都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

レストラン まどい(百万遍):安く、美味しい

2011-08-31 05:48:29 | 食べ歩き

前回チキンが美味しかったためソテーキチン ガーリックソース(700円)にしようと思っていたが、Cセットが海老フライ、ハンバーグ、チキンカレー煮、ビーフ日本風(800円)で色々楽しめそうであり、これにした。<o:p></o:p>

 海老フライは小さいが自家製らしいマヨネーズが良い。よくあるタルタルソースより美味しく感じる。ハンバーグは固めでスパイスが効いている。ソースはグレービーのようで粉をあまり感じない。チキンカレー煮は柔らく味わいがありカレーも美味しい。ビーフ日本風はソースが醤油ベースのようだがハンバーグのソースが混じって良く分からない。肉は柔らかくご飯に合います。<o:p></o:p>

 ドレッシングの効いたサラダとパスタの量も多く、満足できる。<o:p></o:p>

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お洒落でお安い学生街のレストラン。1階のフレンチ、ルヴェソンヴェールも良いな<o:p></o:p>

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物語 食の文化(北岡正三):まとまっている辞典

2011-08-30 05:23:05 | 趣味

 ためになる辞典のような内容だ。例えば;<o:p></o:p>

・蕎麦は蒸篭があるため、菓子屋の副業であったが、独立し、味噌味から醤油の普及で醤油味に<o:p></o:p>

・牡蠣舟は広島の業者が大坂の土佐堀、横堀、道頓堀にかき船を仕立てた<o:p></o:p>

・欧米の料理には砂糖を使わないが、デザートには使う、日本は料理に使うが、デザートは無かった、菓子は間食でお茶請け→染みてるお味は日本独自か<o:p></o:p>

・塩分濃度と目安:芝煮、沢煮、含め煮、煮浸し、煮染め、うま煮、すっぽん煮、寒露煮、加羅煮(伽羅煮か?)で1/180から1/30の濃度と濃くなる。(塩分濃度は人体で0.9%、海水3.5%から考えると、味付けは芝煮で人体より薄く、煮浸しで同じ程度、加羅煮で海水程度までになる)<o:p></o:p>

・関西と関東の嗜好 たぬきが関西ではそばに油揚げとあるのは間違いで主に大阪、京都ではきつねうどんの餡かけ<o:p></o:p>

・食べ物のテクスチャの擬音と日本の粘り志向は面白い観点<o:p></o:p>

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 一読をお薦めします<o:p></o:p>

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セ・デュール(室町蛸薬師上る):テニスの宴会は大変なことに

2011-08-29 05:38:56 | 食べ歩き

 2階を9人程で貸切。3,500円で、大きいハンバーガー、鯖のスモーク、キッシュ、エディブル・フラワーのサラダとか。お酒は持込で1万円程買い込んだ。結構な量だ。<o:p></o:p>

 12時から始めて気がつくと夕方。お酒の消費もものすごい。最後に大きな鯛のアクアパッツアが2皿も出てきた。夕食みたいになってくる。5時半に閉会、お酒で大分ふらふらしている。<o:p></o:p>

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量と時間が、たっぷり、ゆったりでお酒がまわる。和みがある<o:p></o:p>

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秋の気配

2011-08-28 05:28:54 | 京都

夏も終わり。やっと最低気温が25℃を下回りだすと、秋を感じる。太陽の力も弱くなり気温は急に下がり始める。店頭には酢橘、松茸。夏は辛い四川料理か、あっさり素麺が多かったが、秋はカキフライやハヤシライスを食べたくなる。久々にハヤシライスを京阪神で比較するのも良いな。<o:p></o:p>

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9,10,11月と桂離宮・修学院離宮を訪れ、紅葉の変化を楽しむつもりだ。<o:p></o:p>

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サブプライム金融危機のメカニズム(滝川好夫):金融論だ

2011-08-27 05:53:18 | マクロ経済

勉強になるかと思って読んだら、金融理論が多い。不満なのは、住宅ローン貸付が進行したメカニズムの需要側の分析が少ない。(要はローンの貸主がそっくり証券化できで保証があったのが課題だったのでは)そのかわり、資金供給側の分析は多く、CCLM分析(知らなかった)や、資金移動のメカニズムの分析が多い。商業銀行・ローン・SPVと投資銀行・ファンドのやり取りが述べられているが、RMBSのトランシェ(これは胡散臭い方法だと思っている)とCDO化、格付けの問題点・限界、さらにはレバレッジの資金調達の図式、CDSの利益(積み立てていなかった)を大きく描いて欲しかった。<o:p></o:p>

結論として、サブプイライムローン問題は流動性リスク問題と結論付けているが、これはもともとのローンが行き詰れば当然の帰結ではないのか。複雑なシステムでも、燃料が無くなれば当然止まる。その影響が大きかった要因を筆者は綿密なデータで分析しているが、事後分析の感がある。どこか、今回の福島原発事故と似ている。<o:p></o:p>

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払えないローンを複雑な方式と経路で売りまくった方式が問題(原子炉が急に冷えないの同じ)<o:p></o:p>

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龍園(二条)餃子定食:なんかものたりない

2011-08-26 06:12:21 | 食べ歩き

 元祖ぎょうざ苑との比較をすべく、ひさびさに餃子定食(中) 780円を食べる。地元の馴染みの客が多い。女系一族(?)が皮から伸ばして、丸く抜いて、包んで焼く。餃子は12個で焦げがあるが、皮がもちもち。餡はあっさり。味噌だれが有名だが塩っぱく旨味が少ない。普通の酢醤油もある。辣油が美味しいから両方にたっぷり入れる。スープは無色透明で塩が薄い。醤油や辣油、酢を入れる方が多い。<o:p></o:p>

 この店は薄味でもあり、足し算のお店だ。つけだれに味噌、酢醤油、辣油を組み合わせて楽しむ。ご飯も進みます。皮がもちもち厚めで旨味があり、これにタレをつけてご飯と楽しみ、餡は香付けと舌触りのおまけみたいだ。<o:p></o:p>

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食後感がさっぱりしているが、物足りなさも感じる。銀座の天龍の大きくて味が濃く肉一杯の餃子が懐かしくなった<o:p></o:p>

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元祖ぎょうざ苑(元町中華街):ジャジャ麺、水・焼餃子は歴史のもちもち

2011-08-25 05:39:03 | 食べ歩き

雨のなか、2人で訪問。焼き餃子は30分かかるとのことで、水餃子一つ(420円)とジャジャ麺と焼餃子のセット(920円)を。店内で餃子の皮を伸ばし、丸く抜いている。京都二条の龍園と同じ方式だ。高田馬場のムロは皮を伸し棒などで丸く伸ばしていたのを思い出す。<o:p></o:p>

 水餃子はむっちりとした皮が特徴で、酢醤油に一味で食べる。長閑なお味だ。<o:p></o:p>

 ジャジャ麺はきしめんのような麺だが、腰がなく小麦の旨味がなくひたすら柔らかい。(名古屋駅の湯で置きのきしめんみたいだ)挽肉などもあっさりで辣油をと思ったがなく、一味をかけたがメリハリがない。固めの麺をお願いするのが良いかも知れない。<o:p></o:p>

 焼餃子は味噌だれに酢醤油を入れる。皮が厚く美味しい。大昔の餃子を思い出す。タレはひたすら塩っぱいため、酢を加える。大きい餃子で豚マンの子分みたいだ。皮が厚く、あっさりとした餡に、味噌ダレが加わる美味しさだ。味噌ダレはどこかほのぼのした歴史を感じるが、ちょっと重く鹹い。また、辣油が欲しい。<o:p></o:p>

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皮と麺の小麦でお腹が一杯になる。化学調味料を使っていないのか、爽やかな食後感だ<o:p></o:p>

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余り金を持ったアニマル・スピリッツ:為替も先物も

2011-08-24 06:18:22 | マクロ経済

 最近の円高も、ユーロ安も、金が高いのも、変動が急すぎる。アメリカの金融緩和もあり、金が行き先を求めていると感じる。<o:p></o:p>

 やっと、日本では海外旅行の格安感など、円安メリットの報道がある。円安でも、材料が安くなるまでのタイムラグとペグ通貨があるからか、なかなか輸入品が安くならない。よほど、輸入の鞘取りがあるのだろう。輸入品が「日本仕様」だから特別の訳がない。<o:p></o:p>

 しかも政府が「居座り内閣」で当事者能力にかける。これは海外からの「あまり金」に勝てる見込みがない。政策の失敗で、結果的に「政策失敗」の円高だ。<o:p></o:p>

 本当に円高で輸出が減少するのだろうか。輸出に為替予約しており収益もあるはずだ。納得がいかない。輸入はその先で安くなるのが経営安定のためのオプション利用だ。<o:p></o:p>

 円高で困るのは大企業ではなくむしろ、協力業者(円建て)の締め付けではないか。となると、協力業者もドル建てにするといっそ安定するかもしれない。為替変動のおける製造業の川上と川下の利益と負担の仕組みが必要だ。海外への生産移転が方策とすると安易で、円高に耐えるだけの製品の差別化方策を考え、協力業者育成が必要だ。<o:p></o:p>

 日本国債は格付けが下がったが、円高に変化はない。というのも日本の経済力と国の借金は別物だからだ。最も怖いのは、日本国民が日本国債から逃避することだろう。円高のうち、海外資産に投資が始まると、政府もあわてだすはずだ。<o:p></o:p>

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円高の良い所と悪い所はあまりかわらない、今回は、政府の不在と通貨への「あまり金」のいたずらだ

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亜樹 (四条烏丸):人気のお店

2011-08-23 05:05:54 | 食べ歩き

 たまたま、久々に通りかかって、開店待ち。12:05に入り、準備もあり12:30に、本日のランチでメンチカツとポークチャップ(780円)が。ポークチャップは薄めで味もしょうが焼きだ。メンチカツのドゥミグラス・ソースも味わいが薄い付け合せはキャベツのみで、白濁のドレッシングをかけないと飽きる。カップスープも平凡。<o:p></o:p>

 開店してから、パテを仕上げたり、衣をつけたり、何故か濡れている重ねたお皿を拭いたり忙しそう。ある程度、見込みで準備をしておけば良いのに。特に、お皿は、すっきり乾かすなら水切りにさすか、温めるならお湯に入れておいて上げるかが良かろう。布巾でその都度拭くのは珍しい。<o:p></o:p>

 夫婦でやっていて、ホールと料理(グリル、フライヤーの管理と盛り付け)は忙しい。<o:p></o:p>

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固定客の支持は強いようだ、ご飯は大盛で満腹になる<o:p></o:p>

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WTCへの府庁移転断念:まずは府民と職員のため

2011-08-22 05:39:38 | 都市経営

あまりにお粗末な結果だ。地震の被災がきっかけとなったが、府庁を埋立地でしかも交通機関の分断の可能性が見込まれるエリアに移転自体が問題だった。さらに、府庁が天満から南港のWTCまで移転した場合に府民の利便性を考えないところに、「サプライ・サイド」の発想がある。これは電力供給で足りなくなったら「節電しなさい」というのと同じだ。さらに、都市運営として、天満の空洞化と市域の拡散があり、人口減少時代でコンパクト・シティが望まれている時代に全く逆行している。安くて大きい施設があるから移転というのでは、ビル運営は考えても都市経営は思いつかないという視点の小ささを露呈している。<o:p></o:p>

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 まずはWTCへの府庁の前面移転という問題政策が取りやめになり評価したい。<o:p></o:p>

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 本計画の破綻は橋下知事の「主導」した政策であり、謝罪と責任負担が必要ではないか。大阪府の損失につては以下のものがある。<o:p></o:p>

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1.投資済み損失<o:p></o:p>

     取得費用と売却費用の差額<o:p></o:p>

・大阪市は1万坪移転という、また大阪府の移転もないなら、空室の運営・管理経費が無駄になる<o:p></o:p>

・今回の地震で耐震のため32130億円かかる補強費用が必要といわれている。また、補強した場合も今の風評や評価からは価値の増分は見込みにくい。取得金額85億円から、追加投資を引くと減価となり極端な場合は価値が0以下(引き取料がかかる)物件ともなる。売却差損は大きいと見込まれる<o:p></o:p>

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     機会費用(引越、内装、原状回復 等)<o:p></o:p>

・府は2,000人がWTCに移転した。移転費用、原状回復費用(公表されている)、内装費用はすべてが明らかでないが、3/人、10万円/坪とすると6億円が移転に費やされた。また府庁に戻る場合も同額が見込まれる。通信回線などの府庁が2分割されるための設備費用・投資も不明だ。<o:p></o:p>

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2.経常的損失<o:p></o:p>

     建物空室<o:p></o:p>

・空室の運営管理経費は共益費(3千円と仮定)のみが損失としても1万坪とすると、年間3.6億円の損失となる<o:p></o:p>

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     職員・利用者のリスク<o:p></o:p>

WTCに入居する職員の安全や通勤、利用する市民のリスクが見込まれる。事故に対応して相応の保険料を支払うか積み立てる必要がある。<o:p></o:p>

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今後の方策を提言するなら、もともと府庁はWTC2.2万坪に納まる面積が必要であった<o:p></o:p>

     府庁の本館改修(3年)を速やかに行う<o:p></o:p>

     3年の間、改修の一時移転および、リスク対応によるWTCからの移転(2,000人分)のため天満周辺の賃貸ビルを利用し、一体化した府庁運営とする<o:p></o:p>

     WTCを保有か売却か判断のうえ、早急に府の損失を最小限に抑える<o:p></o:p>

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橋下知事はご自身が弁護士かつ事務所経営者でその法務・経営の感覚がおありになるはずだ。本件について自らの自発的判断を期待したい<o:p></o:p>

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暑い夏、担々麺を煌庵(蛸薬師烏丸東入)か大鵬(二条)で

2011-08-21 06:30:06 | 食べ歩き

 煌庵はしなやかな平打ち麺で「赤坂四川飯店」を改良したお味。酸っぱく、胡麻の風味もあるが、麻辣も程よいお味。ご飯とザーサイが付いて900円、「辛め」と頼む。 食べる辣油とカレーペーストも付く。いつも、ご飯に辣油をのっけて担々麺と食べる。最後はご飯を入れて、そぼろ肉と食べると美味しい。。なお、五目そばも良い。<o:p></o:p>

 大鵬は担々麺の定食が880円でご飯、ザーサイ、唐揚げが付く。辣油が力強く、どしどし入れて、酢も入れる。胡麻が利いているから奥行きがあり、腰のある太い麺が合う。中国風の室礼で熱気があり楽しい。<o:p></o:p>

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汗を流せる料理、夏は辛味だ!<o:p></o:p>

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車の暑さ:京都の生活道路での熱気

2011-08-19 06:12:02 | 都市生活

京都の街中で自動車が止まっているとえらく暑い。自動車のガソリンがすべて熱になるとして、ヒーターと同じと考えると25KW (燃費10 km/l, 速度25 km/h)くらいになる。1KWのヒーター25本なら熱い筈だ。悪くすると100KW (燃費5 km/l,,速度10km/h)で100本になる。となると信号待ちで車が1街区分(約100mに車がつながっていると10台で1,000KWになる。普通の家庭なら3KWとすると300軒分になる。車の熱は都市熱の一因だろうが、それより生活街路に熱が溜まるのが問題だ。<o:p></o:p>

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夏の暑い中、節電にあわせて「節車」をしてはどうだろう<o:p></o:p>

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公共哲学 マイケル・サンデル:読みこなしていますが、哲学は図表が無いためわかりにくい

2011-08-18 04:57:52 | マクロ経済

サンデルのエッセイまとめでひたすら文章が続く。MIT Sloanの頃 Reading Assingmentの膨大なことに驚いたが、アメリカでは文章が多く、図が少ない。図があるとしたら、マーケティングくらいだ。書くのが好きなのは、タイプライターがあったからか。いまや日本もそうなるか。<o:p></o:p>

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閑話休題、まずは用語の定義だが、正(Right)、善(Good)、正義(Justice)、権利(Rights)、サンデルについては、アリストテレスの美徳(virtue)、共通善(Common Good: Commonwealthか)、コミュニタリアン(communitarian) がある。これらの定義が輻輳している。<o:p></o:p>

ロールズの提唱するリベラリズム(New Liberalism、社会自由主義)概念は「善に対する正の優越(The priority of  the Right over the Good)」がある。<o:p></o:p>

1.個人の権利が社会の善の犠牲にはならない<o:p></o:p>

2.権利のもとになる正(義)は特定の善により規定されない。<o:p></o:p>

Pricipal of Justiceにはこの自由と平等の権利と機会均等原理・格差原理で、不平等や格差の是正が2つの柱となっている。<o:p></o:p>

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この、リベラリズムから、個人自由主義のリバタリアニズム(libertarianism)も関連しているが、サンデルは共同体に着目したコミュニタリアン(communitarian)の観点だ。社会的連帯として助けの必要なものは助ける 美徳と共通善を観点としている。<o:p></o:p>

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やっとエッセイの内容だが、時流に乗った政治哲学と思う。芸術でも「進歩」が求められる、コミュニタリアンというのもアメリカでの弱体化するコミュニティが背景にあろう。ジェイコブスの「アメリカ大都市の死と生」以来、パットナム「孤独なボーリング」などでも再生方策が採り上げられている。<o:p></o:p>

コミュニタリアンとは時代が求めるコミュニティ再生のため都市計画、経済学、政治学、哲学の合体の概念ではないか。<o:p></o:p>

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エッセイの知見をまとめる:<o:p></o:p>

・政府は小さくなるが、企業は小さくならない、経済構造の変革が必要(資本の流動性、雇用責任等)<o:p></o:p>

 →企業のインヒューマンなスケールとコミュニティの対比がある<o:p></o:p>

・自己統治を考える公共哲学は20世紀初頭と同じ<o:p></o:p>

 →コミュニティの再生<o:p></o:p>

・貧困の解決としての雇用、貢献やコミュニティへの参画<o:p></o:p>

 →所得保証の限度<o:p></o:p>

・宝くじの逆進性:所得の逆移転<o:p></o:p>

・「偉大な社会」と「偉大なコミュニティ」のトレード・オフ<o:p></o:p>

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政治哲学とは、都市計画に似たところがある<o:p></o:p>

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五山送り火:しみじみと

2011-08-17 05:36:25 | 京都

暑い夜、大文字に点火。火がそれぞれの火床に入り「大」の文字が浮かび上がる。乾いた風と燃え立つ炎、空をとぶヘリコプター。<o:p></o:p>

 火の中に願いを、そして今年の復興を願う。<o:p></o:p>

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今年は、五山の順番も楽しめた。秋の気配が<o:p></o:p>

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五山送り火の大文字護摩木奉納:暑く混雑

2011-08-16 05:10:55 | 京都

 連日の暑さの中、今出川を銀閣寺の下までパスハンターで走る。(銀閣寺商店街は裏道を通る)例年に無い混雑ぶり、しかも陽射しがきつい。タクシーで乗り付ける方も。銀閣寺商店街も混雑。護摩木に書いて奉納した。明日の送り火も晴れだろう。<o:p></o:p>

 取って返して、北野天満宮の長文屋まで走る。自転車の走る南側が陰で助かる。途中のマリーフランスは盆休み。パンが買えないのは残念。長文屋にもタクシーで乗りつけが。お盆ならでは観光だろうか、地味な店まで開拓と感心する。<o:p></o:p>

 三条商店街の弘でキムチを買う。公園の漬物はお休み。<o:p></o:p>

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強い風に湿度が少なく、秋の気配を感じる<o:p></o:p>

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