まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

こぼす

2009-02-13 09:52:12 | モブログ

そりゃあ取りこぼすだの、お得意の愚痴をこぼすだの、こぼすにも多々あれど文字通り食べ物をこぼすの話。

幸いなことに大嫌いな掃除機をかける仕事は父の役目。その父が、
「お前の下は念入りにかけておいたから」って言うでないの。何のことはない、よく食べ物をこぼす私を見ているから、私が座っているテーブルの下を念入りに掃除機をかけたそうな。ああああ。
「父さんに言われるようになったらお終いだね」と憎まれ口を聞いたけれど、よくこぼすのはほんとの話。どうしてこうこぼすのかね(いやいや、あらゆる方面でのことで)



2月10日 清々場所



お皿から私の口に持ってくるまでの間にこぼす。
つまみ損ねて皿の外にこぼす。
鍋から鉢に盛り付ける時にもこぼす。
時に牛乳をマグカップに注ぎ入れる時にもこぼす。
ご飯をお茶碗に盛る時もこぼす日にはもう絶望的だわ。

私はそれで、きっと脳梗塞の前兆だよって騒ぐけれど、当然のごとく誰からも相手にされないのよ。

そういえば、横浜の知人が私くらいの年の時によく嘆いていたことを思い出す。
「娘たちにさあ、ママきったない!新聞紙敷けば!って言われるのよ。悔しいわ」
その時はお腹を抱えて笑っていたけどなあ、私もそうなったわ。
薬局ご主人のことを妻は、
「まあ、このもんは、こぼすっちゃ。孫に、じいじこぼしたっていっつも言われとるや」と暴露するけれど、当のご本人は、
「入れ歯だと食べとる最中にこぼしやっすいんだが」と苦しい弁解をするわけでして。

で、94歳の父は老娘に指導するわけです。
「箸でつまんだら、2,3回振って、落ちんかどうか確かめてから口に入れえ」
せっかちな娘はそんな悠長なことはできません。つまんだ途端、速攻で口に入れたいのです。かくして食事の度に毎日何かかにかテーブルおよびテーブル下に落としている始末で・・・
みっともない。

コメント
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