都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

秋晴れのテニスは楽しい

2019-11-30 02:42:53 | 趣味

 22℃まで気温が上がった。秋晴れのなか、西山の山装う姿、愛宕山の姿を遠望しながらテニス。

 風邪気味だが、高度なテニスの相手、楽しんだ。ボレーがパーンと地を這うあたりが決まり爽快。ストロークも、芯にあたりパーンという音とともに回転で落ちる。

 なんとも楽しい。お昼のお酒がしみじみうまい。午後は、ジャレド・ダイアモンドの2分冊を陽だまりのリビングで寝転がって楽しむ。

 秋の楽しみ

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洋食屋 キッチンゴン 六角店(京都):ランチはお得で混雑、男の胃袋を満たす

2019-11-29 02:38:52 | 食べ歩き

 秋空のテニスの後、お腹がすいて、そういえばと思ってこちらに。12時半は混雑、セットB(900円)のハンバーグとエビフライに、魚フライ、ピネライス大盛、スープにする。

 ちょっと待って、一盛が届く。スープはなんとも懐かしいお味。魚フライはタルタル・ソースがついているが醤油もちょっぴり。ふわふわであまり味はない。エビフライは尻尾もからりでうまい。

 ここのハンバーグは昔のデパートの味がする。ガルニのドゥミグラス・ソースのマカロニ、キャベツ、レタス、トマトなどと楽しむ。

 ピネライスは、薄いカツにドゥミグラス・ソース、チャーハンの上にのる。(玉子はアレルギーのため、できるだけ取るが結構入っている)

 これでお腹いっぱい。男のサラリーマンが多いのも納得の量とお味、カロリーだ

 食べ終わってから、カキフライもあるのに気が付いた、また来よう

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阪急三番街が50周年、万博がもう一度となる

2019-11-28 02:41:43 | 都市開発

 阪急三番街は、阪急のホーム北進とともに1969年秋開業した。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%AA%E6%80%A5%E4%B8%89%E7%95%AA%E8%A1%97 )

 阪急梅田駅は、1910年の開業当時は、路面を走るJR(国鉄)を高架で跨いだ、地上駅だった。1926年に高架の駅となりJRを大きく跨いだ。その後、JRが高架になるため、阪急が路面に移れとなったが、費用の負担で紛糾し、1934年にようやく切り替えられた。

 その後、阪急百貨店が、真ん中の四角から鉄道ホームの両側を囲みグローブのような形になった。これではホームの長さや大きさに限界があるとなって、JRより北にホームの移設を1967年から4年間かけて移設した。この時できたのが、地下のショッピング・モールの三番街だ。

 この間、1964年に大阪万博があったが、その時開業したのが、大阪初のビジネ・ホテルである新阪急ホテル( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E9%98%AA%E6%80%A5%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB )で、こちらはヨドバシ2期開発のホテル阪急レスパイアが開業した。(建替えの受け皿との見方が多い、もともとヨドバシの土地は大阪鉄道局があり、阪急百貨店の建替え用地としての検討もあった)

 竹中工務店の発案で「地下でも川が流れる」というアイディアで地下でも重苦しくなくした。この後、元のホームとの間に、ターミナルビル(1972年https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%AA%E6%80%A5%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%AB)、グランドビル(1977年 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%AA%E6%80%A5%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%93%E3%83%AB )ができた。5年の差とは思えないデザインだ。

 阪急3番街は今後も栄えて欲しい。なお、3番街の名は「3番地」から、ほかに階数で表すところも17番街などある。

 気が付いたら、25年には万博が。阪急も阪急村を再開発するようだ。古い、新阪急ホテル、ターミナルビルからだろうが、御堂筋線と阪急の地下1階通路は両ビルの地下(主に新阪急ホテル)にかかる。どうやって解体するのだろうか。また、3番街も50周年だが、駅ホームも同様だ。耐震や劣化対応の工事が必要だ。

 とまれ、いやさかをお祈りする

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美々卯 本店別館(大阪 道修町):10月の賑わいそばは鮭

2019-11-27 02:38:07 | 食べ歩き

 久々の、美々卯本店別館で4人の座敷。しっぽり賑わいそば。まずは、かけのうどんで、葱を鰹節、茄子と獅子唐のてんぷらを入れて楽しむ。

 新蕎麦なのか、香りが良い。10月を感じさせるのは鮭の幽庵焼

 話がはずんで、色々と1時間半も過ごした。やはりうまい。

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テニスに行こうとしたら、阪急京都線が動かない

2019-11-26 02:40:39 | 京都

 秋めいて、テニスと思って阪急京都線に9時過ぎに乗ると、6:37頃正雀あたりの設備故障があり遅延しているとのこと。準急に乗り、桂まで10分程。ここから40分待つが動かない。先に電車が「数珠繋ぎ」になっているからとのこと。

 しかも、準急を先発やら、やはり特急先発など情報混乱。その割に、「次の駅の洛西口から徒歩12,3分のJRへの乗り換えをおすすめします」とアナウンスがあるが、洛西口に止まる準急は動く気配もない。2時間半も経ってこの体たらくかと肩を落とす。

 最近、阪急京都線は人身事故が多いと書いてきたが、最近は設備系のトラブルも多い。しかも、対応が混乱している。

 梅田の阪急村 ビル開発に熱心だが、本業の安全管理や設備管理も大事だ。ホーム・ドアの設置も遅れている。

 呆れて、烏丸に帰った

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麺屋 はなぶさ(堺筋本町):鶏プレミアムはこってり、値段もプレミアム

2019-11-25 02:36:07 | 食べ歩き

 開店直後の‘13年頃はよく行っており、塩とチャーメン丼(小 たれ抜き)で850円だった。塩味と醤油味の丼との味の対比としなやか麺が良かった。その後、味が重めになり足が遠のいた。

 ひさびさに、鶏そばプレミアム(800円)とチャーメン丼(小 200円)で合計、1,080円。鶏そば白葱と青葱が浮かぶ、濃いめのお味で和歌山や徳島ラーメンのこってりに似ている。麺はしなやかだが、スープに対して弱い。チャーシューは薄くて大きいの1枚と、角切りが2枚、穂先メンマ。

 チャーメン丼は角切りが大きくなり脂身が増えた。メンマはうまい、海苔が変化になる。たれはなしにした方が良かった。

 うまいが、特にと思わない。値段も上がってちょっと考える

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寒霞渓ツアーでの驚愕ばあさんコンビは騒動の山

2019-11-24 02:04:56 | 趣味

 70過ぎのばあさん二人組が、先日のバスツアーで後ろに座った。これがトラブル・コンビで、しかも我が道を行く、YK(ゆーこときかない)であった。

 

①左右の席取り違え事件

 出発する前、入口に座席が指定してある。これを見て座席に座る。このコンビ、さっさと座ったのは良いが、左側なのに右側に陣取る。しかも、「ここでいいのよ!」と強気で全く席が埋まらない。添乗員が、座席表を持ってきて照会、やっとコンビが「まちごうたわ~」と私らの後ろに座る

 

②やまないおしゃべり

 とにかく、話す。鬼怒川温泉に泊まったこと、経験豊富なことなど自慢していた。さらに、息子が一ツ橋卒の商社勤務で、孫は3人、おせちは手作りで、ごまめが好評、芋棒も作る。海老芋は揚げて塩をつけると旨いとカエルのようなおしゃべり主導の通路側ばあさんが言うと、窓際ばあさんが「海老は塩焼きがうまい」と返して、通路側ばあさんが絶句、まるでご長寿早押しクイズだ。

 このようにおしゃべりばかりで添乗員の言うこと聞かない。(YK)寒霞渓の山頂で自由行動、11:15に3班で別れて

 

③寒霞渓山頂で急に話しかけてくる

 「集合11:15やったかな」と急に話しかけてきて、そうだというと、「ほな、ロープウエイ乗らんと!」と走っていった。案の定、係員に追い返されたが、話を聞かないのと、急に活動する行動力に驚いた

 バスに乗ってから、添乗員から社内販売で千円のオリーブナッツチョコ5箱を買っていた。これを上の棚に添乗員が親切に置いておいた。(これが最後のトラブルになる)

 

④止まるまで立たないでくださいで立つ、通路にカエル倒れになる

 

 バスが南インターを降りて、東寺を曲がり、九条堀川の交差点に差し掛かるころ、添乗員さんが、「最後に気を付けて、荷物は最後まで取らないで、立ち上がらないで・・・」と言っていたら、通路側のカエルのようなばあさんが、隣のばあさんにお土産にチョコをとにかく渡そう、お金はいらないと、あせって立った。

 間の悪いことに、赤信号で停車した。するとカエルばあさんはカエルのように通路にバンザイのポーズで顔から倒れた。手か肩か腰が、当方の頭と脛にかすった。(危ないところだった)添乗員が駆け寄ってきた。周りは、爆笑を押さえてうつむいて忍び笑い。まるで吉本だ、立つなというのに立って、顔からこける。ポテチン。

YKの極みだ。ここまでなるとYN(ゆーてもなおらん)かな。

 

 そのあと座ってのコンビの会話

窓際:「鼻大丈夫か?」

カエル:「バウンドしたから大丈夫」

窓際:「メガネは?」

カエル:「見える」

 それでも、元気に降りてどこかに帰った。まさか、こんなところで話題になっているとはよもや思わないだろう。

 ばあさんは暴走する

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らぁ麺 とうひち(京都 玄琢下):煮干魚介らぁ麺にワンタンはものたりない

2019-11-23 02:36:12 | 食べ歩き

 上賀茂神社で恒例の柿のお絵かき。店を探すと、閉店した日本一の手前。

13時半に入るが5人待ち。あっさりと煮干魚介らぁ麺(830円)にワンタン(3個200円)にする。

 スープは魚介のみであり、奥行きや旨味が感じられない。麺は細く固めで弾力がないが粉のうまみはある。

 あられの玉葱、青葱小口切り、大量の黒ばら海苔、メンマ2本は味が薄い、チャーシューは大きく、薄く、うまみはまあまあ。

 わんたんは皮が大きく、餡が少ない。四谷の こうや みたいな皮少な目の餡多めが好きだ。

 うまいかといわれると、ちょっと好みではない。上品で嫌みがないが東京でよくあるお味。

 たまたまだが、アジア系の4人が入り、待ち席に座らず歩き回り、大声で携帯電話で会話するのには参った。有名税というところか

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秋の寒霞渓を堪能

2019-11-22 02:03:40 | 趣味

 クラブツーリズムのバス2台で7:00に京都駅を出発。後ろの、ずっとしゃべりっぱなしのばあさんコンビが座っていたが、この騒動は別に書く。

 寒霞渓までは、姫路から小豆島へ100分のフェリーで渡る。船上で、精進弁当(どうも、八十八か所なののお参り用も兼ねた弁当のようだ)

 小豆島は初めてで、寒霞渓の頂上の三笠園地までバスで登る。途中は紅葉というより黄葉で、アカガシ、ウラジロガシ、イヌシデ、アカシデなどが多いようだ。( http://had0.big.ous.ac.jp/publications/oralpublications/2003/oota.htm )京都のように人工植林の紅葉はあまり見ない。

 30分程自由時間があり、三笠山を登る。急坂が面白い、何故か柿の木が一本、ふもとには「あしくくりわな」や「箱罠(イノシシ用か)」

 ここから11:15のロープウエイに乗って5分降りる。たまさか、左側の窓(開いている)に立っていたので景色が良く見える。ロープウエイ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%A2%E9%81%93 )は2台の往復型でケーブルカーのロープ―ウエイ版であり搬送能力が循環型より落ちる。1963年からの歴史がある。

 寒霞渓( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%92%E9%9C%9E%E6%B8%93 )は大きな渓谷で山頂から南の浜まで伸びている。奇岩が多い。また、モヒカン状のメサ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%B5#:~:targetText=%E3%83%A1%E3%82%B5%20(mesa)%20%E3%81%AF%E3%80%81%E5%B7%AE%E5%88%A5,%E3%80%8D%20(butte)%20%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82 )になっている。小豆島は、基盤が約 8000 万年前(中生代白亜紀後期)の花崗岩類となり、この上に、1300 万年前~1500 万年前(新生代中新世)に火山活動で噴出した瀬戸内火山岩類(讃岐層群)が堆積した。その後、1000 万年以上は侵食を受けて、周りが落ちてしまい台地状の山地となったようだ。奇岩も、浸食された芯の部分という訳だ。

 それにしても圧倒的な岩の屏風だ。奇岩が点々とある。そこに植物が生えているが、土質は花崗岩の風化したマサで土石流の危険もある。(この前の広島の水害での土砂崩れがそうだ)

 地質( http://www.eng.kagawa-u.ac.jp/~hasegawa/geositePDF/1.pdf  http://www.eng.kagawa-u.ac.jp/~hasegawa/geositePDF/1-2.pdf )はこちらに詳しい。

 興奮した。紅葉はあまり感じなかった。これでほぼ終わり。オートバイと自転車が多かった。自転車はロードで、帰りのフェリーでは寛いでいた人が多く、スリッパに履き替えていた。自宅まで帰るのは、輪行かなと思った。

 オリーブ公園にも寄ったが、76年の土砂崩れ用地の再開発とは知らなかった。道の駅は何も食べるものが売っていない。

 フェリーは混雑していたため、デッキで荊妻とゆったりお菓子を食べる。幸せ

 帰りは順調、19:30に京都駅南口に着く。帰りに中華にして野菜を摂取した

 1万2千歩で50階程登った、ちょっと疲れた。バスの日帰りも飽きてきた

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篠田屋(京都 三条京阪):やむなく入り、京都の古典を堪能

2019-11-21 02:35:17 | 食べ歩き

 即位の礼の休日、無料の二条城と動物園を楽しみ、学校博物館に行く途中に訪問。実は、近くの、うどん屋2軒と中華(餃子)が定休日だったため。

 荊妻はたぬきうどん、当方はビフカツ丼にしてビール大瓶(キリン・ラガー)で乾杯。たぬきうどんは、あんかけに生姜、厚いお揚げはうまく、うどんはへろへろの京都仕様。これが、店屋のうまさが光る。

 ビフカツ丼は、薄切りの肉のビフカツに玉子が乗っかり、汁だくさん。玉子はアレルギーもあり荊妻に食べてもらって玉子丼になった。ビフカツはちょっとソースを垂らしてもうまい。

 駅前食堂のうまさが光る

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祇園の祇園祭(澤木政輝):氏子と研究者としての立場から風俗面を研究、宗教と都市の観点が薄いのが難点

2019-11-20 02:33:34 | 京都

 宮本組の氏子として、かつ新聞記者として史料をまとめている。しかし、八坂神社に焦点を絞り都市と神社の配置や祭礼の歴史などの読込みが少ない。知見は:

 

・三若(ヨーサノ)、四若(ヨーイトセーノ)、錦(四若に準ずる)で中、東、西御座

・弥栄学区が宮本組、手伝いは配膳師(配膳さん→未だに居たのだ)も参加

・三条御供社(ごくうしゃ 又旅社)

・八坂神社の摂社、疫神社「夏越祭」は茅輪 7月31日

・八坂は坂が多いから、秦氏、賀茂氏、乙訓の土師氏が山裾に住みついた

・寛永年間(1624~44)に祇園、八坂、北野、清水の茶店に茶立女の許可(酒や歌舞)

・上地令 建仁寺の一部が祇園町南側、膳所藩本多家屋敷跡が祇園町北側に編入

・円如が現在の八坂神社の地に観慶寺を建立した際、奉斎していた下河原の天神社を鎮守としたが、天神が本社となり、全体観神院祇園社となり延暦寺の別院となった。神仏習合となる。

・祇園祭の発祥は貞観11年か18年(876年)に祇園御霊会が始まる

・山鉾風流の成立:長保元年(999年)無骨法師が作った作り山が発祥か→風流の系譜はあまり深く探っていない、こちらが詳しい( https://blog.goo.ne.jp/n7yohshima/e/c9a7b6b0b19e238503ebcf451888f9df )

・神輿とご祭神

①大宮神輿(六角形)牛頭天王 大政所御旅所→中御座 素戔嗚尊 西御殿(大政所御旅所)

②八王子神輿(四角形)八王子 大政所御旅所→東御座 櫛稲田姫命 西御殿(大政所御旅所)

③少将井神輿(八角形)婆利女 少将井御旅所→西御座 八柱御子神 東御殿(少将井御旅所)

・元祇園の梛神社

・悪王子社は素戔嗚尊の荒御魂を祭る、御供石

・少将井駒頭の駒形

・犬神人の法師武者

・乗牛風流、馬長童

・五瓜に唐花は瓜ではなく窠(鳥の巣)、御簾の帽額(もこう)、長押にあったためもっこう紋というとのこと

・舞子は祇園祭の間、髪型は勝山

・祇園甲部の雀踊、祇園東の小町踊、先斗町の歌舞伎踊、宮川町のコンチキ踊

 

 祇園祭のトリビアとして面白い、祇園祭に神社の神輿と町衆の山鉾の2つがあると対比を明確にすると分かりやすい。

 

しかも八坂神社は祇園舎で寺でもあった。様式は大事だが、当時の平安京は不潔で夏が特に不衛生になった。鉾はこの病気を生む(と思われていた)「悪い気」の流れを切る役目だった。都市の衛生、疫病、飢饉などが不安を生み、来世への期待や念仏などの流行になった背景がある。

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グリル葵(京都 室町松原):カキフライは秋の使者、小ぶりでバターの香り

2019-11-19 02:34:29 | 食べ歩き

 珍しく12時半近くに訪問、満席で混雑、カウンターにはたばこはいない。盛況で出てくるまで20分程。

カキフライは1,200円で、小ぶりがからりと7個。ガルニは、キャベツと、カレー味スパゲティに中農ウスター・ソース。醤油の小さいのが言わなくても出てくる。

 うまい!塩がきつめで、身がしまっている。油か衣にバターの香りがする。タルタル・ソースも玉子が粗目で良いお味。キャベツとカキフライで堪能。

 ご飯は味噌汁と、スパゲティに中農ソースで食べきった。

 例年よりいいお味だ

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大隈重信 (伊藤之雄):緻密な調査で、輿論を重視し、ポピュリズム的手法で、元気な平民隈候を分析

2019-11-18 02:31:40 | 趣味

 伊藤之雄さんの緻密な資料の読込みと分析に感心する。

 当方は早稲田の出身でありながら、大隈重信をよく知らなかった。わずかに、大隈を記念して熊のぬいぐるみが売られていること、アメフトがビッグベアーズとなっていることなどくらいだった。

 本作は大著で厚い2分冊。明治を知る上でも役に立つ。知見は:

・佐賀の義祭同盟からの開国論、尊王思想

・藩閥(薩長)に対抗と協調

・経済運営の方針として生産・流通、事業の緩急軽重と官(民が取組めない事業)から民への委譲

・金融の信用重視と外債などの発行の先をみた運営

・司法省にも権力を伸ばす

・下野と東京専門学校(早稲田大学の前身 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%B0%82%E9%96%80%E5%AD%A6%E6%A0%A1_(%E6%97%A7%E5%88%B6))の創立、政治と法律重視、のちに理工学部も

・第一次大隈内閣(隈板内閣(わいはんないかく)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC1%E6%AC%A1%E5%A4%A7%E9%9A%88%E5%86%85%E9%96%A3

・土地投機で財産を得る、地価の安い早稲田の開発利益享受

・輿論(理性)と世論(気分や感情)の区分

・ポピュリズム的手法(単純化、オーバーな表現、自力の創意工夫の喚起)で人気を得る→イギリスのグラッドストンの手法

・望みを捨てない→第二次大隈内閣( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC2%E6%AC%A1%E5%A4%A7%E9%9A%88%E5%86%85%E9%96%A3 )と「諦めない」リーダーシップの発揮

・イメージ戦略

 ・記者の利用(メディアを押さえる)→今でも早稲田が多い

 ・いつまでも元気な「大平民」、125歳説

 ・平和を求め、科学・文化を理解→外国語はできなかったが

・文明論は「調和」を重んじ「公益」と「私益」の調和が発端、「官民」も調和

・欠点は「事に対して少しく真面目を欠く」、やや「誠意の乏しい」

 感心した、納得した。おすすめだ

 早稲田マンには必読だ。当方は、元気で、大ぼらとしつこさはなぜか受け継いでいる

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うどん棒 大阪本店(梅田):ちゃんぽんうどんは、カレーうどんに比べちょっと中途半端

2019-11-17 02:44:49 | 食べ歩き

 麺類でも野菜を取るべく、近くでは、堂島青冥の五目汁そば(上品、烏賊の天ぷらが良い)、北浜龍門のちゃんぽん(野菜が多い、麺も多い)、梅田の どんたく(野菜がたっぷり)を巡っているが、今回、うどんのちゃんぽん(900円)にした。

 人気店で、15分程かかる。カウンターは狭く、肘を折りたたみ麺からすする。太目で柔らかめ、あまり粉の味がしない。具は白菜、人参、木耳などが薄切りで量は少なめ、肉や烏賊も入る。出汁は、普通で初めは餡が堅いため、生姜がおいしい。緩んできてからは、七味をたっぷり。

 もう一度と思わなかった。和風出汁の宇和島ちゃんぽんの芦田屋はセールで500円だった。

 やはり、うどんで餡かけならカレーうどんが王者だ

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善峯寺を拝観、桂駐屯地まで歩く

2019-11-16 02:48:25 | 趣味

 天皇陛下の即位パレードの日は、晴天。朝から、善峯寺( http://www.yoshiminedera.com/ )へ、阪急の西向日からJRに歩きバスに30分。

バス停から最後の急坂は、自転車でもつらいところ。拝観料500円で、番号のついた順路に従い歩く。遊龍の松(五葉の松)の見事なこと。季節ごとに桜、芍薬、躑躅、紫陽花、秋明菊、紅葉と続く植栽の手入れも良い。

 歴代親王廟があり、宮内省の管轄となっている。青蓮院と御寺泉涌寺との関連もあるとのこと。その後、桂昌院( https://www.google.com/search?q=%E6%A1%82%E6%98%8C%E9%99%A2&rlz=1C1CHBD_jaJP871JP871&oq=%E6%A1%82%E6%98%8C%E9%99%A2&aqs=chrome..69i57j69i60&sourceid=chrome&ie=UTF-8 )による再興もあったようだ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%84%E5%B3%AF%E5%AF%BA )

 歩いて楽しい。京都の街と、比叡山、果ては大阪まで見渡せる景色も初めてだ。奥の院の静謐な杉林で霊山を感じた。

 庭や、修行の滝もあり見どころが多い。

 阿弥陀堂の書院の壁に月のくりぬきがあった。月といえば桂のため桂昌院との関連だろうか

 紅葉は一部に、しかし緑の軽やかな紅葉も良い。杉林の下の紅葉が精気たっぷりでみずみずしかった。気が付くと、バスでの西国三十三か所巡りの団体が大勢になっていた。バスを見ると、本日4か所とある。御朱印など集めるより、体験を重んじるのが好きだ。集めるのに価値を見出せない。

 里に下りて、時々見かける柿がとても良い。筍の里でもあり竹林が多い。歩いて疲れ、初期の団地である福西の団地でバスが通りかかり洛西口まで。

 ヘリコプターが飛んでいるのもあり、桂駐屯地( https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/3d/katsura/ )創立65周年記念行事に訪問する。初めて中に入るが、荷物検査などある。アサルト・ライフルなど展示してあるが、今一つ興味がない。売店(屋台)も、自衛隊料理が食べられるかと思ったら、一般の屋台事業者が並ぶ。ビールが500円というのもあって早々に退散。女性の自衛官が多かった。

 桂駅から帰洛、1時過ぎで色々、用事を片付ける。

 山の寺は良いのが多い、しかし、一日に一つで良いと思う

 2万歩いてちょっと疲れた

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