都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

居酒屋の戦後史(橋本健二):飲酒の格差論として楽しめる

2016-02-29 04:28:56 | マクロ経済

 文章があまり好きでないが、よくできている。酒格差社会(飲めて色々な酒を楽しめる(富裕)階級と飲めない(困窮)階級)の進行を憂いている。酒を楽しむのは文化、人権、社会機能で「誰でも酒を楽しむことができる社会を」と結論づけている。

 

 知見は:

・居酒屋は江戸時代の煮売り屋か戦後の闇市が発祥→京都はどうなる?日本全国を考えたほうが良いぞ

・駅前広場は戦後復興の一環で石川栄耀が主導、人が駅前に集まる仕掛けにつながる

・ビールの人気は軍隊と配給が後押し、1959年に清酒の生産を追い抜く

・ウイスキー階級社会と水割り、オールド(甘い)→目立つ横幅がキープになったのは有名

・居酒屋チェーンの歴史:つぼ八が元祖、ここから派生のワタミ(やり手)、モンテローザ(若者と女性)→今やすべて衰退、特色ある個人経営かボランタリー・チェーン(共同仕入れの暖簾つながり、東京では鳥銀など)では

・日本名酒会はボランタリー・チェーンで地方の蔵を紹介、名酒番付などに発展

 ためになり面白い

紹介のあった下記は読んでみたい。

露店研究 横井弘三( http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001870114-00 )

 

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はなぶさ(大阪 堺筋本町):味噌ラーメンは独自でこってり、チャーメン丼とはあわない

2016-02-28 04:40:10 | 食べ歩き

 久々にはなぶさに。11時半の開店と遅れていた。限定での味噌ラーメン(850円)とチャーメン丼小(150円)で千円。

 段取りが遅れていた。味噌ラーメンは杯のような浅い丼で、ねっとり味噌スープに、太い麺、細いもやし、鶏のチャーシュー3切れ、焙った豚チャーシューの大きいのが2枚とチャーシューメンのたたずまい。

 スープはこってりで最後に旭川ラーメンと同じように、癖を感じた。煮干しか脂の香と思う。太い麺は噛みしめがあるが、うま味がいまひとつ。独自の味噌ラーメンだが、お昼なら塩があっさりでいいかもしれない。味噌のスープはチャーメン丼とあわない。塩ならスープをたらすとより美味しくなるため損した気分。

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消費は誘惑する 遊郭・白米・変化朝顔(貞包英之):経済の知識が乏しく、体系的な社会学になっていない

2016-02-27 04:44:21 | マクロ経済

経済の3面等価( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E9%9D%A2%E7%AD%89%E4%BE%A1%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%89%87 )生産、分配、支出の面が整理されていない。生産から文明をとらえたジャレド・ダイアモンドが有名であるが、本作は消費(支出)を論じているのかというとそうでもない。社会、自治体、家族の社会領域を論じたものでもない。「消尽」という趣味の消費を切り口にしている。ミッシェル・フーコーの「エピステーメー」の論点を基にしているようだが、つながりが分からない。消尽とはフーコーの「自己技術」としての消費だというが、「快楽や幸福を実現、私的な感受性や論理を満たすほとんど唯一の手段に消費はなってきたのである」というのは疑わしい。無償の社会のアメニティ、共同体からの教育や歴史なども楽しみになるのは「消費」ではないが、快楽や幸福だ。定義に大いなる疑問がある。

 実に整理が行き届いていない、論文のつぎはぎのような著作だ。

 定義で「家」について、①性的交通、②物資・労働的交通、③情報・信仰的交通の順序で発達してというが、社会、生産、共同などの観点からは②(農業)、③(社会)、①(婚姻、クラスター間婚姻)ではないか。独自すぎてついていけない

 遊郭については、論じてあるが、芸妓と娼妓の区別がまず必要だ。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B8%E5%A6%93  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8A%E5%A5%B3 )

遊女のランクは太夫、格子、端 ( http://www.geocities.jp/pink_pink_shampagne/iran.html ) 妓楼は( http://bungetsu.obunko.com/newpage509.html )

人身売買と身請けで「遊郭をめぐる交換」とは疑問だ。夜這いと遊郭、身請けで都市の性処理としての分析ならわかる。

百貨店や勧工場の分析も他の書が詳しい。「前売」とは定価販売らしいがこの用語は知らない。陳列販売と並んで近代商業の発祥はあたりまえだ。

 指摘のヴァルター・ベンヤミン:パサージュ論( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%A4%E3%83%9F%E3%83%B3 )は未読であり読んでみたい

米の生産、消費、在庫・価格について、更なる経済学からの分析が欲しい。生産と消費の量的分析が無く、価格と政策のみの分析はいまひとつで資料になっていない。

 「学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し」において経済学と都市計画において「殆し」だ

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美々卯(大阪 淀屋橋):2月は節分と春を待つ内容

2016-02-26 04:39:23 | 食べ歩き

豆のたいたんが小さな入れ物に、節分らしい。小さな穴子の巻物も丸かぶりだろうか。お造りが烏賊ではなく早春の鯛の湯霜した松皮造り。何故か蕎麦が何時にない喉ごし。出汁はさっぱり目、別館でいつもの半個室の席は落ち着く。

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ラーメンの語られざる歴史(ジョージ・ソルト):政策と小麦、経済発展とラーメンの観点

2016-02-25 04:42:11 | マクロ経済

 最近は居酒屋やジャズ喫茶を分析したモラスキーのようにインターナショナルな研究者が日本の風俗を研究している。同潤会にしても、軍艦島にしても同じくインターナショナルな研究者が多い。日本も頑張らなければと思う次第だが、逆にアメリカの開発分析などは日本が良く知っていたバブル時代もあった。

閑話休題、本書はラーメンを文化的かつ政治的に分析している。間違いも多く、武蔵は青山が96年組、永福町大勝軒が給与の高いので有名で、東池袋ではないとか色々あるが良しとしよう。

1954年の日米相互防衛援助(MSA)の小麦と、戦後のラーメンが、高度経済成長期に東京に集中した(このディモグラフィックの記述は薄い、都市計画ではないからか独身の労働者と学生について、インスタント・ラーメン、街場のラーメンなどの発展と合わせてまあまあ読める。

MSAについては、日本での反共支援とあるが本当だろうか。

第一次世界大戦前後に西洋料理、中華料理、屋台が東京への労働者人口増で増えたとあるが、考察が浅い。当時は西支料理として、和食に対峙していたはずだ。和服と洋服のバランスと同じで風俗の理解がいまひとつだ。

知見は日清の前に、松田産業が「味付中華麺」を1955年に発売していたことだ。(現行のベビースターラーメン)

暇があるなら読んだほうが良いレベル

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麒麟園(京都 東向日):担担麺3辛大盛は持てました

2016-02-24 04:38:36 | 食べ歩き

テニスの後、お腹がすいて、新店開拓。東向日の街は初めて、駅前の北に桃色の○○○郎があり、品位に欠ける外観。街道もあり、旧家もある。

 東に5分の麒麟園に行く。担担麺(900円)に3辛(+50円)、大盛(150円)で1,100円と高額。出てきたのは白湯スープに赤、白髪葱と糸唐辛子がこんもり、ひき肉もそこそこに青梗菜(冷たい)が2つ程。

 スープはジョロキアかむせる、うまいというより刺激だ。スープは凡庸で、清湯が好きなため好みではない。麺は中くらいの太さでねじれ、インスタント麺みたいで腰の粘りがなく、固さのみ、粉のうま味もなく、食べるのに往生し、半分残した。

 値段も高く、烏丸の煌庵や、二条の大鵬が定食もありお得で美味しいと思う。東向日まで徒労だった。

 帰りにもらったパイン飴が一番おいしかった

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Dynaudio Focus 340が変容:Italia SQが柔らかく力強く生々しい

2016-02-23 04:41:08 | 趣味

 愛聴盤はItalia SQ Mozart の初期作品。Phの全集はいまや中のCD押さえのプラスティックがバラバラになっている。このすっきりした愛らしい曲はこのカルテットが一番好きだ。

 ケーブル交換以降の音は生々しく、躍動感がある。Italia SQは流れるような音楽だと思っていたら、実は起伏も多い。しかも音像が立って、弦の音もよりつややかだ。

 Italia SQの音は水彩画と思っていたら、初期ルノアールくらいの薄目の油絵だった

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しゃぶ亭(大阪 西梅田):寒いときは一人鍋が好適

2016-02-22 04:37:46 | 食べ歩き

 ひさびさに、阪神北の通路を南に盛り替えた通路を通ってヒルトン・ウエストの裏出口から至近のお店に。

 シングル(豚しゃぶ1枚)を頼む。豆腐にニンニクを載せて、白菜の固い芯を入れる。ゴマダレに小口切りの九条葱と一味をたんまり。

煮えたら、豆腐をゆったり食べてタレを温める。次に、肉を2枚位入れて、白菜を入れる。肉で葱を包み食べる。次に、白菜で葱を包む。タレの旨味が仲立ちし、ご飯が口をさっぱりさせる。これを繰り返し、つぎはモヤシを入れる。モヤシと葱はタレとご飯で食べる。肉を全部入れてタレに入れておく。

ご飯に煮汁をかけ、白菜の漬物を散らして雑炊でさっぱりする。

最後に、若布を入れて、うどんを1本いれる。若布をさらい、若布で葱や肉を包んで楽しむ。うどんは好みの固さで、ゆったり食べる。ネギを足してしゃりしゃり感も良い。お腹いっぱいになりうどんは食べきれないことが多い。

冬はことのほか楽しめるひとりしゃぶしゃぶ

 この後、子供を連れてお昼に。シングル二人に豚1枚追加、ゴマダレと葱を堪能したお昼。テーブル席で落ち着いて良かった。

家族の思い出がある

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「偶然」の統計学(デイヴィッド・J・ハント):奇跡はない、想定外もない

2016-02-21 04:41:12 | マクロ経済

 碩学がゆったりお話し。エミール・ボレルの法則「確率が十分に低い事象は決して起こらない」を証明している。

 

 「どこでも効果(Look Elsewhere Effect)」は素粒子物理学者が大量のデータのなかから全く同じ偶然できたクラスターが見つかることを命名。

 「平凡への回帰」とは、遺伝でだんだん平均になる力、大数の法則で平均になるようなものか、特異な才能も「下降効果」(人間的要因)がある

 Harking:Hypothesizing After the Results are Known  結果を見てから仮設を決める

 コーシー分布( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC%E5%88%86%E5%B8%83 )は山が低く、裾野が長い、しかも平均がない

 コイン・トスは裏か表を行き来するのではなく、どちらかが優勢が半分の期間は続く→運気みたいなもの

 平凡の原理はコペルニクスの原理→相対的で特殊ではない

 さらっと書いてあるが、最近の金融工学で有名なコーシー分布だけでも難しい

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人類みな麺類(大阪 西中島南方):年明けのラーメンは相変わらずうまい

2016-02-20 04:36:08 | 食べ歩き

 11時開店になったが、20分前に並ぶと先頭。すぐに行列が開店前まで十数人。奥の半地下と中二階が増えてゆったり。マクロの厚(チャーシュー)・薄(メンマ)の大盛りが正月のお約束。熱いスープ、厚い煮豚、太くうまい麺、歯触りの葱、しこしこメンマで堪能して900円。11:20に出ると、10人ばかりの行列、店内は空席もある。行列を絶やさないのも営業手法か。

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水都アムステルダム : 受け継がれるブルーゴールドの精神(岩井桃子):労作、都市構造変化が面白い

2016-02-19 04:39:43 | 都市計画

 アムステルダムは好きな都市だ。合理的で、しかも売春もマリファナもある自由が魅力で、美術館やコンセルト・ヘボウもある。この前はシンゲル広場近くのマリオットに泊まった。

 ブルーゴールドとは水を金の如く大切にしているから。アムステルダムはアムス川のダム(堰)が由来。

 本書にはアムステルダムの都市の拡大史が地図であり大変分かり易く貴重だ。とくに1650年独立戦争以降、1725年に拡大した城壁や風車が都市の骨格となっているのでは。

 知見は:

・建物の全面傾斜は雨水除けのため

・運河の幅は25mで銀座通りと同規模

 住宅分析もあり労作だ、アムステルダム物語(ヘルマン・ヤンセ)と合わせて読むのをお勧めする

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きや(東京 虎ノ門):詰め合わせの東京おかきがやめられない

2016-02-18 04:34:31 | 食べ歩き

 重みのある箱の中を開けると、小さなおかきが大きな袋に一杯。愚妻は「これは昔風だ!」と喜ぶ。さくさくの歯触り、米お味と炭の香とちょっとつまむと、ちょっと一杯になって大変だ。

 虎ノ門には老舗も多く、昔は新橋から歩いて焼鳥丼を食べに来た思い出がある。

 豆菓子もあるようで一度、色々試してみたい。

 東京のおかきはきっぱりしていて、こってり、あっさり、硬く、海苔が定番だ。京都はねっとり砂糖醤油をまぶした千鳥がほっこりする。

 硬いのもあり、ギャンブルみたいな詰め合わせだ

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つくられた縄文時代 (山田康弘):現代の時代背景が考古学の視点の変遷とは面白い

2016-02-17 04:38:17 | マクロ経済

 縄文時代が「貧しい」が「平等」であったというのは、日本の第二次世界大戦後の観点で、世相がそれを後押しし、さらに修正に至っている状況を述べている。つまりは、考古学が昔を分析するのだが、その時代のバイアスが影響しているという二重の「時代」を分析している

 知見は:

・縄文時代は貧しくなかった:食料の獲得法が多様化

・階層があった:奢侈品→タテ方向

・90年代からの格差社会の状況が縄文の階層化社会論を生んだのでは

・縄文時代には変容のPhaseがあり、次のStageの弥生時代に進んだ

 観点は面白いが、縄文時代への切り込みが薄い

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銀座 とんき(東京):カキフライの衣がゆるい、店主がレジに

2016-02-16 04:33:39 | 食べ歩き

 土曜に訪問、カキフライは1,150円、ご飯半分で。店主がレジにいて仕切る。

 カキフライは平たい独自のものが4個、からりと揚がっているが、衣と牡蠣がゆるく、すっぽ抜ける。牡蠣の水切りがあまいのかもしれない。キャベツは新鮮、底にマカロニ・サラダが。

 カキは、おろしポン酢、醤油マヨネーズ、ユニオン・ソース(ペンギン印)で楽しむ。最後は、豚汁、漬物(沢庵とキャベツ・紫蘇)、マカロニ・サラダにとんかつソースでご飯を食べてしめる。

 とんかつなどは東京がおいしい

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ローマ人の物語 10.すべての道はローマに通ず(塩野七生):知恵が圧巻、都市計画で必読の書

2016-02-15 04:36:54 | 都市計画

 散々勧められてやっと読んだ。

大御所のインフラ関連の著作。歴史資料を読破し、その頃の世界をさらに伸長してから、現代に知見を活かすスタンスには頭が下がる。

 ローマ時代というとBread & Circus (同名の自然食料品店がCambridge Central SQにあったのを懐かしく想い出す)位と思っていたら深い深い。

 インフラをハードとソフトに分け、しかも全部を網羅していないと言い切っている。しかも橋の荷重(Dead Load(通行荷重)、 Live Load(自重:石なら設計に必要))などは素人を割り切って専門家の見解を聞いているのは清々しい。

 キーワードは「平和(パクス)ロマーナ」で、この状況があったからことインフラ整備と維持ができたとある。ピンカーの「暴力の人類史」と似た見解だ。パクス・ロマーナ崩壊後14世紀までは暗黒の中世だったとも。

 さらに、インフラの整備の背景を5W1Hのように分析しているが、ローマ時代で明らかなのに、例えば京都の街の道路、水道、下水などはなんで分からないのか訝る。

知見を羅列する:

・ハードなインフラ:街道、橋、港湾、神殿、広場、公会堂、楕円競技場、半円形劇場、円形闘技場、上下水道、公衆浴場

・ソフトなインフラ:安全保障、治安、税制、通貨、郵便、貧者救済、育英資金、医療、教育

・「食」、「職」、「安全」

・ローマ皇帝(王政、共和制、帝政に移行):安全保障、内政、公共事業

・ローマの街道と同時代における中国万里の長城の比較:交通と遮断(匈奴)の対比

・街道は4層で、コンクリート不使用、路面はむくりがあり排水が両側、4mの車道と両側3mの歩道

・街道は歩道と車道、盗賊対策で広い安全地帯が両側に→80年代のアメリカの公園は犯罪防止で同じ発想

・馬が倒れない石畳とメンテナンス、馬車は鉄の輪で騒音だったのでは

・石のアーチなどのトンネルと山腹は盛土形式で石積みが外側で応力を受ける

・橋は石造り、道路レベルでつなぎ凱旋門も付加

・公道、軍道、支線、私道で30万km

・史料はメディア、読み取りが必要

・多様な交通手段:馬車、騒音と渋滞もあったかも

・水道:利権と規制、配分、水道・井戸・雨水の並立

・競技場は下が偉い層、上が女性と下層民

・医者と教師を優遇、医学は主にギリシャ人をアウト・ソーシング

・公衆浴場は衛生と、前の広場が子供の遊び場

 良い本だ。巻末の絵の資料も楽しめる

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