都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

バックアップ用にBuffalo 1T HD-PCF1.0U3-BBEを買いました

2017-10-31 03:26:00 | 趣味

 10年前からLogitecの外付けHD(ハード・ディスク)を使っていたが200Gしかないため今や容量不足。バックアップもいちいち起動させ、しかもエラーが多くなりその度に継続や保存と対応が毎回煩雑。

 USBで簡単な1Tの外付けHD7千円であるため、入替。初めのコピーには時間がかかるが、あとは自動。USBで机の上に置いても邪魔にならないし、静かだ。

 愚妻にも同じような外付けHD2年前に買ったが電源が邪魔で、躯体も大きい。

 記憶媒体の発達などはムーアの法則( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87 年59%の成長率)に準じている。いまから30年前、1988年初めてのパソコンだったMacintosh SE/30( https://en.wikipedia.org/wiki/Macintosh_SE/30 )は確かHD200Mで、このバックアップHD5千分の一の容量だ(同32%の成長率)。CPUクロックは16M3G200倍(同19%の成長率)くらいだ。

 いくらパソコンが速くなっても、ソフトが進化と無用な親切で重くなる。初めは軽自動車だったのが、いまや重戦車、これではいかなるエンジン(CPU)とキャタピラ(メモリー)でもどうだろうか。Mac時代のエクセルのサクサク動きが懐かしい

 机の上が片付いて、静かで、手間いらず、はありがたい、これぞデザイン

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楼蘭(大阪 梅田):二日酔いでもおいしいあっさりつけめん

2017-10-30 03:21:30 | 食べ歩き

 三番街のグリルロンや第三ビルぶどう亭などのロン グループが運営する。15年位前に開業し、東京の青葉と中野大勝軒などのインスパイア系が目新しかった。あっさり系で持病の二日酔いのお昼に最適。

 特製つけめん(1,000円)はチャーシューが増え、煮玉子が付く。あっさりつけ汁はさっぱり、さらに酢を足すとさらにすっきり。麺に胡椒をまぶすとめりはりがつく。チャーシューはちょっと肉の臭いがあるが旨みもある。メンマは普通。葱の風味が効果的になる。

 麺は重い食感でまるっこい。透明で弾力のある麺の対極にある。噛みしめが独特で独自のお味。

 食べているとまとまりの良さを感じる。割スープをもらわなくても飲み干せるつけ汁はうまい。最後に海苔を入れて香りを楽しむ

 最近、辛いのや塩、味噌など麺の種類が増えていた

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神戸製鋼の検査隠し、日産の検査資格漏れ、東芝の「チャレンジ」:経営の現場押し付けは二度目の「失敗の本質」

2017-10-29 03:22:38 | マクロ経済

 前の「現場から見上げる企業戦略論(藤本隆宏)」で、日本の製造業は受け渡しやチーム能力が高いとあった。つまりは現場の独立性が高く、それぞれの個人はもとより、現場(工場単位)での競争もある。

 この工場間競争に付け込んだのが、経営の「現場がんばれ、よろしく」方式だ。経営は方策を立て、実施と成果は現場まかせというのが我が国の盲点だ。

 「会社は現場を知らない」と言いながら、「目標は必達だ!」と使命感に燃える現場の工場長やラインとスタッフ。無理を重ねて開発や、納期、売上の確保にいそしむ。

 経営は「できただろう」とさらなる要求。しかし設備投資の援護がないのは、旧日本軍のロジスティクスなき進軍と同じ。         

 またもや、「失敗の本質」の現代版が横行している。とりまとめも出版もあるだろう。今回の企業はCEOがグループ企業の代表や財界活動に熱心で、本田技研工業の本田社長のように作業服が似合うタイプではない。現場を強くするなら、現場を経験し、好きな経営者層がない良いサイクルにならない。

 対策は、現場の長が「できないことはできない」、「投資がないと不可能」と経営層内部と現場をつなぐシステムやキャリア・ルート(現場と経営)を交差させることだ。経営者を育てるMOTだけではこの問題は解決しない。会社内のプリンシパル・エージェント問題の反対のケース(経営者の横暴の管理)だ。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%91%E3%83%AB%EF%BC%9D%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E7%90%86%E8%AB%96 )

 この「現場の長」の頑張りと人事評価志向が今までの製造業を支えたと思う。一例として福島原発の吉田所長の獅子奮迅と対比した東電役員の決めず動かずが記憶に新しい。これも、「坂の上の雲」や「失敗の本質」に指摘されている「空気」の支配と責任逃れだ。

 楽なのは、財界活動によりマクロな目を持ったつもりで現場に過大な目標を与えるCEOだ。「旗を降ろさない」、「個人個人のチャレンジ」、「一丸となって」とかの精神論が多い。資金と人員の配置、勝てる戦略と戦術のセットになったストーリーがないと今や賢いスタッフはついてこない。

 

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江戸堀木田(大阪):揚げカレーは固いとじ方で一層うまい

2017-10-28 03:15:42 | 食べ歩き

 秋の陽射しのなか、久々に訪問。11時前で4番目。揚げカレー(800円)だけにする。ご飯ものは体重管理から止めている。

 1140分頃、できあがる。葛のとじ方が固め。葱が沢山あり、麺を食べ、細長い揚げを味わい、出汁と葱の渾然一体としたずっしりお汁を楽しむ。なんともうまい。麺を大盛りにしたらよかったくらいだ。

 肉と違い、揚げのほうが軽やかですっきり楽しめる

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現場から見上げる企業戦略論 (藤本隆宏):ハーヴァード、東大のDBAの自動車産業分析からのものづくり論は懐メロ

2017-10-27 03:19:06 | マクロ経済

 著者のハーヴァードでの自動車生産分析は80年代後半、MITCusumano ( http://web.mit.edu/cusumano/www/ )の研究が懐かしいが、Havardでもやっていたのだと知った。当時は、日本の「トヨタ方式(Lean Production)」が世界の注目を浴びた。丁度、日本がバブルでイケイケだった頃で、当方はそのころ貧乏なMIT生活だった。帰ってきたら、踊るポンポコリンとシーマ現象に驚いた記憶がある。

 MITではアメリカ製造業の再生に向け、記念碑的な“Made in America”の出版がある。(https://mitpress.mit.edu/books/made-america )

 本作も自動車生産分析の論文や経歴を基にしている。製造業(Manufacturing)の中でも一部部分で、生産管理の「物理的」だ。しかし、現在我が国の製造業では「化学」が安定的に成長している( http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5250.html )、またバイオなど「生物」への言及がない。

 さらに、Lean ProductionSupply Chain(資材供給)が災害時などに脆弱性(勝ち残った一部の企業に集約し依存)があり、冗長性(Leanの反対で在庫と分散)もある程度必要と認識されている。行き過ぎたAmazonのサービス志向により、宅配への要求が高くなりヤマトが音を上げているのと同じだ。

 MITの花形の歴史を考えてもわかる、90年代はDARPAと協同でインターネット、次の2000年代はメディア・ラボ、現在は生物でバイオ、MIT Kendall SQなどゲノム大手のBio Gen (https://www.biogen.com/ )の本社が2年前も増築中だった。ボストンはゲノム長者で不動産も値上がりと聞いた。

 生産の主体と場所、方法の変化がある。IT オタクの会話と嗜好に合わせた都市と場の創造。郊外の工場からクリエイティブといわれる知的生産として都心(オフィス)産業に。CRO(治験)やソフトウエア開発は都心工場といえる。

筆者の御職のアーキテクチャーとして複合したテクノロジーの相関関係(構成要素・機能と役割・評価の関連など)の分析は次の2軸を定義しているが、その評価と位置付けがマトリクスとならず混乱している。しかも本体と要素に区分しているから、立体マトリクスになる。

1軸目:①モジュラー(11)、②インテグラル(複合関係)

2軸目:③クローズド(設計情報が企業内のみ)、④オープン(他の企業も使える、USBなどが事例)

3軸目:⑤製品、⑥製品の構成要素(例えばLCDパネルなど)

 多能工がチームとなり、素早い対応で「擦り合わせ型」が得意でインテグラル型に生産性の優位性、さらに改善、本社は改善した場合でも雇用を守り人材を転用。

 これに対しアメリカと中国は移民や農民工を分業(単能)で活用(アメリカでは煉瓦壁の向こうに仕事を投げ渡すとしてプロセス管理がなかった、GMの本社も機能分類のビル形式だ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%83%8D%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA )

 論説全体に「昔の未来」のような感じで自動車生産から考えた未来のようだ。この著作において昔はよかったという、同じ手法の展開を狙っているがこれは古い。また生産の特化した分析でマーケティングへの着目がない。80年代の冷戦期、我が国は「高負荷価値」という製品の品質と高価格で他国への優位性と収益確保ができた時代だ。つまりは需要面への分析が薄く、「安くていいもの」の供給面の「伝統的」論文だ。

 現代は「擦り合わせ」よりも、「独自で真似されない(propriety)」が重要だ。さらには、独自性を実現する起業活動へのエンジェルやファイナンスが重要で、さらにそのような人材が集う都市の「場」づくりが必要だ。

 上記のアーキテクチャーの今後には、独自の部品を作る優位性が指摘されている。これは、構成要素の分解で同心円状の区分だ。プロセスでも企画・開発・製造の中で一部分を請け負うなどの分業や発達がある。これは真言密教の曼陀羅に通じる。

胎蔵界 同心円で製造の要素

金剛界 製造のプロセスと相互関係

 このようなまとめ方が現代の技術に通じるのには驚く(吉阪隆正先生も曼陀羅様式を好んでいたのがやっと分かった)

 なお、サービス業にも指摘があり「経験の流れ」(お客視点での活動と受けるサービスの対応)指摘は当たり前すぎる。サービスは「在庫ができない」のはMBA1週間目に習う常識だ。在庫できないため、マニュアルでの共有や、ゲート・キーパーによる管理が起こる。知的産業の継承・内部教育・組織体制も同じだ。MBAではOrganization Behaviorとして必須科目だ。ファシリティ・マネジメントとして古いが参考になる書はManaging the flow of technology ( http://faculty.babson.edu/krollag/org_site/org_theory/socialization_notes/allen_manage.html )

 「物理的」なトンカチ仕事(村上春樹 命名)は楽しい、しかし、今では改善やチームより考える、創造的な頭や人材がもっと重要だ。都市はゆるやかなコミュニケーションの誘発ができる「場所」づくりが肝になる。ものづくり工場から創造し続け起業する場として街への転換がある。今後の、生産についての教育でもMOT( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%B5%8C%E5%96%B6 )のように、経済、ファイナンス、マーケティングも理解する人材育成が要点だ。PL/BSの読めないエンジニアは要らない。

M ITのシンボル( http://archive.is/wrAO )は手と頭 、ここのSloan Schoolを卒業したのを名誉に思う。

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串八(京都 烏丸):色々楽しめるお味は大混雑、煙草がネック

2017-10-26 03:13:39 | 食べ歩き

 3年ぶりくらいに訪問。5:15に行くも満席で4:30からの客が飲食中とのことで、携帯をお教えし6:15に伺う。便利だ。テーブル席には家族連れが多い。カウンター席の端に案内される。

 いつものポン唐(紅葉卸とポン酢で食べる唐揚げ)、生キャベツとうまい甘味噌(スティクの胡瓜とセロリ2本ずつもおいしい)、コンニャクの串揚げがおきまり。多品種が楽しめる、Economy of Scope のお店だ。生絞りグレープフルーツサワーがおいしい。

 焼きシシャモ、甘鯛紫蘇巻き、松茸の串揚げが良かった。色々食べて、ミニネギトロ丼と赤出汁、鰹のおにぎりなどで仕上げる。

 二人で2,500円程、家族連れも多く禁煙になると良いのにといつも思う、カウンターの喫煙率はとても高いためご用心

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愛宕山の空也滝まで足慣らし

2017-10-25 03:18:01 | 京都

 愚妻とモンベルのトレッキング用の靴とパンツをはいて、烏丸から8:10の京都バス(230円)で清滝まで約1時間。トレッキングや観光客(アジアが多い)で混雑。

 途中の太秦映画村あたりから子供連れが降り、座れてゆったり。車折神社も女性に人気だ。清滝から愛宕山でなく空也滝を目指す。

登山道兼山の管理道路を歩いて、空也滝( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E4%B9%9F%E3%81%AE%E6%BB%9D の登り口まで堂承川沿いに杉林を歩く。そこから滝まで石段を登る。途中の丹塗りの鳥居には八大龍王とある。滝の石鳥居の内側には卵を置いておく風習があるとのこと。

 滝の、岩と苔で空也上人( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E4%B9%9F )の修行の場所もむべなるかなという神秘性がある。滝につくられた祠には不動明王も。手前には「南無大師遍照金剛」と書かれた碑があるが、真言密教も関係があるのかもしれない、この先の神護寺( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E8%AD%B7%E5%AF%BA )は空海の日本帰国の後入京した寺だ。

 靴はとても楽で足のつま先からかかとに力が流れてゆく感じで歩ける。底が厚く、厚い靴下で足の裏が疲れない。また、グリップが良く、滑らないのが頼もしい。

 パンツもしなやかで汗を吸い取り、しかも洛中でも違和感がない見栄えだ。

 愚妻と楽しんだ午前中、帰洛は13時と早め

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アベノ珉珉(大阪):ちょっと値上がり、それでも安くてうまい

2017-10-24 03:12:45 | 食べ歩き

 天王寺七坂探訪のお昼に訪問。ビール・セットは生ビール、酢豚を選び、餃子(6個)で値上がりして1,150円。ソース焼きそば定食(740円)に揚げ鶏肉の唐辛子炒めのハーフも追加。

 酢豚が懐かしいお味で、サラダもついて満足。餃子はこれも懐かしい皮が薄く餡が細かいタイプ。唐辛子が香ばしい辣油が合う。

 ソース焼きそばも懐かしいお味で酢がとてもよい。サラダがこれもお供で、なぜかマヨネーズも。ご飯、スープもおいしく愚妻が平らげる。

 揚げ鶏肉の唐辛子炒めは鶏と大きな唐辛子と、葱、生姜、山椒を炒めたもの。なんとも香ばしいお味でおかずにもつまみにも最適。唐辛子をかじるとうまい。

 満足して2,500円程度はお値打ち

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銀座を歩く(岡本哲夫):街区と路地には詳しいが、商業の変遷、屋台や天金など飲食など産業・経済の視点も欲しい

2017-10-23 03:16:35 | 都市計画

 ブラタモリ出演の著者。銀座や江戸の町がなぜ京間60間なのか分析がないのがまず不満。銀座は道路が京間8間は良いが、歩道5.5mは田舎間3間ではないかと突っ込みたくなる。明治の煉瓦街なら京間ではないと思うが。全幅27mなら田舎間(普通は単に「間」)15間というのが良いと思うが。なお、御堂筋は幅43.6m24間だ。

 銀座に並木がないのは1968年都電の廃止の折、都電の車線の石を歩道に転用したときに植樹を無くしたのではないだろうか。また、同年の共同溝の設置もあり大きな街路樹の根の深さ確保や根上り防止ができなかったのではないだろうか。( http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0433pdf/ks043309.pdf )

 さらに、江戸時代には銀座通の先にはビスタ・ポイントとして増上寺の伽藍があったというのは面白い。現在は新橋手前に高速道路、その先は駅前北側のニュー新橋ビルだ。

 会所地のある街区は京間60間で120mは京都の街区(40丈)とほぼ同じ。但し両側町(四辺町)でないため割り方は違いう。京都では角のビルが入り込んでいたりする。

 路地はやす幸(おでん 高い)の路地など懐かしい、あとは金春の路地で昔うまい天丼があった。

 みゆき通の変遷は唯一興味深い、晴海通の火除地も当時何に使われていた(市場など)か調査が欲しい( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E9%99%A4%E5%9C%B0 ) 鳥ぎんの通りが昔の新道だった名残はそうかもしれない。

 収穫はP181 1 1902年に銀座4丁目和光の北西に「天婦羅商 天金」があることだ。( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E9%87%91_(%E5%A4%A9%E3%81%B7%E3%82%89) )池田彌三郎の「銀座十二章」( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E5%BD%8C%E4%B8%89%E9%83%8E )にもあった。

 不満なのは、銀座、金座の歴史、明治期風俗のカフェ、勧工場、デパート、屋台、闇市、第二次世界大戦敗戦後の復興、ハイ・ブランドの進出、高さ制限の緩和と「銀芽会」や風俗なら考現学の今和次郎への著述がない。

 著者は形態としての銀座をとらえているが、経済活動や社会学、風俗としての観点が欠如しているのは今の建築学科ではしょうがないのか。

 路地歩きには好適な文庫本だが、銀座の生活、経済活動として商業の変遷、マストラや帝劇三越との対峙などもっと面白い切り口がある。

 敬愛する今和次郎先生の考現学をお薦めする( https://www.amazon.co.jp/%E8%80%83%E7%8F%BE%E5%AD%A6%E5%85%A5%E9%96%80-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%BB%8A-%E5%92%8C%E6%AC%A1%E9%83%8E/dp/4480021159 )

 ああ、煉瓦亭でカキフライと別キャベツ、ハヤシライスの小を食べたい、大人数だと、ポークカツ、ハンバーグも良いなぁ。お土産は鳥ぎんの釜めしと御新香に新幹線で食べる つくねとはさみ など、天龍の餃子のおみやげも外せない

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高倉二条(京都 二条):麺とスープが変わり、いまひとつ

2017-10-22 03:33:02 | 食べ歩き

 ひさびさに、つけめん1.5玉にチャーシューで1,050円(結構なお値段だ)。柚子の麺を選ぶ。麺は細くなり、噛み締めがゆるく、うまみがいまひとつ。スープも薄くなった。チャーシューは大きかったのが半生風の小さな塊に代わる。これも脂が多く、うまみがいまひとつ。

 スープ割も厨房で行うシステムに変化。

 前よりうまさが後退した印象

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不道徳な見えざる手(ジョージ・A. アカロフ, ロバート・J. シラー):大御所の訳の分からないお話、山形訳が下手か手抜きか原文が不可解なのか

2017-10-21 03:35:01 | マクロ経済

 Phishing for Phools(造語、Foolの意味)が原題

 碩学二人の著作とは思えない。山形の訳も、意味不明で前後で表記も違っていたりする。原文が不可解なのか。

 知見は:

・「嗜好」は安易に「誘惑」とためになる「有益」の2種類があり、安易に流れる「肩の上のサル」

・釣り、評判マイニングで騙される

・ローンのポイント手数料や、クレジットの金利、違約金は大儲けの源泉

・情報がなく任せると失敗

 あまりにまとまりが悪い、捨てるべき書だ、それこそ著者に釣られて読んで時間の無駄だった

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龍門(大阪 北浜):木曜の日替わりランチはいまひとつ

2017-10-20 03:32:13 | 食べ歩き

 一度、日替わりランチ(810円)をと思い、木曜日(マーボーの日で丼と麺のセットもある)はマーボー豆腐と鶏の炒めもの。

 鶏炒めは、一口大の鶏肉と小さ目の玉葱を醤油味で炒めてあり飽きてくるくらい大量。麻婆豆腐は甘く、ちょっと辛い昔風で苦手なお味。ご飯とキャベツ、ポテト・サラダ、細切り黄色タクワンに掻き玉子入りスープが付く。

 麺の方が好みだ

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モンベルで登山靴など買いました

2017-10-19 03:40:18 | 趣味

 愚妻がトレッキングに目覚め、靴などを買う。当方はゴアテックス入りのマリポサトレールのミッド・カット、色はオータム・リーブス(要は紅葉)で25.5㎝と余裕を持たせる。Boaのダイヤル式の靴紐で緩めるのが簡単。トレッキング・パンツやフリース、帽子、靴下なども買込み、夫婦で8万円。なるほど、登山関係は若いか、シルバーかで年齢層がM字(子供がいない層)カーブとなって2極化。店舗でも、この層で賑わっているのが良くわかった。

 モンベルはThe North Faceなどよりお手軽で、日本人体形によく合うのが良い。しかも自転車から農作業まで対応のレンジが広く親切、旅行用品も便利で安い。アフター・サービスとして修理も充実。なお大阪西区本社でもある。

 これなら小石の多い愛宕山や急な吉野山の下りも安心

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とんかつ おくだ(京都 元田中):ロース生姜焼きはユニーク

2017-10-18 03:31:10 | 食べ歩き

 気に入って再訪。今度はロース生姜焼き(880円)とサッポロ・ビール(500円)を夕方口開けに。ビールは他にキリン、アサヒがあるがサントリーがないのは不満、プレミアム・モルツはうまい。コップは冷凍されており丁寧。

 閑話休題、生姜焼きは厚い肉をポーク・ソテーにするのではない。分厚い肉を焼いてから玉葱と割り下で煮て、その上に小口切りの葱が大量というユニークなもの。カツとじ定食の揚げないで炒め、かつ玉子でとじないのを分厚い肉にしたようなもの。

 東京の生姜焼きは、キャベツの付くとんかつ系の薄い肉炒め(早稲田のオトボケ)、厚い肉炒め(銀座のとんき、閉店した かつ銀など)、肉と野菜炒め(洋包丁など)、肉と鉄板系(バンビなど)に大別される。ここの生姜焼きは、カツとじ定食のようにご飯にのっけて食べられる。葱と玉葱が多く、しかも汁が多いうえ甘い。卵白アレルギーの当方でもカロリー・オフの「カツ丼風」が楽しめる。

 大変、気に入りました。豚汁がないのが残念。次はカキフライだ!

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秋霖の桂離宮はマナーが悪い、事前に丁寧な歩きかた指導が解説を

2017-10-17 03:38:12 | 京都

 桂離宮の当日拝観に8時半から大行列。いつもの9時の予約は33人。(うち1名は不参加 シルバーとアジア観光客が多い)笑意軒が工事中のためゆったり歩けるはずだったが。小雨のなか、傘が必須。

案内は小和田(こわだ)さんでしゃべりたがり。かなりうるさく感じた。速く歩いて、全体が付く前に解説を始めるため、聞き逃すまいとシルバーが焦って苔を踏みながら小走りで。アジア観光客はお互いの写真に夢中。両者とも飛石でなく、苔でも平気で歩く。しかも指導はない。

全体に荒れた雰囲気で、当方も桂の拝観は当分やめようかと思った。お庭をしみじみ楽しむほっこりした時間ではない。

 修学院離宮で聞いた噂だが2ヵ月前、桂離宮で転倒事故があり救急車搬送になったとのこと。これで過剰対応になるのかもしれない。宮内庁職員のご苦労を思う。

 今後、桂離宮は有料化が計画とあるが、2千円(内閣府の行っている御所の迎賓館と同じ)にして、人数の減少と、拝観前の歩き方指導(飛石を歩き、苔を踏まない、シルバーには補助でゆったり など)と案内人数と解説のマニュアル化が望まれる。このまま、拝観人数を増やすと、荒れた庭が残るだけで歴史の破壊だ。

 いつもの売場にいる田中さんに、絵葉書をお渡しすると大うけ。

 開門前の8時半ごろ、上品そうなおばさんが犬を放飼いで歩いているためリードをつけてというと、小馬鹿にした様子で「はいはい」。身は小綺麗にしても心が汚い。

 不愉快な出来事が多い拝観だった。

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