都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

らーめん とこ豚屋(京都大丸催事):味噌・醤油の魚介らーめんは懐かしい

2012-10-31 00:00:14 | 食べ歩き

 旭川のラーメンでラード、低加水の太い麺、魚介と作法に従う。(800円、チャーシューや大盛、ベジポタ味もある)スープが熱々でチャーシューも脂が多いが味わいがあり、メンマは味がしないがくきくきと独自の歯ごたえのある麺との合間に変化を与える。スープはラードが覆い、溶け込んだ背脂も力強いが何故か嫌味がない、一味と胡椒もたっぷり、ご飯が欲しいくらいだ。<o:p></o:p>

 醤油も食べたがこちらがもっと良かった。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 京都にも出店しないかなあ、今、旭川ラーメンは三条の山頭火しかないから流行ると思うが<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マウリッツハイス美術館展(神戸市立博物館):見ごたえがあり楽しめた

2012-10-30 00:33:11 | 趣味

 雨のお昼ご飯時に訪れると空いていた。入場料は1,500円で便利な神戸市立博物館、だんだん人が増えて、出る頃には結構な混雑に。<o:p></o:p>

 軽い気持ちだったが、楽しめる内容だった。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

ヤーコプ・ファン・ライスダール「漂白場のあるハールレムの風景」<o:p></o:p>

近景・中景・遠景の構成で、雲の表現が上手い。大胆な構図で水平線が下の三分の一にあり、空が殆どでよく見ると鳥が飛んでいる。<o:p></o:p>

ペーテル・パウル・ルーベンス「聖母被昇天(下絵)」<o:p></o:p>

  顔のハイライトが生々しい。ルノアールを思い出した。<o:p></o:p>

レンブラント・ファン・レイン 「シメオンの賛歌」<o:p></o:p>

  劇的な光景だ。描き込まれた暗い背景と中央の光の対比は映画的。力のある絵でしかも上手い<o:p></o:p>

レンブラント・ファン・レイン 「自画像」<o:p></o:p>

 63歳のとき、迫力がある<o:p></o:p>

ヘリット・ファン・ホントホルスト「ヴァイオリン弾き」<o:p></o:p>

 俗な絵だが、婀娜っぽい。こういう絵が流行っていたのはなぜなのかと考えてしまう。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

ヨハネス・フェルメールは有名で「全絵画踏破」が流行っているが、あまり好きでもない。今まで結構見てきたが、Bostonは Isabella Stewart Gardner Museum ( http://en.wikipedia.org/wiki/Isabella_Stewart_Gardner_Museum )で「合奏」(1990318日盗難)を見たのが記憶にあるが印象は薄い。<o:p></o:p>

 今回では「ディアナとニンフたち」は一目見てひきつけられる絵だ。見ていると<o:p></o:p>

①パースが正確<o:p></o:p>

②ハイライトと陰の対比(顔の光のあたる部分と足元の陰)<o:p></o:p>

③影の強調によるエッジの表現(スカートのしわと影 など)<o:p></o:p>

④画面のラチチュードの広さ(明るさの対比)<o:p></o:p>

などを感じた。<o:p></o:p>

「真珠の耳飾りの少女」は思ったより小さい。B4くらいだ。乾いた感じであり、多面化したような描き方だ。服のテクスチュアも生地がごわごわした感じだ。順番に列を作り見ていくのは「拝観」みたいな感じ。さっと見る方はその後ろからというのは行列をさばくうまい展示手法だ。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

全体にオランダ絵画はぼんやりした暗さのなかに一条の光などを対比させた構成が多いように思った<o:p></o:p>

ショップでは青いターバンを巻いたミッフィーが売られていた、うまく考えたな<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あらた(京都駅 南):清潔であっさり、気遣いがある

2012-10-29 06:05:07 | 食べ歩き

 京都駅で夕方、ちょっと食べたいと思い、あらたへ。イオンKYOTOの南でお店はこざっぱりとして何故かサーファー風の飾りつけ。気ばたらきの若いのが焼く。ネギモダン焼(780円+100円)にビールの大瓶(580円)。焼けるに15分かかるからと焼物を勧められるが、じっと待つ。売上の柱は焼けるまでの炒めもののようだ。仕切るお兄さんの商売と気遣いは大したものだ。  <o:p></o:p>

 広島焼と同じで生地をお玉で広げる。ネギ、そば、イカ、紅しょうが、天かす(大量)をのせて生地をたっぷりかける。底がこんがりするまで焼いて返す。更に返して、醤油、ソース(普通、やや辛、辛)、鰹粉、青海苔、マヨネーズを選ぶ。普通に半分、もう半分は普通の上に辛ソースとする。底が固くてテコで切りやすい。<o:p></o:p>

 鉄板も掃除が行き届いているためか油くさくない。軽やかなお好み焼でピザみたいだ。今度はホソかスジを入れても良いな。気遣いがあり、ビールも開けて和んでいるとお冷が出る。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 美味しいのだが、結構高いような気もする。鉄板は人件費だ。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

<o:p></o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食べ物の評価:感覚、健康、快適

2012-10-28 09:37:07 | 食べ歩き

 昔、関西の食の案内に読売出版だったと思うが、味、値段、雰囲気で星をつけたのがあった。ずいぶん重宝したが今手元にはない。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 色々なお店で評価するのは値段もあるが最近はあまり重視しない。それよりも、感覚に合い、健康によく、快適なお店の料理が好きだ。詳細は<o:p></o:p>

①感覚:季節感、料理のセンス、まとまりなどだが、絵や音楽と同じで好きか嫌いかだ。論理ではないため個人的な見解だが、これを表現するのが面白いが表現には気を配る<o:p></o:p>

②健康:論理的で、脂の量、油の酸化、MSG(化学調味料)、砂糖、食材の品質、喫煙など不健康と分析する。理科系の得意とする分野かもしれない、実際の分析ではないから「根拠」は乏しいのが欠点だ。<o:p></o:p>

③雰囲気:馴染みばかりのお店は馴染みになるまで分からないが、ぎすぎすした雰囲気や、不快な家具、独自な内装など「もてなし」の無いお店はあわない。これは入る前から店舗の周辺の掃除や片付けで見当がつくようになった。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 それにしても、ネットの評価は前の意見や色々な思いなどのバイアスがかかっているかと訝しる<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モリタ屋(四条猪熊本店 四条大宮):木屋町よりお得で快適で美味しい

2012-10-27 06:41:16 | 食べ歩き

 秋だ。モリタ屋でオイル焼。美味しいお肉は量もあり、野菜も多く肉の脂で焼くとこれが美味しい。獅子唐、人参、玉葱、茹でてある南京、エリンギ、最後のモヤシはたまり醤油で仕上げる。このモヤシはお肉の脂を吸って味がたまらない。お肉はたまりと黄身おろしもいいが、さっぱりポン酢も楽しめる。木屋町より安く、仲居は親切で、お部屋は落ち着ける。四条に面したお肉屋との経営効果だろうか(毎月のお得なお肉がある、ここと松原のキムラは贔屓だ)ランチもありお得なようだ。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 この近くは、四条通向かいのヤオイソもフルーツ・サンドが美味しい、餃子の王将の本店も近い、なお立ち飲みの穴場でもある<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

能力構築競争(藤本隆宏):考え抜いた日本自動車産業の優位性とその分析、モデル化に驚嘆

2012-10-26 06:52:36 | マクロ経済

 自動車産業にまつわり圧倒的な分析だ。観点は生産・製品・開発管理、自動車産業論、自動車産業の比較分析の3軸で、過去・現在・未来の時間軸を持つ。<o:p></o:p>

 企業が経営の質を高めるのを「能力構築競争」とし、その定義を表層の競争力(ルーチン的 価格、販売力など表層の競争力)、改善能力、進化能力(能力構築能力 深層の競争力)と分析している。<o:p></o:p>

結論として<o:p></o:p>

①統合型(摺り合わせ型)は日本的である<o:p></o:p>

②「改善」、「ものづくり」は創発的(たまたまの要素もある)に累積された<o:p></o:p>

③ライバルとの戦略提携や貿易摩擦も協調と提携などから組織能力の差異の減少と更なる競争を生んだ<o:p></o:p>

④日本的手法は海外ではシステム純化してトップダウンで使われた<o:p></o:p>

⑤能力構築競争に長けた企業は過剰蓄積となり過剰設計に陥りやすいが、設計簡素化で取り戻せる<o:p></o:p>

⑥日本の自動車企業は利益が低く、戦略構想力が不十分な場合が多い<o:p></o:p>

 がある。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 面白い点としては<o:p></o:p>

・生産とは設計情報の「転写」であり、製品はメディアだ<o:p></o:p>

・競争力にはQCDに加え、フレキシビリティ(F)がある<o:p></o:p>

・自動車はクローズ・インテグラル型の位置付けにある(パソコンや自転車はオープン・モジュラー型)<o:p></o:p>

・リードタイムは生産と設計の両側にあり、リーン生産やフレキシブル設計に対応する<o:p></o:p>

4年サイクルの新車生産が「怪我の功名」でフレキシブル化に向かう<o:p></o:p>

・トヨタの強さは「進化能力:、創発的な出来事<o:p></o:p>

・協調ネットワークは競争促進材:協調は集積となるが競争も起こるのは都市計画のクラスターと同じ<o:p></o:p>

・過剰設計も長持ちのもとでもあるし、簡素化できる資源<o:p></o:p>

・累積問題解決カーブは「フロントローディング」(前倒し)の効用<o:p></o:p>

・組織、深層の競争力が日本の強み<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 まとまった内容だ。1990年ごろのMITクスマノの研究なども思い出して感慨深い<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャンティ(姉小路新町):レトロなビフカツ定食、あらら

2012-10-25 00:00:44 | 食べ歩き

 昔風の洋食を出す喫茶店。煙草が煙い。お昼の定食は弁当形式でサラダ、ポテト・サラダとサラミ、牛蒡、菜っ葉の和え物、たっぷりケチャップ・スパゲティが乗っているのが積まれている。ビフカツ(980円)にしたが、手のひらサイズで大きい。中は赤いところもありドゥミグラス・ソースがかかっている。<o:p></o:p>

 食べると塩っぱい、鹹い。フライの初めに小麦粉をはたくがそのかわりに塩にしたみたいだ。「溶鉱炉の近くで働くときは塩をなめながら」という社会科の教科書を思い出したくらいだ。<o:p></o:p>

 ビフカツは噛み締めがあり、衣は油っぽい。ドゥミグラス・ソースは軽いが肉の塩っぱさでよく分からなかった。ご飯は普通、お味噌汁は若布とモヤシ入り、味は塩の影響で分からなかった。食べきるのは根性と意地だった。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 大盛、塩っぱい好きのお店かもしれない。あわない。<o:p></o:p>

 <o:p></o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

週間朝日の凋落:面白さの次に品位まで無くした、無念だ

2012-10-24 06:11:46 | 世情

 週刊朝日は1970年頃からついこの間まで愛読していたが、あまりに面白くないため取りやめた。今でも、東海林さだおの超長期連載の「あれも食いたい、これも食いたい」と内館牧子の「暖簾に肘鉄」だけは未練があり、時々週刊朝日を見かけるとそこだけ読んでいるくらいだ。<o:p></o:p>

 今回の「ハシシタ」記事は読んで面白くもなく、品位も無かった。表紙にも品位が無く、手に取るのも躊躇われた。面白さがないため、派手な表現で目を引く記事に向かうとは朝日の看板を背負っているとは思えない。誠に残念だ。<o:p></o:p>

ネットで見てみると、編集長のお詫びには編集部の責任とあり、社内チェックも受けたが編集長判断で記事にしたともある。責任が会社組織なのか、編集部なのか、個人(トップ判断)なのか曖昧だ。(この後、次週の同誌で「見開きのお詫び」があったが更によく分からない)<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

池波正太郎や司馬遼太郎や鴻上尚史のエッセイ、真ん中の「この店この味」などの記事、デキゴトロジーに目を輝かせていたのに。創造的破壊の後の復活を願う<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝(京都駅):ビジネス定食はレトロ、落ち着かない

2012-10-23 00:01:40 | 食べ歩き

 昔からの歴史がある京都駅の北にある洋食屋。ビフカツを食べようとしたら今はないとのこと。ビジネス定食は980円でミンチカツ、白身フライ、目玉焼。ご主人と女将さんだがやり取りに和みがない。居心地が悪い。しかも煙草が吸い放題で食べる前に食欲が減退する。<o:p></o:p>

 ミンチカツは揚げがしっかり、昔風のブラウン・ソースがかかる。味は濃くて衣が固く、肉も固くてなんともレトロ。白身フライはカレイみたいで塩がきいておりタルタルソースがかかる。普通に美味しい。<o:p></o:p>

 味噌汁は湯煎してあるがぐらぐら沸かしていた。(何でだろうか)<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 この定食の値段は「サラリーマン」に厳しい感じだ<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカ選択なき選択(安井明彦):知見は面白いが、マクロ経済の背骨が薄い、読んで楽しいが

2012-10-22 06:07:14 | マクロ経済

 散文のようだが、柱は<o:p></o:p>

①無党派層の意向が政治を左右<o:p></o:p>

②富裕層の負担増加(現状の負担税率が低すぎる)<o:p></o:p>

③学歴プレミアム(生涯給与、失業率、退職金)の格差拡大<o:p></o:p>

④福祉や自由貿易の有効性より、ズルやただ乗りの拡大での反発<o:p></o:p>

⑤富裕層にならった中間層の身の丈超えた消費→教育のためよい立地の住宅(本当か?)<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 アメリカでは一流私立大学の学費が3万ドル/年に近づいているという。日本の私立の倍はする。更に、アメリカでは博士前期(修士)もMBAなど必要となり、学費だけでも2千万円近く必要だ。(ただしアメリカでは修士は普通で博士でないと珍しくもない)<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 面白い内容だが、富裕層からのトリクル・ダウン・エフェクトの効果が薄いとか、レーガノミクスからの影響とオバマの政策対比などが欲しかった。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どんたく(梅田 第二ビル):チャンポンは野菜と鶏スープがてんこ盛りで塩っぱい

2012-10-21 06:28:54 | 食べ歩き

焼鳥屋がお昼にはチャンポンの専門店になる。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 作り方はスープの中で麺を、もやしを、野菜も茹でる。独自の作り方であとになると野菜の水分でスープが薄くなりそうだ。(浸透圧の実験と同じです)野菜は大切りのキャベツが主体でもやしと相性が良い。豚肉、蛸、さつま揚げ、かまぼこなどもたっぷりで、野菜の山がその上に、大海原みたいなスープで受け皿にあふれている。このスープが鶏のようで化学調味料と塩も感じる。野菜の山の下に細めの麺が埋もれている。この大盛りで780円は安い。<o:p></o:p>

 しかし、スープは塩っぱく胡椒が効かないくらいで、飲むと喉が渇いて水をどんどん飲まざるを得ない。お腹は一杯になるが、スープをもてあますお店だ。なお、衛生にも課題はある。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 面白いが、スープの濃度が上がり、塩分が少なくなると良いな<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋が来た、風邪ひいた

2012-10-20 07:01:41 | 京都

 なにやらゾクゾクする。やる気は出ないが、鼻とくしゃみは出る。そろそろ夏のスーツでは朝夕が寒いくらいだ。ネクタイも締めている方が多い。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 カキフライと松茸の本格シーズン、スポーツだけでなく研究もと思ったらこれだ<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野菜らーめん しょうゆ味(古潭 阪急サン広場店):ニラがないぞ

2012-10-19 05:58:12 | 食べ歩き

 阪急百貨店建替えに伴い2年くらいの休業の後、再開。菜菜ラーメンが野菜ラーメン(880円)となり復活。菜菜ラーメンにかぼちゃの薄切りがのったのが野菜ラーメンだ。お味は変わらず、店員は若い方に代わってしまった。(あの筋肉質の女性が仕切っていたのに)ついでにニラ漬けもない。摺りゴマはたっぷりだからたんまり入れる。唇がねっとりするくらいのスープの粘度が良い。野菜もたっぷりで美味しい。前と同じ味だ。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

ニラ漬けの壷の復活を願う<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京は郊外から消えていく!(三浦展):都市の変容、時代の変容、住み替えで整理しなおしては

2012-10-18 06:13:14 | マクロ経済

 もとアクロスの編集長の著作。都市の人口分析、ヒアリングなどアクロスの定点観測などの手法を受け継ぐが、アンケートや人口のデーター分析からの演繹と帰納がはっきりせず、論理が薄く、「提案」型の内容だ。どういう郊外がよく、ゴールドタウンにする方法も事例の提示が多い。5,932人のアンケートも一般人、コンサルタント系、マーケティング系の母数が明示されていない。<o:p></o:p>

 <o:p></o:p>

人口の減少、親との同居は低成長のなせる結果だ。住・職・遊の充実で3世代同居としゴーストタウンをゴールドタウンというのは、郊外では難しいだろう。というのも都心がその競合としてあり住・職・遊は郊外より充実しているからだ。そのなかで郊外が生き残る方策として東急田園都市線の二子多摩川のオフィス複合開発を事例としているが需要は限定的と考えられる。その理由は東京では業務核都市のオフィス開発が横浜(みなとみらい)以外は低迷しているからだ。( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%AD%E5%8B%99%E6%A0%B8%E9%83%BD%E5%B8%82 )このオフィス集積は東京の都心三区により集積が移りつつある。集積が集積を呼ぶ、需要と開発の循環があり、都市集積はべき乗則に近いものとなっている。むしろ、オフィスに住宅を近づけるのが理にかなう。また、インフラ負担軽減(上下水道、電気・ガス、交通サービス など)軽減のため都市を小さくするスマート・シュリンク( 名古屋大学 林良嗣教授 http://www.urban.env.nagoya-u.ac.jp/sustain/hayashi/hayashi.html )などもある。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

東京の都市を考えるなら、高度成長時の人口の集積と郊外開発の関連から分析し、パラダイム・シフトでコンパクト・シティに代わった経緯を明らかにすべきだ。( 一つの分析として http://pub.ne.jp/n7ohshima/?entry_id=3502272 )その上で、時代とともに高齢化した人口を抱える郊外を、利便性、経済性、都市経済・経営、アメニティ(緑、歴史)、コミュニティからの分析が欲しい。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 「第四の消費」として私的な所有から公的な共有・レンタルに向かうというのも結果論ではないか。というのも成熟化社会であり、フローの情報にお金を使う時代に変容したからだ。しかも、都市は「異なる個性を持った地方の分立」とあるが、低成長なら都市間競争のために多様化・差異化するのは当然のことだ。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 但し、データには面白いものもある<o:p></o:p>

・若い女性は都心での買い物にこだわらない<o:p></o:p>

・若者は下町好き<o:p></o:p>

・郊外での雇用拡大が望まれている<o:p></o:p>

・郊外での定住意思は低い<o:p></o:p>

・交流は会釈程度、その土地への愛着とそこのコミュニティとの交流は別<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 読んですっきり来ない著作だった、データは良いのだが<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和醸良麺 すがり (室町四条):カレーつけめんは微妙

2012-10-17 00:03:47 | 食べ歩き

 つけめんのカレー(900円 ご飯付き)にした。カレー味だが美味いかどうか分からない、カレー味のつけめんだった。普通のつけめんより100円高いが、ブロック状の三枚肉が4つほど入り、〆のご飯もあるからお得なのかも知れないが色物のような感じだ。普通のつけめんで柚子麺にチャーシューをつけるのが美味しいと思う。なお、つけ汁の容器が陶器から鉄の小さな鍋に替わったようだ。この前の夏はここのMSGの無いしっかりした麺のつけめんが頼りだった。<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

 四川味噌つけ麺などあると食べたいな(ああ東京の真好味があればなあ)<o:p></o:p>

<o:p> </o:p>

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする