まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

「大手町の森」から「国立公文書館」へ

2017-08-19 09:12:54 | くらし

話は10日佐渡行の日に戻って。
だいたいどこに寄って行こうかなとそれなりに計画立てる、立てるが何しろ夏の暑さ寄る年波には勝てない。
どうしても観ておきたい展覧会もない、おまけに出がけの天気が悪いと電車の中でうじうじ考える。

サッサと佐渡に帰ろうかそれとも・・・ってね。
で、東京駅が近づくにつれて、
やっぱ佐渡はいつでも帰られる、ついではこの時しかない、と寄ることを決心するわけ。
今回はうーんと唸った結果の候補として「国立近代美術館」-日本の家 1945年以降の建築と暮らしー

涼しければ皇居東御苑を突っ切って行くのだが夏はそうもいかない。
外が見えない大嫌いな地下鉄、しかも乗り換えが面倒な大手町駅を通ることになって。
一刻も早くと思って足を急がせていたら見えた空間。(エスカレーターから反対側撮る)

あれ?なんだろうと逸れて表に出るエスカレーターに乗った。出口に『大手町の森』の案内。

さらに進む次のエスカレーターに乗っていると石垣が

目の前にはこんなオブジェがあるビル

大手町タワー」の設計に携わった方の言葉
(略)一大オフィス街の真ん中というロケーションで、しかも自然をそのまま再現したとなると、ほかには例がないでしょう

高層ビルに寄り添うように造られた森には、200本を超える高木が植えられ、地面は様々な地被植物が覆う。ちなみに緑地の中には遊歩道の類は一切設けられておらず、人は緑地には立ち入れない。落ち葉はそのまま肥料となっていく。森は癒し空間であると同時に、ヒートアイランド現象の緩和や、局地的豪雨に際しての都市型水害の抑制といった効果も期待されているのだ。

だそうだ。これらの知識は全部自宅に帰って来てから知ったもの。最初から知ってればね、もっとよく見たのに。
後の祭り。それにしても偶然目にしたものは面白い。へぇーと、地下鉄乗り換えも苦にならなくなった。

竹橋で降りて近代美術館まで歩くも開館が10時とあっては時間が余る。
北の丸公園方向へぶらぶら。目に止まったのが無料の文字。「百人一首」なんて全く無知なのにね。
無料につられて中へ。

いやいや展示がよく工夫されていて目の保養に頭活性化に。
まずはかるた。

蔵書や書は省略ね、老眼には厳しいの。
で、おもしろかったのが「小倉擬百人一首」
和歌に、当時流行した当世風の絵を添えたもので、絵師が国芳・広重・豊国。

出口で企画のひとつ、タッチでかるたに挑戦しませんか、と誘われたけれど、無知がすぐばれるから
と丁重にお断りしたわ。

肝心の「日本の家」展

たったこの2枚。関心のほどお察しください。
朝早く家を出ると、これだけのものを観てもそれなりの時間に佐渡に着いた。でも疲れるわけね。

 

 

コメント
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