都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

北杜夫を悼む:40年前のマンボウ、周作のころ

2011-10-31 06:04:11 | 趣味

ドクトルマンボウ航海記と青春記を中学のとき読んだのが始まりだ。ユーモア溢れるというが高みに行き過ぎないエスプリでユーモアではないと感じている。皮肉のような言い方でしかもおかしみがあった。躁鬱病であり、その高みから自分自身も見ていた。<o:p></o:p>

北壮夫のおかげでエッセイを読むようになった。友人の遠藤周作も読んだ。中学時代に買ったハードカバーでビニールのかかったマンボウシリーズは懐かしい。<o:p></o:p>

 その後、思い出した様に読んでいるが、初期のマンボウに勝るものはない。夜中にインスタントラーメン2つを食べるのも面白かった。しかも茹で湯を捨てる工夫に至る。株での大損もあったが、どうもエッセイとして楽しめなかった。<o:p></o:p>

 北の純文学については読んだが、いい読み手ではなかった。エッセイのほうが楽しかった。<o:p></o:p>

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北壮夫の真骨頂は「エスプリ」にある。その影響を大いに受けた。<o:p></o:p>

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和レー屋 北浜 丁子 :独自で楽しめる

2011-10-30 06:33:00 | 食べ歩き

 横堀川東岸の2階にある。窓からの景色が楽しめる。ビーフとキチン・キーマのあいがけ(800円)は珍しく丼に入っている。キーマはそぼろでスパイスが独自だが全く辛くない。ビーフはカレーうどんの汁が濃くなったみたいで、驚くほど熱くお揚げが入っている。交互に食べて、合間にテーブルに置いてある薬味で蕪の酢の物はさっぱりして口が冷えと福神漬けは薄味だが口直しになり、カレーが新鮮で楽しい。<o:p></o:p>

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女性が一人で切り盛りしており、夜はバーになるようでボトルも置いてあり、映画や音楽もある。<o:p></o:p>

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平成よっぱらい研究所(二ノ宮知子):鯨飲と「まぁいいか」から「かまうもんか」

2011-10-29 00:23:03 | 趣味

のだめで有名な二ノ宮さんの漫画だが、よっぱらい研究所は面白い。朝からビール13本飲んだり、酒を飲みながらあぐら座りで漫画を描いたりする。<o:p></o:p>

 秀逸なのは「まぁいいか」で見境無く鯨飲、ラッパ飲みを繰り返す。さらに、酔っ払ってのご乱交を翌朝思いだしても「きのうのわたしはよっぱらいであってわたしじゃないのよ」と開き直っている。<o:p></o:p>

 酒豪の一家で、お姉さんのお見合いで父が「お銚子50本」と注文し飲んでしまうのにも驚く。<o:p></o:p>

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 「まぁいいか」とは違うが、「かまうもんか」は良く使う。まるで「カモカのおじさん」だ。あまり悩まずずいずい行くのが好きだ。最近、週間文春の伊集院静の人生相談では「わしゃ、しらんよ」とかいうのも同じ路線だ。<o:p></o:p>

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世の中、丁寧言葉、ぼかし言葉、マニュアル言葉が蔓延しているが、「かまうもんか」でずけずけ意見が欲しいものだ。議論とともにお酒も鯨飲するのも面白いのでは<o:p></o:p>

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時屋 辛鶏つけめんに感心

2011-10-28 05:58:58 | 食べ歩き

 11時から16時まで通し営業に変更となっていた。「辛い」鶏のつけ麺が新登場。粗びきの一味唐辛子がそこそこ入っているがそんなに辛くはない。辛味で光と影のエッジがはっきりしたような効果があり、味が引き締まっている。気に入りました。麺は替わったのか、つるつるでしなやか、弾力より粘りを感じます。弾力・太麺が多い中、和みます。出汁ご飯も辛味で美味しく感じた。<o:p></o:p>

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久々につけ麺を楽しみました。<o:p></o:p>

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(旧)新神戸オリエンタルホテル:商業は空きだらけ、街型商業、複合施設は問題

2011-10-27 05:49:24 | 都市開発

 バブル前に竹中工務店開発計画本部で「ホテルと商業の複合に界隈型商業空間」として企画されていたのを思い出す。ホテルの下に大きなショッピング・センターを作り、アトリウムもある複合都市施設(City Within City という言葉が流行っていた)で、アメリカの大型複合施設(MXD)を移入したものだ。<o:p></o:p>

 特に、動線を複雑にして「界隈性」を出したのがミソで、B3から3階まであるが、今では2つのフロアがリニューアル中でパチンコ店を除き閉鎖されている。その他のフロアも空室が目立ち、半分くらいしかお店がない。看板や幟、置き看板が目立ち雑然としている。3階の江戸街並み風の飲食店にも韓国料理の赤い看板が大きく場違いな感じだ。<o:p></o:p>

 やはり、大型複合施設は課題が多い。その理由は<o:p></o:p>

①動線が輻輳し、施設の配管・空調が複雑<o:p></o:p>

②複合効果があるうちは良いが飽きられると、お荷物になり全体イメージが低下する<o:p></o:p>

③商業などは変化が早い、簡易な建物での開発が多く、リニューアルも多い<o:p></o:p>

④複合開発の箱物から、街並み商業(銀座や京都の三条通など)の人気が高い<o:p></o:p>

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これからの開発は<o:p></o:p>

①分棟型にする(オフィス、ホテル、商業、駐車場 など)<o:p></o:p>

②簡素な商業棟にして、変化に対応する<o:p></o:p>

③基幹設備を分け、それぞれを切り離し、独立し用途毎に最適な設備にする<o:p></o:p>

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拙論にもあり、ご一読願います。( http://www15.plala.or.jp/n7ohshima/toshinnkousin.pdf )<o:p></o:p>

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凝り過ぎた複合開発はもてあまされているのが多い。施設は数十年のライフサイクルがあるのを忘れてはならない<o:p></o:p>

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金久衛門 靭本町店:塩っぱいのに驚く

2011-10-26 04:42:46 | 食べ歩き

最近、淀屋橋・本町というオフィス街にラーメン店が増えた。躍進する醤油ラーメンのチェーンが梅田に続き、靭本町に出来た。立寄ると、メニューは同じ。シジミラーメンというのもあるが、薄味の金醤油の太麺にする。スープが塩っぱいのに驚いた。喜多方ラーメンのようが醤油と塩の味で味わいのあるスープなのだが飲めない。これなら大阪ブラックなどは恐ろしいことになりそうだ。<o:p></o:p>

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次は「薄味」でお願いするか、ご飯を頼むかだろう。血圧が上がりそうだ<o:p></o:p>

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関西経済同友会の御堂筋再整備計画の課題:都市計画からの観点

2011-10-25 06:03:08 | 都市計画

 御堂筋は南北に走る大阪の背骨のようなもので幅員45m(15丈)は、東京の銀座(26m)より広く、昭和通(44m)と同じくらいだ。御堂筋は渡るのも大変で、夏の正午など陰もなく、照り返しもありくらくらするくらいだ。  <o:p></o:p>

今回、管理権限が国から大阪市に移管となる。これを踏まえた提言は、水都大阪の歴史を踏まえ、御堂筋に①水路を復活、②4mセットバックで歩行空間の拡大、③蛇行した自転車道で速度の低下とある。公表されたパースを見ると道路の両側に蛇行した三宮東公園の水路がついたようなものでテラスなどがある。<o:p></o:p>

 私見だが、①の大阪の水路を復活させるのなら中ノ島の周辺ウォーターフロント開発に加え東横堀、道頓堀の整備が急務だ。歴史ある「都市の水路軸」の整備と周辺開発こそ要点だ。都心の川の成功事例は1969年開業の阪急三番街にある管理が行き届いた「川」だろう( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%AA%E6%80%A5%E4%B8%89%E7%95%AA%E8%A1%97 )街路の「水路」は冬の景観や安全管理、水質管理など手間がかかる。また節電のなか、揚水や排水の電力も課題となる。<o:p></o:p>

 ②セットバックすると御堂筋の幅員は53mになり広がりすぎる懸念がある。また、スカイラインも100尺規制がなくなり、段々となって統一感がない。この上、建替えで順繰りに4mセットバックをしていくと数十年の間は、壁面も段々になる。景観はちぐはぐになるのではないか。歩道部分をカフェなどに活用するのなら、御堂筋沿いのビルの1階を物販・飲食の利用限定してはどうか。丸の内・有楽町エリアで三菱地所が商業施設を1階に設け、通りの活性化を図ったのは好事例だ。<o:p></o:p>

 ③自転車道を蛇行すると速度が低下はするだろうが、利用は少なくなろう。また道路構造令などで「蛇行」は認められるのだろうか。(ボンエルフなど道路自体の蛇行や左右への凸凹は事例があるが http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%95 )蛇行の自転車道を避けて、歩道や車道通行でかえって事故が増えないか心配だ。また対向利用となるため、余裕ある幅員が欲しい。<o:p></o:p>

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貴重な提言だが課題が多いと懸念している。<o:p></o:p>

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御堂筋は大阪市の財政も鑑みて、路側帯を自転車道化と沿道ビル1階に商業誘導で安全と賑わいを確保してはどうか<o:p></o:p>

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天ぷらサイクリング Windy (雲ヶ畑):えらく疲れました

2011-10-24 05:48:16 | 趣味

 テニスを土曜日に5時間もやってえらい筋肉痛。時代祭も雨で日曜になった朝、サイクリングに。レーサー(Presta)に乗って、9:30に出町柳で集合し、10人で雲ヶ畑に向かう。アルミのオーバーサイズの硬いフレームは力が後輪に良く伝わる。リムの上のタイヤですーっと前に進む。路面とフレームが平行に進んでいる感じだ。<o:p></o:p>

11時頃から川辺で天ぷら、蕎麦、おでんを食べる。初秋の風景のなか、外で食べる食事はおいしい(スペンサー風:「初秋」)このルートは先の持越峠がきついが杉坂、京見峠はのんびりしている。<o:p></o:p>

 所用があり、雲ヶ畑で折り返す。道路に水が浮いているところもありゆっくり下る。途中で柿の木を見つけて写真を撮る。上賀茂の社家町も立寄って、今井食堂の鯖煮を持ち帰ろうかと思ったら黒山の人だかりで諦める。(奥までずんずん入って「鯖の持ち帰り一つ」でも良いのだが、これは昔の東池袋大勝軒と同じ方式)社家町の柿は色づいており、例の場所に近々スケッチに来たいものだ。その後、所用で洛中をうろうろ案内。疲れた。ついでにしゃぶしゃぶの用意を。お肉は松原キムラにした。野菜を西梅田のしゃぶ亭風の切り方にしたら好評。<o:p></o:p>

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お風呂にはいって、ああいい気持ち。<o:p></o:p>

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エネルギー論争の盲点(石井修):論拠の構成が整い、ガス利用を提案、お薦めです

2011-10-23 00:01:57 | マクロ経済

 まとまりが良い。エネルギーとは何かで8つの指標(汎用性、量的柔軟性、貯蔵性と運搬性、ユビキタス性、エネルギー密度、出力密度、出力安定性、環境負荷、供給安全保障)で分析し、天然ガスのコンバインド・サイクルが有望としている。<o:p></o:p>

 エネルギーの歴史が圧巻で、狩猟採集時代の人口密度は1/平方km、農業革命後は10/平方kmとなった。産業革命後は「公衆衛生」と「暖衣飽食」で「多産少死社会」となり10から20倍の人口増になった。シャワー・水洗トイレや冷暖房の効果は絶大だ。(恩師 戸沼先生の「人工尺度論」や「人口密度論」を思い出す)なお、余談だが「文明」は生産性(工学)で身体に、「文化」は民族独自(文学)で精神に関係するという話しがある。 エントロピーを文明も社会も生命と同じ「散逸構造(動的平衡)」から文明の高度化には安価・高効率・高密度の大量のエネルギーが必要と定義している。<o:p></o:p>

 今後のエネルギーはシェール・ガスの利用による天然ガスが効率的で埋蔵量も多いとしているが、環境の影響を懸念する説もあり鵜呑みにはできないと思っている。<o:p></o:p>

 燃料電池などのコ・ジェネレーションも検討し、「多様化」が決めてとあり賛同したい。あわせて、小規模や分散も今後の課題だろう。<o:p></o:p>

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分りやすくためになる。

 

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焼肉北山(四条東洞院):あらあら

2011-10-22 00:38:51 | 食べ歩き

ランチを始めたらしくて訪問。今のところ割り引きでお得なすき焼き定食(850円)を、ご飯もお代わり自由との看板。すき焼き、ごはん。スープ、御新香(胡瓜と蕪)。すき焼きはお肉に糸こんにゃくが混じっている。コンニャクのアルカリで固くなるから奨められない。横には鶏肉が4つほど。初めの体験だ。付け合せは椎茸が二つで葱ともやしがたくさん。<o:p></o:p>

 先ずはもやしと鶏肉を片付ける。お肉はまあまあ。お汁は薄い。二杯目は牛丼風に食べようとしたら「ごはんはありません、10分お待ち下さい」、しょうがないのでご飯なしで食べた。<o:p></o:p>

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もやしと鶏肉は牛肉のすき焼きにどうだろうか<o:p></o:p>

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朽ちるインフラ(根本祐二):公共サービスの高さに驚き、維持コストと取替え費用は膨大、都市の縮小化が必要

2011-10-21 06:17:27 | マクロ経済

 インフラストラクチャーとは社会資本で道路・橋・上下水道などを指す。今後の更新や維持費用の負担について、今でも国家財政がGDP2年分の借金であり懸念している。また、実例が多く具体的で3.11の復興などの提言もある。<o:p></o:p>

 公共施設について、公民館の収入はコストの約4%というのや、図書館は貸出し者一人当たり1,000円となったそうだ。行政サービスは例えば証明書などの発行手数料も人件費をまかなえると思えない。もともと儲かるものではないから行政がやっているともいえる。金額のみで施設の存在意義を考えるのは疑問だ。<o:p></o:p>

 まさしく、6章の「選択と集中」だろう。人口を取りまとめ利用の低いサービス(バス、上下水道、電気 など)の効率化と災害対策はメッシュ・データによる林良嗣(名古屋大学大学院環境学研究科教授)さんの研究もある。大体、四国への橋が3本あったり、関空・伊丹・神戸の空港があるのも理解できない。小さな都市、安全な生活にあわせ、必要なインフラと自然に帰すエリアなど開発優先から生活の質へとパラダイム・シフトに転じるべきだ。Food Dezart( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E3%81%AE%E7%A0%82%E6%BC%A0 )や限界集落の問題はコミュニティの再生と関わりながら今後の課題だ。<o:p></o:p>

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論旨は骨太だが、都市計画の観点とは少し違う<o:p></o:p>

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いまいちなカキフライ:洋食いくた(三宮)とロン(三番街)

2011-10-20 05:59:28 | 食べ歩き

先日食べた、いくた(850円)とロン(880円)がいまひとつだった。衣が硬く生臭くジュースも少ない。まだはしりの牡蠣だからだろうか。<o:p></o:p>

牡蠣は仙台のが無く、広島や伊勢志摩だけなのだろうか。牡蠣も穴子も仙台のが好きだ。浦安の秀寿司でも「今日は野島がなくて仙台だけど、美味いよ」と覚えた。(御主人と女将さん御元気かな)海を豊饒にするため山を守ったのも有名だ。<o:p></o:p>

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小ぶりな仙台の牡蠣が好きだ。東北の復興を願う。<o:p></o:p>

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響きの科学(John Powell):図表もなく、式も無いのに分り易い、「調」の常識は覆った

2011-10-19 06:14:20 | 趣味

 軽妙で面白い内容で、図式や数式がないが良く分かる。筆者は物理学博士かつ作曲の修士という。基本周波数という倍音の基本周波数は、聞こえなくても、倍音から聞こえているように感じるというのはなるほどと感じだ。(実際は迫力にかけるが)なお、対数感覚に関する音圧の計算などもある。<o:p></o:p>

 出色は12音階(等分平均律で5.6%ずつ短くしたもの)のジョン・パウエル・アグリー・ハープでの「調」の解明だ。源の長さが1、8/94/53/42/33/58/151/2を選ぶと長音階で「明解で完全な主張」とある。短音階と短調は「旋法」があり、自然短音階の上昇系、旋律的短音階、和声的短音階がアグリー・ハープの源の移動で分り易い。<o:p></o:p>

 転調も一時的な効果とあり、そうなのかと感心した。また調も指の練習であると切って捨てている。<o:p></o:p>

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とても楽しくためになる<o:p></o:p>

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よしおかの天ぷら定食:久々で値上げ

2011-10-18 03:53:09 | 食べ歩き

この前通りかかったら改修中。久々にテニスの後、「コース」を。1,575円が1,800円に。あらら。中は、冷蔵庫などが新調になって揚場が広々。天ぷらの内容は同じだが、お客が珍しく少ない。口開けで入り、油も良い。どうも、上品になったような感じだ。掻揚げが小さくなって、てんつゆの生姜が多く醤油が薄めだ。どうもご飯がすすまない。(三杯飯ができない)なお、天丼類は1,050円が1,100円になっていた。<o:p></o:p>

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次は海老の天丼にしようかな(ご飯大盛で)<o:p></o:p>

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学芸セミナー京都『桂離宮 美に隠された造園技術』に参加:造園の観点に感心

2011-10-17 06:01:42 | 京都

庭園の講師は川瀨昇作(宮内庁)・野村勘治(野村庭園研究所)・仲隆裕(京都造形芸術大学)のお三方。メインは川瀬さんの桂離宮での工事の裏話と職員ならではのお宝スライド。共催は「全国女性造園技術者の会」でえらく女性が多い。<o:p></o:p>

歴史が仲隆さんから説明。その後、重森三玲氏に師事し桂離宮の測量(1/100)の経験がある野村さんから桂離宮の1/800の図面に基いた桂離宮の知見は<o:p></o:p>

・笑意軒の蹲踞から中州の三叉路を結ぶ線は、「水の軸」で4つの橋が重なる<o:p></o:p>

90度の曲ががヴィスタを変化させる<o:p></o:p>

・角違いの石打ち(遠州好み)<o:p></o:p>

・石が余分に打ってある(曲がる先の視線のコントロール)<o:p></o:p>

・石の高低や流れ、置き方は意味がある<o:p></o:p>

・靴脱ぎ石は角が鈍角でむくみがあり真の飛び石の延長に角がある<o:p></o:p>

・桂離宮は中国(市松模様)、遠州、茶道(?)の影響がある<o:p></o:p>

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 川瀬さんは経験を庭園の細かい作りから語った。<o:p></o:p>

・竹穂垣の竹の編み方は15寸間隔の2スパンごとに竹の左右の枝を交差<o:p></o:p>

・桂垣は堤防に生えた破竹の利用、10寸間隔で捻って曲げ、編みこむ<o:p></o:p>

・あられ零しの舗装は530/㎡(900平方cm/日のお仕事)、離宮内の石を使用、艶があり手が汚れない、土台は漆喰でなく、これも離宮の土を固めて排水も良い<o:p></o:p>

・賞花亭の前の石は土台がコンクリート、歩くと固い<o:p></o:p>

・地元の材料が桂の特色<o:p></o:p>

その後、お宝写真や破竹の実物など。楽しい。<o:p></o:p>

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川瀬さんの意見と写真の検証として、「月は月見台からは見栄えがしない、月波楼からが良い」との意見に、野村さんからも、「その通り、対岸のくの字の凹みもそのためだ」と賛同。桂離宮で月は見たことがないし、本当なのだろう。だとしたら、月見台は当時の月の方向(白道)との論文がある方の意見はどうなるのだろう。(そのころの白道についても疑問が呈されているが)<o:p></o:p>

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桂離宮の奥は深い、造園の専門用語はついていけなかったが、離宮を守るご苦労が良く分かった<o:p></o:p>

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