけているんだから。
そんなに歩けるのかしら、ぜひとも体験しなくてはと思っていたので、昨日いよいよ決行の運びになった次第。

ま、娘を木村忠吾と見立てて、東京駅八重洲口を出発。平蔵の役宅は清水門外にあるからほんとはそこからだろうけれど、何しろ意気地がないからそこははしょって勘弁してもらことにして。

八重洲通りを真っ直ぐに歩き、馴染みの八丁堀を通って亀島橋を渡る。ここかどこか忘れたけれど、橋のたもとに芭蕉の句があったわ。
で、永代橋を目指して永代通りを歩き進めて・・・・
忠吾と話をしながらだから、ここまでの40分くらいの道も大して苦にならない。

当時とは場所も違うであろう近代的な永代橋の上から隅田川を眺めて、佃島あたりの高層マンションを眺めて・・さて江東区の深川突入。
仙台堀川を渡り、清澄公園、清澄庭園に入る。
江戸名所図会にもしっかり載っている霊厳寺そば、最終地点の深川資料館まで約1時間。

役宅から出発してもたぶん1時間半で十分来られるだろう。
ってんで、二人しての結論。
いくら探索しながらでも、道筋を変えながらでも、深川までは案外近く来られるんだねってことでして。
これなら軍鶏鍋の五鉄も粂八の船宿鶴やも日帰りできるわ、いざとなったらお籠もあるんだから、と納得した次第で。

締めはお頭が忠吾に御馳走したように、私めも娘にランチを御馳走して見廻りのねぎらいを。こんなどうでもいいことに付き合ってくれた感謝の気持ちを込めてね。

 

コメント
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