まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

初冬の空

2017-11-20 08:40:37 | 自然・風景

北国からは雪の便り。
いや便りなんて生易しいものじゃないわ、これから厳しい季節を迎えるのよね。
雪はうんざりのニュースの中に、台湾から北海道を訪れた若い女性が、
「台湾じゃ雪は見られないから嬉しい」と流暢な日本語で話していて思わず笑った。そっか。

けさの佐渡のライブカメラを見ても、大佐渡の山はもちろん家々の屋根にもうっすらと雪。
こたつにもぐりこんでだらだら過ごした父との日々を思い出して。そんなにいやじゃない。
なんてこと言ったら、根を生やして生活しているマサチャンママや遅刻友に怒られる。

昨日の空。
怒られついでに冬のきっぱりの真っ青な空も悪くないけれど、こうやって白い雲が作る空はなかなかでして。


8時半過ぎのベランダから見た空

10時前、買い物のときに寄った公園から見た空

 


雲を挟んで上の青 下の青 絶妙 色の表現ができないのが悔しい

 

 

 

モクレン?コブシ?どっちだったっけ。
もこもこの毛皮をまとって冬を迎える準備完了。


 

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もみじ回廊の紅葉・道志の紅葉

2017-11-19 08:54:41 | 自然・風景

「行くか」ということになって。15日。
いちおう天気チェックして、義務のように出かけた河口湖そばのもみじ回廊。
心がけが悪かったのね。
去年は色づき始めだったけれど富士山にも周りの紅葉にもえらく感激したのに、
今年はなんだかいまいち気が乗らない。あらま。
富士山も変わりなくでんと構えている、あまりの変わりのなさにむっとしたりして。
いかんね、人間ができとらん。

ぐるり1周して速攻で「帰ろうか」となって。
もみじ回廊には罪がないのに、内心ここはもういいかなんて。すまぬ。
帰りは一般道を走り、山中湖を横目で見てここも素通り。

横浜の水源地道志川のそばの日帰り温泉「道志の湯」に立ち寄る。
施設の目の前の木々の紅葉を眺めながらのくつろぎの時間。
陽が照るやら陰るやら。それに合わせて変わる葉の色木々の佇まい。
静かな山の中、今の心境にはぴったりな晩秋の紅葉で。

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京都駅

2017-11-18 08:50:47 | 建築物

昨夜はTV「ぶらぶら美術・博物館」で京都国立博物館の国宝展、
「歴史秘話ヒストリア」でも京都の国宝と2番組も国宝を取り上げて放映していた。
縄文時代の火焔型土器を観られなかったのは残念だったな、とまたしても思ったりして。
十日町にあるのだからいつか行かれるだろうと念じる。

博物館前庭

目を転じて京都タワー方面

天井が高く広々とした印象の京都駅。
大勢の人が行きかうのに息苦しい感じがしなくて、私は好き。

 

壁面に映り込む京都タワー

駅構内からも

 現代の五重塔だわ

 

クリスマスツリーが季節を演出

ホームから見る駅 右はホテルかな?

それにしても東海道新幹線の運行本数の多さにびっくりする。
4分おき5分おきくらいに次から次へと発車する、山手線より間隔が短いくらいで。
どの電車もほぼ満席。すごいわあ。
ほんとうにビジネス電車ね。窓も小さく外の風景もよく見えず、情緒も何もない、移動手段。
愛用の上越新幹線、1時間に1本。
都会を抜け地方都市を抜け、山を越え田園風景や川を眺め・・・好き!
お願い、MAXときを廃車しないでいただきたいの、そんな噂があるから。

そして、帰りの京都駅は疲れでお互いかならず不機嫌になる。ほんと。

 

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称名寺 イチョウぁぁぁ

2017-11-17 08:47:28 | 自然・風景

元同僚定例会が京急金沢文庫駅近くのお店ということで、これ幸いと称名寺へ寄ることに。
駅から歩いて12,3分かしら。
3年前、思い立って行ったときのイチョウの素晴らしかった記憶が鮮明に浮かんできて機会をうかがっていたのよ。

近道標識の通りに歩くと金沢文庫の建物、はじめてのときは分からなくて付近を通った人に聞いて。
裏手に回って短いトンネル抜けると目の前に広がる黄色の世界・・・

だったはずが・・・あれええ~

 

 

 

あれええええええ~~ 写さないでくださいと身もだえするイチョウ

悲惨

上が今年  下が 2014年11月27日(小さい写真も2014年)

空も地面もまぶしい黄金色


係り員の方がいたので立ち話。
今年は10月末の台風が2つも来たので、その影響を受けて葉がそうそうに落ちてしまったとのこと。
海が近いから塩害も受けたんでしょうねえと。
いちどに葉が落ちたからお掃除が大変だったんですって。

ちょっと待っててとおっしゃって写真を持って来て。
いつもはこんなですよ、と見事な黄金色のイチョウの写真を見せてくださった。
そうなのよねえ、そうなの。私が来たときもそうだったの。
興奮して写真撮ったの。

自然は思うようにはいかない。
また来てくださいの声を後に辞去した。むむむむ、微妙な気分。

 

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煮ても焼いても・・・(続)「ひとりって素晴らしい」

2017-11-16 08:52:32 | くらし

付き合いが長くなっても「えっ?」と思うことや「そうなの」と初めて知ることが多々。
この年になったから言うけどさ、と切り出したりして。ワハハと笑い飛ばす。

 

1月にご主人を亡くした人に「その後どう?」と聞いた。
さっぱりきっぱりの人だから、率直に聞いてもなんの気遣いもしなくて済むのよ。
「もおう、幸せよ。ひとりって素晴らしいわよ、ねえ!」
と、もうひとりの同僚に。彼女は10年以上前にご主人を不慮の事故で亡くしている。
「そうね、気楽だわね、自由よ」って。

意地悪な私はさらに聞く。
「ほらよく言うじゃない、淋しさと孤独と隣り合わせだって、そう?」
「ぜんぜーん」
あっけらかんとしていて気持ちがいい。

「娘がね、気を遣っておいでって言ってくれるのよ。
前は泊まっていたけど落ち着かないの、嫌なの、早く帰りたいの。
で、今は10時になっても11時になっても帰って来るのよ。
家に帰るとほっとするわ、家がいちばん」

 

「朝?布団の中で暴れん坊将軍見るでしょ。それからまた寝て。好きにできるじゃない」
朝ご飯食べてるときにああ幸せっておもうわ」
そうか、ひとりってしあわせ。そうかと深く頷く。
今日の定例会で彼女が遅れてきた理由は、「娘の所に持っていく晩御飯作ってたのよ」ですって。

私なんか観光旅行は主人とは行かないわ。と同僚のひとり。すぐに合いの手が入る。
「場所が変わるだけだものね」まことに似ても焼いても喰えない。
なーんも話すことないもの。そっか。
えっ旅行?ゴルフのときだけはいっしょに行くの。
って。そんな彼女は10月初め、ご主人とボストンへ1週間の旅をしてきたそうだ。

 

あっけらかんの同僚は言う。
「でもね、身体が動かなくなったら施設に入るんだなと思うわよ」って。聞いた途端いっせいに、
「そりゃああなただけじゃないわよ。ひとりになったらみんな同じよ」
煮ても焼いても喰えないおばさん同士は丁々発止とやりあって共感し合って。
じゃあまたねと2時間で解散、長居はしない。

 

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煮ても焼いても・・・

2017-11-15 15:49:34 | くらし

ほんと煮ても焼いても喰えぬ我らオバサン5人。


(三十三間堂のツワブキ)

一昨日は元職場同僚の定例会。和食のファミレスのようなものよ、というお店集合。
メニューを見てどれにするかはぱっと決まって。店員さんが来た。
「こちら5人分ね」幹事さんがメニュー指差して言う。
店員さんが「こちらは予約が必要なのですが・・・」と戸惑い気味。
「あら、予約はしてあるわよ、ほら」と幹事さんはテーブルの上の予約席プレートを手に持って示す。
はあああ・・と店員さんはいちおう受付伝票にああだこうだのオーダーを書きこんで引き下がって行った。
しばらくして。

「こちらはお席の予約だけしてあって、食事はその場で注文するとお電話を受けていますが・・」
と店員さん、今度は、はっきりとオバサンに引導渡す。
「あらあ、そうなの」幹事さんはあっさり引き下がる。


(銀閣寺への道)

さて再度の注文し直し。
オバサンの相手は懲りたのか今度は違う店員さんが来た。そしてサイドメニューの甘味注文の段になって。
「この店の会員に入っていただくと、いろいろ特典があってこのメニューもお値段が300円から200円になります」
との説明受けて、100円お得になるなら入ろうかと。
私今日誕生日なのよ、という同僚もいて、じゃあ入ろうよ、ってなことになって。
ということはお誕生日には何か特典があるのね、何も聞いていない私。

そこで「私は入らない、300円出す」という同僚1名。
だってこのお店入らないもの、カードがたまるのは嫌だ、とまことにもっともな理由。
店員さんは4名分の書類を持って来て縷々説明する。し終って立ち去ると、速攻で、
「今なんて言ってた?何言ってんだか訳分からないよね」聞いていない3名の言葉が飛び交う。


(銀閣寺への道)

しっかり聞いていた幹事さんに従って申込用紙に記入するも、
ダイレクトメールだのなんだのは要らないめんどくさい見るのもいやだ、と受け取らないに○のふたり。
あら、いろいろ特典のお知らせがあるかもよ、の説得も聞く耳持たず。
要らないわよね、と結局入らなくてもいい選択すればよかったのふたり。もちろん私はそのうちのひとり。

2時間もいて、お会計の際には広告から切り抜いてきた10%割引の紙切れ見せて。
はい、ずいぶん安く上がりました、この度の定例会。


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金閣寺・銀閣寺の紅葉

2017-11-14 09:05:29 | 自然・風景

長々引っ張っております、京都旅行の記事。
なんだか申し訳ない気がしますが、繰り返し写真を見ていますと、つい。
9日10日紅葉の始まりだった金閣寺・銀閣寺。お寺と紅葉は似合うなあと・・・

金閣寺 午後

銀閣寺 午前

おまけです。


知恩院


醍醐寺

今頃は京都郊外も紅葉真っ盛りかしら。

 

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醍醐寺三宝院庭園・三十三間堂

2017-11-13 08:48:53 | 建築物

例によって予習はせずに出かけて、帰って来てから復習して、
「あっしまった!もっとしっかり見ておけばよかった。あれがあれでそうなのね。えっ?そんなのあったかしら」
のパターン繰り返し。どうして懲りないのかしら。

いや、まったく予習しないわけじゃないのよ、調べるには調べるけれど・・・
目がすべっちゃって内容が頭の中に入っていないわけよ。
そのうち面倒になって、ま、いっかと。

醍醐寺三宝院庭園もしかり。
秀吉が設計したらしいという程度の知識。

左、表書院からの撮影 この庭園も撮影禁止かなと思っていたから「いいですよ」の声にやれ嬉し。

松のあまりの見事さに見とれて なんでも樹齢500年とか

黄緑の松をのせているのが亀島 緑の松をのせているのが鶴島だそうで

 

 

紅葉がきれい
きれいだけれど、醍醐寺はやはり桜の季節に訪れる方がいいなと実感したわ。

で、今回思いがけない拾い物をした気にさせてくれたのが三十三間堂。
若い時何度も京都旅行したけれど、いいよパスと歯牙にもかけなかったのよ。
いやあすみません、侮っていた。よかったわあ三十三間堂。
早朝いちばんの静かな雰囲気も手伝って、障子の白さがいちだんと清々しい気持ちにさせてくれた。

朝日を受けて輝く 反対側に回るとたった1枚の白

 

そして横から。

お堂の中に入ると迎えてくれる千体千手観音立像もさることながら、風神・雷神像と観音二十八部衆の仏像の迫力。
なかでも雷神に圧倒されて。
ほれ自分はのっぺら顔で何の面白味もないから、雷神の憤怒の顔にいたく惹かれるわけ。
「後世の二神のイメージを決定づけたといわれる名作」だそうよ。納得。
湛慶がその作成に深く関わったとされているというのも納得。とどこまでもえらそうな自分。

拝観していた外国の方(イスラム教徒かしら)が正座して、
観音像に向かって何度も何度も礼を繰り返していた光景が今でも目に焼き付いています。

 

 

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銀閣寺の庭

2017-11-12 09:19:20 | 旅行

 

銀閣寺を訪れるのは何十年ぶりになるかしら。ほんとに久しぶり。
京都の街中じたい歩いていないですから、ね。
娘が21歳くらいのとき二人してきた記憶が最後。自分も含め観光客の多さにくらくらして。

金閣寺の黄金色が陽を受けてまばゆいばかりに輝く姿も感動だけれど、落ち着いた銀閣寺の佇まいはまた
静かな世界に自分を導いてくれる。なんてちょっと気恥ずかしい。

銀閣寺のお庭 池も木々も苔も美しい。
あまり作り込まれていないように見える(自分比)のが好き。それではご一緒にどうぞ。


中門を振り返ると


ススキが美しい 障子との対称がまたいいわ

波紋を表現した銀沙灘(ギンシャダン)

 白砂の砂盛り向月台(コウゲツダイ)とのコントラスト

 

苔の色に魅せられて山道を歩く

散紅葉も美しく

 観音殿(銀閣)裏手

山道を登っていたらちょっと高齢の女性の方が、
「もうこれ以上行かれへんわ、むりやわ。この道戻れますか?」と聞いてきた。
ほんとそのくらい急な道でした。

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検索は楽し、探索も楽し

2017-11-11 08:55:02 | 旅行

ひょんなことから京都旅行が実現したのは、お山の紅葉見学にすべて拒否され、今年の紅葉狩りは
諦めていたとき。
自分のブログページを開いたらJR東海ツアーズの『京都国立博物館「国宝展」京都1泊』の広告。
あらま、これは呼んでいるに違いないと。夫も行くと言うのですぐに申込み。それが11月1日。
申し込みページに、日にちや新幹線乗車希望を打ち込みネット予約して返信メールを待つ。
いやせっかちだから待ちきれず、電話して確認。お忙しいのにすみませんと。
結果、OKで翌日もう速達で切符等一式届いたわ、素早いお仕事に感心した。そんな次第。

 
醍醐寺

さあそれからが大忙し。
私は「国宝展」さえ観られれば後はおまけのようなものだから、どこへ行こうとなんでもよろしい。
で、夫の定番希望を取り入れて(なにしろ名前は知っていても行ったことがないそうなので)。

1日目 【平等院】 【醍醐寺】そこからはるばる移動して【金閣寺】最後に【京都国立博物館】

計画段階では何から何までネットのお世話になったわ。
グーグルマップがいちばん利用率高し。行程表までも作ったりしてほんと、便利便利。
博物館はほんとは2日目朝いちばんに計画したけれど、館員の方のTwitter見たら入場までに並ぶことが
分かって、急きょ疲れていることは承知で1日目の最後にしたのよ。



2日目は出たとこ勝負、行く場所さえ押さえておけばもういいの。
と出発前までは検索は楽し。

そしていざ出発したら、もう検索は終わり。後は探索。ipadミニを持っていったけれど出番なし。
使うのに老眼鏡かけなきゃいけないからめんどくさいの。

探索もなかなかよ。

 
平等院

 
宇治川

平等院見学しての帰り、醍醐寺に向かうためJR奈良線を六地蔵駅で降りてバス停さがし。
女子中学生と中年女性にお世話になって、やれやれとバス停のベンチに座ってバス待ち。
すぐにバスが来たから乗り込もうとしたら、お隣に座っていた女性が(大声の我らの話が聞こえていたね)
「そのバスじゃない、後から来る」って「私も乗りますからご一緒に」って。
整理券をとるのかとバスの乗り方を尋ねたら、敬老パスを持っているから近頃気にしていないわ、とおっしゃる。

私、「私も敬老パス持ってます」といたずら心だして。
「えっ?京都の?」 目がテンになってらっしゃる。
いやいや横浜のです。とお互いに敬老パス見せ合いっこ。
「京都のは○○(忘れました)が大きく書いてあって」と大笑い。
そのご婦人、醍醐寺前のバス停のアナウンスがあっても、我らがボタン押さないものだから押してくれて。
ここですよ、いい旅をと。
そりゃあ感謝の念を込めてバス降りて90度のお辞儀。

 
醍醐寺  仁王門へ                    金堂           

金閣寺からのバスの中でも。
超満員の乗客たちが降りて行ってようやく坐った。
でも京都駅は遠い、国立博物館までは京都駅で乗り換えねば。
何とかショーカットはできないものかと、またもや隣の席の中年女性に聞いた。
このバスはだめだわ、駅まで行って乗り換えんと。歩く?遠くて無理だわ。
京都の駅前は朝はとても混んでて大変やわ、今の時間なら大丈夫かも知れないわね。
でもせっかく遠くから来たのに観る時間が少なくてもったいないわね。

 
8時過ぎ 博物館入場待ちの人たち         駅に

と車中ちょこっとのお話。このご婦人も「いい旅を」とおっしゃってくれて。ありがとう。
おかげさまで充分(疲れのためちょい端折ったけど)鑑賞できました。
念願の等伯の『松林図』にもお会いすることができました。
夫が観たがっていた『金印』最前列からの鑑賞も20分待ちで済みました。
満足満足。

急ぐでなし、旅は探索も楽し、実感。

 

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