今月の横浜友定例会は、どこか行きたい病にかかっている二人が小さな旅を提案。
TV「ぶらぶら美術博物館」情報から「江之浦測候所」はどうだ!となったけれど、
何しろ暑いから屋外はまたの機会にと延期。
で、今度は「日曜美術館」情報 (webから)岡田三郎助「あやめの衣」の女性に会いに行くことに。
箱根も仙石原『ポーラ美術館』は結構遠い。夫は「化粧品観に行くのか」なんて頓珍漢なことを。
かくいう私もそんな美術館があることは知らなかった。私にとって箱根は近いようで遠いからね。
珍しく年上友が指揮を執る。小田原8:50の直通バス乗車に間に合うよう時間設定してくれて。
美術館9:42着。いいねいいわあ、降りた時から期待に胸膨らむ。
エントランスまでがまた素敵で、すでに作品を鑑賞している気分が。
両横は林の緑
中に入るとエスカレーターで下る ガラス張りの天井からの光
1階のアトリウムギャラリーは 大山エンリコイサムの大きな作品「Kairosphere」
そして今回の企画展『印象派、記憶への旅』展示室へと
ゴッホ「ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋」(ポーラ美術館所蔵)のポスターが出迎えてくれる
1歩中へ入ると モネの「セーヌ川の朝」(ひろしま美術館所蔵)
それにしてもすごく印象に残る素敵な建物だ。
明るくてモダンですっきりしていて観賞しやすくて。いったいどなたが設計したのかと調べたら、
日建設計、担当は安田幸一さん(現在は東工大教授)。日本建築学会賞を受賞している、そうでしょそうでしょ、納得よ。
「箱根と自然と美術の共生」のコンセプトのもと、2002年9月に開館。印象派など西洋絵画を中心に約1万点を収蔵。
ほんと私的3大美術館に加わったわ。
外から見る。
展示室は地下にあることがよく分かる。
作品紹介などの続きはまた。