都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

テレビがいまひとつ、いよいよテレビ離れか

2011-03-31 00:44:51 | 世情

 あまり見ないが、たまにテレビをつけるとCMがない。ACとかいう繰り返しが多く、内容も説教臭いのや気分の悪くなるのがあり見るのも嫌だ。飽きて他のチャンネル変えても同じだ。NHKは流石にない。CMの売上は更に減少しているのだろうか。となると広告業界も減収になろう。一時は、震災の現場報道ばかりであったが、原子力発電事故に移り、一般番組へ戻りつつある。なお、節電のお薦めがあるが、いっそ「不要なテレビは消して、放送局と放送時間も減らします」とならないのは不思議だ。<o:p></o:p>

 野球も騒動の末、開催延期になったようだが、ナイトゲームは少なくなるようだ。野球人気も陰りが射しているなか、このような混乱があるようではいよいよ心もとない。やっと着手する延長の制限や、時間の短縮は、ゲームとしても面白くなりそうだ。<o:p></o:p>

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 テレビで面白いのは「生」だが、やらせ疑惑やマンネリ、どの局も同じ内容(ことなかれ主義)であり、楽しくない。<o:p></o:p>

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 テレビ番組が無くても、ネットがあれば大丈夫だというのが今回分った。<o:p></o:p>

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東京から関西への企業移転

2011-03-30 06:03:29 | 都市計画

外資系を皮切りに、ソフト産業などの移転が見られる。理由は、原子力発電事故の被害懸念や、停電による生産効率低下がある。業種として、ソフトウエアなどは、生産設備を移転しやすい、工程はネットワークで管理できる、ワーカーが若く、転居が容易だからだろうか。<o:p></o:p>

 次に、大阪にバックアップ・オフィスを構えるのは、外資系が多い。BCPBusiness Continuity Plan: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E7%B6%99%E7%B6%9A%E8%A8%88%E7%94%BB )の一環だろうか。<o:p></o:p>

 気をつけるべきは「日本撤退」だ。アジアの拠点は、東京は危険だから、香港、シンガポールなどが良いとならない仕組みが必要だ。そのためには、分散のため大阪や名古屋が代替するのがもっとも早い。東京の防災機能向上や電気供給は短期的には解決しにくい。<o:p></o:p>

 大阪では、梅北に5万坪のオフィスができる。東電は、ミニ火力発電所を都心近くに作るようだが、梅北にもガス・タンクの安全性が課題だが同様のものを作り、「地震でも無停電エリア」を作ってみてはどうだろうか。もう一つは、燃料電池の活用だ。これなら、都市単位で災害時にも分散した電気の安定供給ができそうだ。<o:p></o:p>

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 東京からアクセスの良い、新大阪・梅田エリアに「災害対応」都市を今後検討してはどうか<o:p></o:p>

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京都の春はなかなかこない

2011-03-29 05:57:11 | 京都

雪がひさびさに。テニスに向かうとあらら寒い。風邪薬の影響で、ふらふらするし、寒いので体が動かない。<o:p></o:p>

 こういう日は、家にいた方が良い。早々に帰って和む。東山もナラ枯れの影響もありまだらだが、ちょっと春の雰囲気。暖かくなったら、今井食堂の鯖煮のお弁当か、はせがわのハンバーグ弁当を買って、植物園前の川辺にある枝垂桜並木の下で楽しむのも良いな。<o:p></o:p>

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被害地域の分析について:東北地方太平洋沖地震について(6)

2011-03-28 06:04:17 | 都市計画

 国土地理院のサイトに津波の被害範囲の地図が掲載されている。(http://www.gsi.go.jp/kikaku/kikaku60003.html ) 都市計画にとって地図は必須だ。この時間によくまとめられたものだ。殆どの被害の都市が山が迫り、河口にある。また河川逆流の被害が大きい。唖然とする。<o:p></o:p>

被害地域の人口集計が アトラクターズ・ラボ株式会社に掲載されていた。( http://www.a-lab.co.jp/a20110313.html )大まかに、沿岸から5km以内の人口が150万人とある。避難された方が35万人とすると四分の一にあたり津波の被害が大きかったことが分る。また、避難人数も阪神淡路大震災の概ね1.5倍となっている。<o:p></o:p>

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 災害の市町村について、国は選挙を急いでいるようだが、先ずは用途の見直しと道路の整備が先行すべきだ。これは県の権限だ。そのための調査と専門家が要るなら、自治体や大学の協力を求めるべきだ。自治体としての体裁を先行する政治の意向は理解しかねる。次世代に受け継ぐ都市を作るのがなすべきことだ。お役にたてるならいつでも参加する。<o:p></o:p>

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 それにしても津波の恐ろしさをしみじみ思う。次に情けない政治を思う。<o:p></o:p>

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新浦安の液状化:東北地方太平洋沖地震について(5)

2011-03-27 07:47:03 | 都市計画

90年過ぎから10年間新浦安に住んでいたことがあるが、液状化はどうして新浦安だけなのか訝る。液状化は具の多い豚汁を揺すると具は下に、お汁は上に上がる。具の表面が地表で、お汁は液状化で噴出すのと同じだ。<o:p></o:p>

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新浦安の知り合いが、最近に関西に「避難」してきている。(梅と桜の季節だからか)<o:p></o:p>

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埋立地は東京湾岸に多いが、何で新浦安だけなのか?(よく調べると、千葉市や市川市でも湾岸では同じような被害がある)埋立てになにか特殊な要因があるのか?マンホールが上がるのは、空洞で軽いから水に押し上げられたのか?30年も前の埋立てが液状化するものなのだろうか?インフラの耐震性に問題はないのか?家屋の構造被害状況(不同沈下 等)?道路沈下による将来の水害は?<o:p></o:p>

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液状化の原因が分らないと、安心して住めないだろう。健康への影響を考え、憤土の成分も知りたい。今後の地震でも同じことが起こりはしまいかと心配になる。<o:p></o:p>

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被害とガス、上下水の供給状況を見てみると、第一期(中町)の埋立てで京葉線に沿ったエリアの被害が大きいようだ。(なお、「元町」、「中町」、「新町」という区別は知らない、何時頃からの区別なのだろう)<o:p></o:p>

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歴史を探るともともとの「元町」(一部は拡大)、浦安の埋立ては第一期(19651975)「中町」、第二期(19721980)「新町」に分かれる。( http://www.city.urayasu.chiba.jp/menu2863.html 、http://www.city.urayasu.chiba.jp/menu3187.html )浦安駅周辺が「元町」、昔の海岸線の名残は大三角線の南に走る段差のある道路(見明川と高速の交差、浦安高校、東野交差点、市役所、浦安署、浦安病院)で分る。これからが第一期埋立てで京成サンコーポが浦安で初めての大型マンション開発であったとのことだ。京葉線と平行に500m程南に(入船中学と明海大学の間)走る道路にも堤防の跡があり、これから先が第二期の埋立地だ。このあたりはマンションばかりが立ち並び、新浦安駅からも相当距離があるが、お洒落な街になっている。<o:p></o:p>

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開発は ( http://www.city.urayasu.chiba.jp/menu3189.html )千葉県開発庁(現企業庁)とのことだが、「進出を希望する企業からの土地造成費の予納を受けて工事を開始し、工事完了後に予納分に見合った土地を譲渡する方式」、いわゆる「千葉方式」だ。浦安の埋立ての事業主体や漁業補償(これはオリエンタル・ランドも関与したとの話を聞くが)の詳細は分らない。<o:p></o:p>

どうやら、埋立て後35年も経過する第一期の埋立てにこれだけ被害が大きいと釈然としない。なお、90年代には境川西側沿いで東野から鉄鋼通りまでの道に結構隆起が出来ていたのを思いだす。<o:p></o:p>

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当時は、古い浦安の姿が好きで絵に描いた。( http://www15.plala.or.jp/n7ohshima/drawings.html )浦安の旧市街は好きだ。秀寿司の親父さんお元気かな。新浦安は人工的で車に乗らないとどこにも行けない。京都は車より歩くか自転車の街で対極的だ<o:p></o:p>

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マリナーゼも泥だらけでは形無しだ

 

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日本の一体化と経済発展:東北地方太平洋沖地震について(4)

2011-03-26 06:53:05 | 都市計画

地震での目前の経済の低下は致し方ない。東日本では「電力不足」のため、少なくとも電力の消費が伸びないのに連関して経済活動は「短期的に」縮小する。つまりはGDPが下る。<o:p></o:p>

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関西だけでも盛り上がろうという動きもあるが、目先の消費よりも、今回の災害から学んだ教訓を生かすのが大事だ。<o:p></o:p>

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この時期に、消費をあおるのではなく日本の強みを考える時期だ。<o:p></o:p>

原子力技術者や消防、自衛隊のノウハウ、プライドが感じられ、国家の一体意識もある。<o:p></o:p>

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バブル以降、パートタイムでは知識の積み重ねや伝承の評価がなく、いまや、「知」の食いつぶし国家となっていた。経験知の伝承をもとに日本の国家と産業政策の見直しの時期だ。これは必ずしも、終身雇用に戻る政策ではない。<o:p></o:p>

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新分野としては、防災・減災の設計と維持、インフラ・リニューアル(橋、堤防、上下水道)、国土分散と拠点配置フェイル・セーフ・システム(津波が防波堤を乗り越えても、さらに安全が確保される施設配置)<o:p></o:p>

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見直すべきは官僚的マネージメント構造を生産の現場主義へ、コンプライアンス・クレーム対策から同意・共感へ、流行から(エコ)、対策(省電)へ などがあろう。<o:p></o:p>

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日本は大したものだと思うのと、ひどい企業や政治だと思うのが両方ある<o:p></o:p>

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東京一極集中から分散し、生活の質の向上に:東北地方太平洋沖地震について(3)

2011-03-25 05:59:38 | 都市計画

今回の地震と原発事故により、1962年の全総から課題であった東京一極集中が見直されるのではないかと思っている。<o:p></o:p>

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今までのパラダイムは東京への集中・集積、在庫を持たないリーン生産(カンバン方式)、会社のシステム化と分業(SCMSupply Chain management))によるにより、資本効率を高める狙いであった。このSCMの弱点が段階別の製造場所を移動し完成品になるため、そのルート上での事故が製品完成への陥穽になることが今回分った。<o:p></o:p>

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新しい動きとして、先ず適正な分散がある。地域リスクやバック・アップの必要性の再認識だ。東京の企業が、一部を大阪や名古屋などに移転する計画もある。これを機会に、東京より「住みやすい」く「通勤しやすい」環境を経験して頂きたい。総生産(GDP)から国民の幸福量(GNH  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E6%B0%91%E7%B7%8F%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E9%87%8F)への転換となれば更に良い。<o:p></o:p>

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次に、適正な冗長性の確保がある。つまりは、資材や人材を代替に回せる方策と適度な余剰が必要ではないだろうか。コストの切り詰めは硬直化を生む。昔、構想された、清潔で高層の用途を限定した都市計画は効率的だが、変化に対応できなかったのと同じだ。<o:p></o:p>

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会社もシステムや分業でなく、自ら動ける個人の能力と矜持の発揮が求められる。今回の原発でも技術者がプライドをかけ、リスクも省みず参加しているのはありがたい。個人がお互いのために動くという「価値」が素晴らしい。これこそ就職であり、就社ではない。今回の原子力発電事故などは、企業組織、監督官庁、監視する院、大学の機能に問題があり、社会的システムリスクとしての指摘がある。<o:p></o:p>

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今後の都市政策、産業政策、組織戦略が大きく変化する基点となろう<o:p></o:p>

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原子力発電事故と東京電力:東北地方太平洋沖地震について(2-3)

2011-03-24 06:08:42 | 都市計画

電力の今後の課題を考えてみる<o:p></o:p>

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     拙速な停電計画と対応<o:p></o:p>

信号、公共交通機関への優先配電は基本ではないか。だれが、エリア分けという「計画停電」を了解したのだろうか。政府の対応もおざなりといわざるを得ない。通商産業省に節電のお願いはあるが、停電は東電からとなっている。( http://www.meti.go.jp/electricity.html )<o:p></o:p>

経済の機会ロス(出社できない 等)、生産性低迷(コンピュータが頻繁に落ちる 等)は、計り知れない。いつまで続くのかも良く分からない。これでは、電力の安定供給自体が揺らいでしまっている。<o:p></o:p>

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     節電か停電か<o:p></o:p>

原発の停止を受け、「今後も」電力が何%不足するのかが明らかになっていない。(現在ピーク時供給力は、3,500KW程度で推移し前年比の75%位、夏は56,000KWとのこと)25%位の節電は家庭ではできそうに思うが、マストラや産業用など節電があまりできない比率が高いのかも知れない。どちらにしてもピークの平準化が要点であり、昼間の電力使用を減らすのが方策のようだ。<o:p></o:p>

計画停電にするのは、広域停電を防ぐため方策なのか。 輪番停電の風評と停電リスクのトレード・オフを東電は考えているのか。むしろ、これから東京から大阪などへの移設・移転も出てこよう。東京集中の分散による需要減と節電をあわせる方策が最も良いと思われる。更に、需要のピークが問題で、夏の休日の甲子園とエアコンなどを押さえ、夕方の打ち水で冷やす方策を今から考えておくのはどうだろうか。<o:p></o:p>

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     損害と責任は<o:p></o:p>

地震の予見はあり、津波の想定もあった。しかし、それを越える津波の高さで、非常用電源が流されたという。これは、インフラの過信に過ぎない。若しも「連鎖したら」の想定がなかった。(電源切れの場合は想定していなかったようだ)しかも、非常用発電のメンテナンスが悪かったとの指摘もある。<o:p></o:p>

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電力供給、放射線と放射線物質による汚染につき会社の責任を明確にして、より良い発電をすべきだ。その原資はいうまでもないだろう。<o:p></o:p>

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原子力発電事故と東京電力:東北地方太平洋沖地震について(2-2)

2011-03-23 05:53:08 | 都市計画

事故復旧について東京電力の課題が多い。<o:p></o:p>

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     現地との連携不足 <o:p></o:p>

まるでJR西日本の安全対策問題と同じような組織の課題を感じる。本部が事故対策の先導をきっておらず現場任せのイメージが強い。情報の収集も、量が少なく、遅く、報道の後追いもあったくらいだ。<o:p></o:p>

これは組織的課題で本部と現地の隔絶があるのではないか。エネルギー会社は政策会社であり、保護されているが、反面、責任を負っていることを忘れてはならない。経営と電気運営が別会社の様であり、いっそ今後の分離や第三者機関による経営内容チェックも必要となろう。非常時の指揮命令系統やプレス機能の開示、役割分担の明確化が必要だ、<o:p></o:p>

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     状況説明と対応策の未提示<o:p></o:p>

 原発の非常用発電が失われた状況と説明と、その対応策の開示が遅い。結局、海水をかけて冷やすという「火事」に近い対応となった。放水した海水は流れ出るが、その処理はどうなっているのだろうか。まさか、海に戻しているのではあるまいか。<o:p></o:p>

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     対策と影響(水素爆発や水蒸気放出)<o:p></o:p>

 水素爆発で、棟屋が破壊されていたが、どう見ても鉄筋コンクリートの厚い壁ではなく、鉄骨のようだ。どういうつくりになっているのかを(テロ対策もあり詳細は無理として)概略でも開示すべきであった。また、水素爆発や水蒸気放出の際の放射線漏れなど、原因と数値を明らかにしなかったため、「メルトダウン」のイメージを与えた。これは不作為で許されるものだろうか。<o:p></o:p>

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対応には数々の課題があり、今後の東電のありかたを考えるべきだ<o:p></o:p>

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原子力発電事故と見解・報道:東北地方太平洋沖地震について(2-1)

2011-03-22 05:52:54 | 都市計画

当初はチェルノブイリのように「メルトダウン」が起こると思われ、恐れが先行していた。国内メディアも大騒ぎで、テレビの解説のどこかの准教授に至っては、放射能検出のニュースに「口を濡れタオルで覆ってください、上着を着てください」と連呼していた。この方は、原子力事故への「対処」ばかりで「分析と見解」がまるでない。<o:p></o:p>

MIT関係者の分析が、素早くメールできたが、理論的でほぼ正しい見解だ。MIT本体から改訂版も出ている( http://mitnse.com/2011/03/13/modified-version-of-original-post/)  Wikiにもある( http://en.wikipedia.org/wiki/Fukushima_I_nuclear_accidents )一体、日本の大学や研究機関、何ゆえ見解や意見を出さないのか。現地では、東芝、日立が力を合わせているという。素晴らしいのはエンジニア魂だ。<o:p></o:p>

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太陽は核融合であり、放射線が出る。地球では水と大気により放射線が遮断され、適度な気温と気候により生命が生まれたとの分析もある。なお、原子力は核分裂である。但し、原子力発電では臨界質量以下で爆発しないようにしてコントロールされた容器内で放射線がもれないシステムとしている。(ただこれが上手くいかないのが「事故」だ)<o:p></o:p>

今回、被爆の単位系として ミリ・シーベルト(mSV) マイクロ・シーベルト(μSVmSV1/1,000)は、受ける放射線の総量の単位だ。自然界では2.4 mSV/年を受けている。今回の報道での ミリ・シーベルト(mSV)は「毎時」であり、mSV/hが正確な表記となる。(新聞でこの表記は見かけないが、ネットでは見かける)そのため、放射線が出ている事故現場では、防御服に覆われた上(放射線の受ける量を減らす)、交代で作業(受ける時間を減らす)にあたっている。<o:p></o:p>

そもそも昔から、工場の排出公害、新宿をはじめとする自動車の排気ガス、水銀と魚、ダイオキシン等は騒ぎ以降どうなったのか。<o:p></o:p>

メディアは騒ぐだけ騒いで、フォローがない。解説もおざなりで理論的ではない。しかも、今回は被害地ばかりの報道で気分が滅入る。社会的の心的外傷後ストレス障害(PTSDPost-traumatic stress disorder))の拡大ではないか。<o:p></o:p>

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 今回の事故で習得したことは<o:p></o:p>

     地震・津波に耐えた強固な建物<o:p></o:p>

     想定外の津波に流された周辺機器(発電機、予備電源 等)<o:p></o:p>

     電源を失った原発として始めての事故<o:p></o:p>

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 情報開示と分析・意見のいえる大学・研究所、復興への建設的報道が必要だ。<o:p></o:p>

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新耐震の歴史と今回の特殊性:東北地方太平洋沖地震について(1)

2011-03-21 06:50:00 | 都市計画

東北地方太平洋沖地震とその関係事項について考えを連作でまとめます。<o:p></o:p>

地震と建築について、1978年宮城県沖地震( http://ja.wikipedia.org/wiki/1978%E5%B9%B4%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87 )により1981年 建築基準法施行令改正(新耐震基準)→いわゆる新耐震に変更された(知られていないが2000年更に改正されている)。宮城県の周辺の地震は多く、1960年のチリ地震の津波(6m)も「ここまで来た」という標識が設けられていたそうだ。( http://ja.wikipedia.org/wiki/1960%E5%B9%B4%E3%83%81%E3%83%AA%E5%9C%B0%E9%9C%87 )宮城沖の地震は3040年毎にあるようで、今回も発生が懸念されていたが、連動型地震で津波の被害の想定は無かったようだ。( http://www.city.sendai.jp/syoubou/bousai/kakuritu/index.html )<o:p></o:p>

今回の地震(震度7)は、阪神の震災と違い建物の被害例が少ない。原子力発電施設も建物や設備の地震被害があまりないようなのは日本の耐震設計の誇りだ。<o:p></o:p>

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但し、今回の地震は、今までの地震とは違い津波の被害が大きかった。その要因は<o:p></o:p>

     マグニチュードが大きい(地震規模が連鎖地震で大きい)<o:p></o:p>

     海岸線に対して並行に震源地があり、波動が大きくなった<o:p></o:p>

     震源地と海岸線が近い<o:p></o:p>

つまりは、一列になったスピーカーから、大音響を近くから受けたようなもので、その音量は今までになく大きい「波」となる。これが今回の津波だ。津波の高さは建物4階に達した模様のため10m超となる。チリ地震の倍だろう。かつ、震源に近接しており、波の速さもあったに違いない。エネルギーは簡単に言うと、高さは正比例、速度は二乗になる。<o:p></o:p>

被災地の地形を見ると、リアス式海岸が多く、都市は後ろを山に囲われた扇状地に多い。つまりは洪水も津波も受けやすい地勢だ。となると、立地や用途区分よりも、いざとなったら逃げ込めるシェルターの配置と整備が良いかもしれない。見る限り、基礎のしっかりした大型施設の倒壊事例が少ないからだ。都市計画政策としては容積のスポット的な集中配置、または公共施設の整備だろうか。漁場と漁港、関連産業、住宅など考えるとなんともいえない。津波を「止める」だけでなく「避難する」も考える必要がある。これは、河川の「高水計画」(堤防を高くして流量を増やす)から、ある程度の氾濫を認めた上で、安全な避難エリアと避難時間の確保に向かいつつあるのに似ている。<o:p></o:p>

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すべての災害を防げるような社会設備は無いのだろう、京都でも早速、断層地震や洪水の被害マップを目にする。<o:p></o:p>

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手作り洋食の店 おおさかや:カキフライセットは大盛だが

2011-03-20 09:16:13 | 食べ歩き

 カキフライのセットを中大盛で。(1,000円+60円)ぱ*らんてなどともつながりがあるようで大盛なのは共通、待つのも同じ。( http://itadaki9102.blog54.fc2.com/blog-entry-25.html )大ぶりのカキフライが5個と小さいハンバーグ。小鉢の切干大根が付く。カキフライは磯臭いが、時々がりがりする。粗塩で良くもんでいないのかアクも多い。何事も基本が肝心だ。<o:p></o:p>

 ハンバーグは普通。キャベツのサラダから水が出ているのは困る。人気のお店だが、疑問が多い。なお、ご飯も多かった。<o:p></o:p>

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次からぱ*らんてにしよう。<o:p></o:p>

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所有の短期化と食いつぶし

2011-03-19 06:41:24 | 都市開発

ファンドによる不動産の所有が増加している。美装化で当面の収益向上は図るが、設備の老朽化による更新の必要は先延ばしも見られる。<o:p></o:p>

テーマ・パークの所有も更新の見合わせがあり中期的な集客力欠如が懸念される。鑑定は連続的な減価とする場合が多いが、実際は設備更新における一時投資の必要 (でないと設備が動かないリスク)なケースも想定される。つまりは、使い込みすぎると一時費用がかさむということだ。<o:p></o:p>

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取引においては、施設の設備・競争力維持にむけた今後の追加投資の必要額を算定し控除する必要がある。そのためには専門性が必要だ。(格付け機関と投資銀行の問題は、最近のリーマンショックで採り上げられた)<o:p></o:p>

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追加投資を繰り返す東京ディズニーランドは偉大だ。<o:p></o:p>

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ステーキハウス 一(KAZU 夷川烏丸) :肉の旨味がある

2011-03-18 06:14:55 | 食べ歩き

 ミックス・グリル・ランチ(1,200円)は、ハラミ照り焼き、ハンバーグ、イカ・ホタテフライ。ハンバーグの肉の旨味に驚いた。昔のなつかしいドゥミグラス・ソースとハンバーグの味に旨味がある。ハラミは炭火焼の風味に甘めの照り焼きのタレがあう。惜しむらくは、一つの皿にもってありソースが混じる。フライは特に何もない、無くてもいいから1,000円にして欲しいくらいだ。ご飯はお代わりできます(テニスの後に最適)。お味噌汁も良い。若いスタッフだが丁寧で雰囲気良く味は良い。近くのはふうとどちらにするか悩むお店だ。<o:p></o:p>

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お昼来ると夜の割引券がもらえます。(行こうかな)<o:p></o:p>

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麺のマトリクス:みっちりして弾力のある太麺が好き

2011-03-17 05:58:12 | 食べ歩き

小麦粉の麺のマトリクスを考えた。先ずは麺の硬さ(密度)で、加水量の少なさに比例しよう。次は弾力(噛み切るときの歯ごたえ)で、打ち方、小麦の種類、たんぱく変性などがあろう。最後に太さだ。密度があり、弾力が無く、細いのは博多ラーメンであり、密度が低く、弾力があり、太いのは喜多方ラーメンだ。密度と弾力があり太いのは最近のつけめんで、密度も弾力もないのは一般に問題な麺だが、ふんわかした伊勢うどんなどはこれだろうか。<o:p></o:p>

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 さらに、縮れているもの、全粒粉のものなど考えると麺の種別は多様となる。また表面がつるつるしているのやざらざらしているのも分けられる。<o:p></o:p>

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密度がそこそこあり弾力がありしかもつるつると縮れているのが好きだ。<o:p></o:p>

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コメント
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