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まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

おみやげ

2009-04-20 09:47:28 | くらし

「あんた、食べえせん」と昨夕お隣さんが・・・持って来てくれた。山盛り。うまいものやに出したいくらい、1000円分はあると思うこごめ。

「いやあ、腹いっぱい食べたからもういらんわ」なんて可愛げのないことは言わない。
佐渡で十分世間を学んでいるからね。
「いつあっちへ行くの?」と聞かれたから、
「明日行くから、向こうへ持って行くわ」
私は、あちらのどなたかにおすそ分けをする算段を脳内で駆け巡らせた。
「固くなるから茹でて持って行けや」のアドバイスに、そうか、こりゃあ大なべで茹でなきゃあなんないなと。しかし、持っていくとなると、これだけで肩が張る。

そうだわ、困った時の店番友。
早速電話をかけると取りに来てくれるとのこと。やれうれしや。
なべを火にかけてきたと言いながら、
「まあ、こんなにか。私、初もんだわ。うまいもんやに出てるけど、あんなもん買うもんだとは思うとらせんもんな」うんうん、同感。
私も遅刻友ご主人から山のようにもらって、やっと征伐したばかりだったのよ。もう1年分食べたな。
双方、ああよかったと言いながら・・・一件落着。

そんなわけで、今回の佐渡みやげは山菜がメイン。いい妻だ(自画自賛)
ふきの煮物
こごめ
わらび
行者ニンニク
丸干しイカ
今度こその新わかめ
トビウオすり身
栃大福

夜中に、ゴのやつに今年初遭遇、なんたることだ。
父に「ホイホイ買うてくるわ」と宣言したら、
「あれらをのさばらせたら困るしな」とこちらも断固として言い切った。
捕獲量が楽しみなくらいセットもしたし、準備万端、12時近くになったら出発です。

追)
父は、神様仏様に「行って来ます」と挨拶しています。そんなこんなで。        

 

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シラネアオイ

2009-04-19 12:56:38 | 佐渡の花

昨日、冨月寺桜観賞会のあと、遅刻友が、
「時間あるか?ドンデンまで行ってみいせん?」だって。時間ないんだけれど行く、行く。
どうしてもっと早くそれを言わないの、と文句言ったけれど。
境内で出会ったおじさんと友はのんびり話している。普段なら倍以上に私も話すけれど、なにしろ、ほら、ドンデンでシラネアオイが待っているから、それとなく切り上げることを促す。

で、シラネアオイ求めて、ユキワリソウ探索道を歩く。急にだったから水も何も持っていない。足も拵えていない。でも行く。
山から下りてきた人たちに、シラネアオイはいたか詰問する。
「川を超えたあたりに咲きかけがありましたよ」のお返事に意を強くして登る。
川ってどこら辺のこと言ってるのだろうね、と言いつつ希望を持って登る。
女性一人ハイカーの方と一緒になって、「いたわ、そこは開いていますよ」なんて言葉を掛け合って。



ワタナベさん、忠告を守りましたよ。感度落としたから、色はとんでいません。

今年は、満開のお山には入れないかもしれないから・・・貴重な出会いです。

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花木は分からない

2009-04-18 16:01:23 | 佐渡の花

タイトルのまんまです。いやいや花木も分からないと言った方がいいかも。

「やっとモクレンとコブシの区別がつくようになったわ」と威張ったら、ハイキング先輩に「佐渡にはコブシはないんだが。ありゃあ皆タムシバだが」と一蹴されました。えっえっ?ほんとか!さあ困った。モクレンはいいとしても、今度はタムシバとコブシがどこがどう違うというのだと頭の中は???状態。
ほら血液型がそうだから、疑問は解決しないと気持ちが悪くて・・・

こういう時こそ遅刻友。ほんの些細なところに着目するから頼りになる。同行してもらったね、冨月寺まで。
これをコブシと踏んだのだけれどタムシバというのか。遅刻友が言ったわ。

「赤い筋が入っとるな、きれいだわ」。
その一言で、どっかでその違いを読んだよなと思いだした。ああ、遅刻友と一緒で正解。淡紅の条がはいって、葉がついているのはコブシ(佐渡の花)。すっきりした。
 モクレン

昨日鑑賞してきた八重桜を父に見せて「きれいだね」と感嘆したら、父が
「八重はもっと後だ」と反論する。確かにそうだ、八重はソメイヨシノの後だものね。
「花はバカじゃねえ、時期が来んにゃあ咲かん」とえらく得意げだ。
でもなあ、私にはどうしても桜に見える。桜だよな。
「花桃じゃないの」と言われて、ああ、その線がありかとネット検索してみたけれど、今ひとつもふたつも分からない。

この木のそばに住んでいる人が太極拳に来たから、詰問した。
「ああ、それは八重桜よ、あそこは早いのよ」といとも簡単に答えてくれたけれど、いいよね。やや不安。

じゃあこの木は。花桃か、桜か?分からん。


これは梨か?李か?いっそう分からん。

これははっきり言える。分かる。

それもなあ、冨月寺にある、というだけだけれど・・・  今年も桜を堪能しました。


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春の祭り

2009-04-17 08:44:38 | くらし


季節が戻ったような寒さになっています。

この週、佐渡ではあちらこちらで春のお祭りがあったようです。実家にいても、隣の町内の鬼太鼓の音が遠く近く聞こえてきました。
お山友達は、今日がそうなんだけれど・・・ね、だからご祝儀だけ置いてきたわ、と言っていました。鬼太鼓の組が来てくれて舞うのだそうです。そういえば、集合場所に行く時も、途中集落で、出番を待っている鬼太鼓連中を見かけました。

祭りだし、作ったから、と店番友が巻き寿司を持ってきてくれました。
おばちゃん、ひとつ持ってってくれえや、とあちらこちらからもらって食べきれないでいる薬局から、赤飯と羊羹の折をいただいてきました。
「もらうばかりだな」と父。その通りで。甲斐性のない娘は、6月16日の町内祭りには、お返しをしなければ、なんてひとつも思っていません。はい、そういうことで。

こちらは15日、草木染の人からお誘いを受けて、震えるような寒空の中出かけた金井のお祭りです。お隣のヨガでお世話になった寺では、合わせて芸能祭りもやっていて・・

 

お目当ては、佐渡の伝統芸能文弥人形芝居
 まずは会長さんのご挨拶

 
演目は、佐渡の北、外海府に伝わる「鶴の報恩譚」 
佐渡弁丸出しの語りで、境内に座るお客は大笑い
「ねまれっちゃ」とか言われても分かります?私たちも、久しぶりに聞いたねえ、なんて言ってたくらいですから。「座って」という意味です。

 熱演の余りせき込んでしまった語り部さん
さらに笑いの渦が・・・ごめんなさい 
その後も、何事もなかったように熱演は続きました





ヤンヤの拍手で公演は終わりました


このようなお店を冷やかして

ソメイヨシノは、はらはらと散り始めています。
晴れて素晴らしい青空になったので桜鑑賞に出かけます。




 

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水辺に

2009-04-16 11:23:24 | くらし

 

 エンレイソウ

 カタクリ

 ショウジョウバカマ

その昔は、この川でお祓いをして山に入ったそうです。

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黒と白

2009-04-15 08:53:50 | くらし

昨夜は久しぶりの雨。ずっと晴天続きでしたからいいお湿りで・・・

中級登山、珍しい見つけもの2つ。興奮その2です。


たったひとつ、白いカタクリの花


なかなか見つけられないコシノカンアオイ

それにしてもなあ、今回の登山でつくづく己の力を知りました、いや知らされました。今ごろか、とおっしゃられても・・・そうなのです。なさけなや。

飛び越えられない!
川を飛び越えるのに躊躇するようになりました。
あの川幅は大丈夫か?と逡巡するようになりました。
ジャンプッ!の時の踏切り足が支えられない、着地の時の足が踏ん張れないのですから。前に倒れないで後ろに重心が行くようになったのですから。
その結果どうなる、当然、下手すると流れの中に突っ込んでいくことになるわけで。
冷汗かく場面が増えてきました、はい。

止められない!
ズルズル落ちていく自分の体を自分で止められません。
落ちていくままに身を任せているしかできません。
木の根っこを踏んですべる、枯れ葉ですべる、濡れている土ですべる、石ころ道で躓いてすべる。
もう自分の足でくい止められません。自分の意志と体で止めようとしても、そいつらは言うことを聞いてくれません。
結果、どこまでも転がって行きます。あれーーーって悲鳴上げるのは若くないから、みっともないからかろうじて我慢します。止めてくれる物体が出現するまで滑り落ちます。もう抵抗するのもやめました。
そんな場面を何回も経験しました、拝見しました。あああ。
言いたかないが、年だわ。

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カメラのせい!

2009-04-14 12:11:49 | 佐渡の花
昨日薬局に行ったら、ワタナベさんもいた。
私も登山自慢したが、ワタナベさんも「やっと思うように撮れたが」と自慢した。

見せてもらった自画自賛のユキワリソウの写真がなんといってもすごい。
きっちり、くっきり、はっきり。
色が特にすごい。花びら1枚1枚、おしべめしべも立っている。栽培ユキワリソウもあって、複雑な形状、色をしているが、それが際立ってきれいに撮れている。

私は断定したね「カメラ、一眼レフでしょ!」
よく撮れた写真は全て一眼レフと決めつけているから、あくまでもカメラのせいにする。
「バカ言え、デジカメだわさ!」ワタナベさん。
「接写3センチのカメラでしょ」花も大きく写っているからね、どこまでもカメラのせいにする。
「接写だけでこんなに撮れるか!」
「高いカメラだったんでしょ、どこの機種?」しつこくカメラのせいにする。
「ニコンだわさ、値切って値切ってやっと5万にしてもろうた」とここでも自慢。

「この赤を出すために5回も撮り直したが」と言ったからびっくりした。
「えっ、いちいち再生しながら撮っていたの?」
「当たりめだねか!そうしんにゃあ分からんだろが」
驚いた、私なんかそんなことしたことがない。老眼だからどう撮れているかメガネ出してみる気もしない。せめてと思って、息詰めてシャッター押しているだけだもんね。

赤や白は色がとぶから感度を落として撮るんだ、と講義された。
ついでに、そんな安っすいカメラでも買うとるから駄目なんだ、と怒られた。
画質だか何だかももっと高く設定しろ、と怒られた。
私が、電池がすぐ無くなると弁解したら、そんなケチなこと言うとるから駄目なんだ、と怒られた。
教えても分かりが遅くて歯がゆい、とじりじりされた。

ん、確かに。白は気がつかなかったけれど、赤や紫が何で褪せて写るんだろうとは疑問に思っていた。すべてはこのカメラのせいだなと納得していた。そうか!そういうことか。次回から確かめてみることにするわ、ワタナベさん。

で、そんなこと関係なく登山の時の貴重かつ興奮したかの君。
お会いしたかったシュンラン、今まで一度もお目にかからなかったシュンラン。










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カタクリの道、続き

2009-04-13 12:41:22 | くらし

薬局で鞄やご主人と会ったから早速報告。
「昨日、山に行ってきたわ。いやー疲れたのなんの・・・雪はまだ残っとったし」
どこの山に行ったのんさ?と聞かれたけれど、頭の中は???状態。
どこに行ったかは、トンと頓着しないから。妙見山の下あたりだわと極めておおざっぱな返答になって。そんなものなのです。

hanakoさま。
登山道両脇、どこもかしこもカタクリだらけでした。歩き始めてちょこっとたっただけで、もうカタクリが朝日に照らされてそちこちに。ベテランカメラマンさんに、
「撮る気にならんだろ。もっと瑞々しくなければなあ、もっといいのん探さんか」と言われたけれどほんとにそうで、カタクリ?飽きたな、とこれまた贅沢な。

登山道もたくさん咲いているから、
「会長さん、踏んでもいいかね、踏み散らかしてあるのがいっぱいあるけれど」
一応いい子ぶって聞いてみると、
「いんだねえか、これだけいっぱいあるんだから、また生えてくるがさ」とこれまた贅沢な。

そんなわけでして、hanakoさま、カタクリだけなら苦労しなくても出会えました。
どうぞ来島して愛でてあげてください。

で、昨日の中級登山。佐渡テレビも同行することになって。ざっとこんな感じです。

 

GIFアニメ工房



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カタクリの道

2009-04-12 18:13:22 | くらし

ただいま帰りました、5時半です。
恒例のハイキングの会、いや今回に限っていえば本格登山の会。

登って登って登って、
ふかふかの枯れ葉山道登って登って、


雪道登って・・・・

    2時間半。


滝の川を渡って渡って渡って、すっころぶ人数人。


雪山転げ落ちる人数人。
枯れ葉山道転げ落ちる人数人。

皆して、今日は厳しかったなあ、とおおため息。
ようやく帰ってまいりました。
とりあえず報告まででご勘弁のほどを。詳しくは明日からです。弱ったあ。

追記
ご飯を食べてちょっと元気が出たので・・・
やはりタイトルに違反してはいけないと。

 

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もやもやっと

2009-04-11 12:03:14 | くらし

いやいや私の胸のうちのことではなくて・・・
そりゃあ、いつでも少しはあるけれど、そんなこと公言したら罰が当たるってものだわ。

そうではなくて、この春の陽気のことです。
暖かくなってくれたのはうれしい、けれど、もわもわしたこの天候にはついていけないってもので。あまり好きじゃないのです。


                冨月寺の山桜 今日はここに行っただけ

今朝だって、起きてカーテンを開けてみたらすでに、小佐渡の山も大佐渡の山も霧なのか靄なのかほとんど見えない状態で。いやだね、くっきりきっぱり姿かたちを見せてほしいものだわ。
10時過ぎに買い物に遠出したら、小佐渡なんかまんま見えません。大佐渡も何か私の頭みたいに霞がかっていました。これじゃあ佐渡じゃない!

部屋には炬燵が出ているから無理やり入る。無理矢理でも火が入っていない炬燵なんてね、腑抜けみたいでいやなのよ。ついているかいないかのようなとろとろした温度加減はなおさらいやで。いちおーカアーッと設定してつかまっている次第でして。

これじゃあだらけるの無理ないでしょ、どこもかしこもグダグダするの、仕方ないよね。
そんなわけで、おおっぴらにごろりとします。断るまでもないか、いつものことだから。


ようやく撮れた渾身の1枚 この木イチゴはどこにでもあるので、何回も挑戦するのだけれど、失敗ばかりで何度悔しい思いをしたことか。

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