都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

夏はピアノを聴く:最近良いなあ

2014-07-31 05:43:52 | 趣味
 ヴァイオリンが好きで室内楽も多い。夏はメリハリの効いた打楽器の一種のピアノが好みだ。音がさっぱりしているし外部騒音に(ヴァイオリンより)比較的強い。ジャズでもピアノの編成は夏だ。レモンよりライムの似合う季節だ。

 久々に聴くと、ミケランジェリのベートーベン皇帝など良い(ウイーン響)軽やか。えらく理性的で細かいがとても楽しい。ウオッカ・リッキーの効果か
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辻川東店(京都 東九条):レトロで地元の方のお店

2014-07-30 05:42:48 | 食べ歩き
 レトロなお味らしく一度訪問としていた。前のボードにはビフカツ1,050円、日替わりランチは720円とあり入る。店内は古風で煙草の煙。地元の方が多く、帽子も多く、一種の美意識を感じる。
 
 日替わりは串カツとのことで、「前のビフカツ」を頼んだが、若いお姉さんは単品、定食の順でメニューを開き勧める。止む無く税込1,544円のビフカツ定食にする。(不可解だ)

 数分で到着。お肉は5㎜位で同じ衣がだるく両面につく。ドゥミグラス・ソースは薄く味が感じられない。薄いソースはうま味がなく、濃いソースはしつこい。ガルニはキャベツ(少量)とポテト・サラダ(薄味)で胡瓜とトマトが付く。ご飯は普通、御新香は割り干し大根酢漬けと昆布だが、出来あいの品のようで味わいがない。味噌汁はイリコ出汁を湯煎して若布を足したもので味わいが薄い。

 全体に昔の百貨店の食堂で豪勢に食べたような感じ。なつかしいというより古臭い。洋食の輝いていた時代の再生にしてもドゥミグラス・ソースは薄すぎる。

 値段が高く、煙草の臭いがあり、味わいも古風というもので、おかげで烏丸松原の葵の偉大さが良く分かった。

 レトロに愛着はなく、二度と行くことはないだろう。最近新店の開拓は7割以上失敗だ、地雷探検隊に名前を変更しようか
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京町家に移り住んで 伊藤邸の夏のしつらえ(京町家再生セミナー):酷暑の日

2014-07-29 05:40:42 | 京都
 京都が38.3度のお昼に伺う。

 連続セミナー。夏の設えとは夏向きの風通しの良い建具や夏をモティーフにした装飾品への取り替え( http://www.kyomachiya.net/tomo/saiziki/01.html )、しつらいと言い、室礼を使う町家もある( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%97%E3%81%A4%E3%82%89%E3%81%84 )

 伊藤邸は2年前に昭和6年(1931年)の町家をリニューアルしてお住まいだ。立地は北側が九条通で敷地の側は1930年に拡幅され(敷地が削られ)、新築が多かった(一部に明治の町家もあるとのこと)四つ塚の地名のいわれは分からないとのこと。裏に堀川が通っており、御土居の跡がある独自な立地。

 昭和の建物のため、総2階、1列4室型、北向き玄関で1階の腰は石張り、2階は格子。茶販売店のご主人の居宅であったようで、地下室が長細くあった。コンクリートが分厚く20㎜位の鉄筋が入っていたそうだ。基礎はRCの上に束石を置いてあるとのこと。床下は乾燥していて腐りもなかったという。北側の屋根は吹き替え済み、南を補修した。階段は逆に付け替え、コーナーをPSに。

 通り庭には床を張り関東炊事に変更。火袋には天窓なし。床暖房と二重窓、ガスヒーターなどで冬はしのぐ。夏はエアコンと扇風機で15人+4人の集会だったが快適。

 質問コーナーでご主人から改修のコストと工務店の見積について、予算を守らないこと、一式が多く内容不明なこと、単価も割高であることの指摘があった。当方から、工務店も一旦請負えば責任があること、ぼったくりではないが内容は説明しにくいこと、コストと仕様を調整するファシリテーターとして設計事務所やコンサルタントの導入や京都市のコンサル対応を提言した。フロアの方から、昔は町家が多く、口コミで大工を評価するしくみがあった、棟梁も儲けより評判でやっていた、確かにコンサルなどは欲しいとのご意見を賜った。

 どうやら、町家改修を望む方向けだったようだ。伊藤様、おもてなしありがとうございました。

 帰り、新町五条下るでウインディのHujiさんとばったり。珍しくATBのクロス。最近の不義理をお詫びし、秋にはご一緒のランを。
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古典的中華冷麺を探す:なかなかない、作る

2014-07-28 05:39:52 | 食べ歩き
 中華冷麺の元祖は神保町の揚子江菜館らしい。( http://www.yosuko.com/ )高いが、すっぱいお味で放射状の盛り付けは綺麗だ。(濃いお味はあまり好みでない、具はたくさんあるが、質はもう一つでしかも高い)京都ならサカイの年中ありハムかチャーシューが選べる冷麺は濁りのある独自のタレと太麺がうまく安い。但し遠いのが難点だ。

 夏にすっぱい醤油味冷麺で、錦糸卵はどうも嫌い、もぞもぞするクラゲやモヤシもないのが良い。脂の少ないチャーシュー、胡瓜くらいに辛子をたっぷりにしてマヨネーズもちょっとかけたのはないか探すとこれがない。

 太麺とチャーシューを買ってきて、タレを鶏ガラスープの素などでつくるとなかなか美味しい、作った方が早かった
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食器は忙しいと買わない、良いのは使わない

2014-07-27 05:29:42 | 世情
良く考えると、留学前、アメリカで捨ててくるつもりだった食器が未だにある。難波の道具筋で安い印刷のものを割れるかもしれないというので日本の藍のお揃いを10揃い位買ったのが原因だ。これが割れないは便利であるはで未だにある。片や、アメリカで買ったLenox(8客分フルセット)はあまり使わない。

 良い食器が飾りになるのは惜しいがいまや外に食べに出る
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森元(大阪 西天満):夏はチキンよりビーフが美味い

2014-07-26 05:28:38 | 食べ歩き
 大盛り激辛好きの庭大王と久々に訪問。混んでいる、最近はタルタルも人気とのこと。チキン・カレーから食べるがちょっと鶏の臭いと弱いスープでいまひとつ。ならばビーフにすると、玉葱の甘み、スパイスの深さと刺激がとても良い。ルーとご飯を1対1で食べると爽やかな辛味が汗を呼ぶ。喉は、ひりひりするがどんどん食べる。更にビーフを追加して食べるが、ルーの迫力で最後は結構お腹いっぱいになっていた。

 裁判所裏の緑が深い、陽射しがきつい、吹き通る風に汗が乾く
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祇園祭の後祭はひっそりが楽しめる

2014-07-25 05:27:40 | 京都
 新町と室町の六角あたりから錦は山が多く、南と北の観音山では祇園囃子も楽しめる。真松が並び壮観だ。(山は真松、鉾は真木)、前祭の岩戸山を合わせた3基が曳山(山だが鉾と同じく車輪がつき囃子方が乗る)

屏風祭もそこかしこにある。新町のくろちくのお店や飲食店の出店も多く散策が楽しい。屋台の臭い、熱さ、照明がないぶんひっそりと風情を楽しめる。宵々々、宵々、宵と三日間楽しんだ。

大船鉾(おおおふねほこ http://www.ofunehoko.jp/ )は大人気。巡行を見たいが、最後は四条を西進し、左折して新町に戻るのはいまひとつかな。船鉾(ふねぼこ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%B9%E9%89%BE )は船首の鷁と飛龍紋舵が他に無い懸装であり、さらに新町を南進するとき、四条への下りで加速し四条からの上がりにゆっさゆっさ揺れるのはみていて船のようでわくわくする。

後祭を堪能した
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しゃぶ亭(大阪 西梅田):夏のしゃぶしゃぶも良い

2014-07-24 05:26:40 | 食べ歩き
 久々に、ランチは885円で豚(シングル)。野菜の入れ物が籠から四角お重になった。衛生面の指摘でもあったのだろうか。おかげで置きやすい。
 まずは、豆腐とニンニクを入れて、白菜の白い部分の細切りも入れる。ゴマダレに一味2杯と葱を一杯いれる。最初に豆腐を食べて熱でタレの温度を上げる。その後、白菜主体に葱を巻いてゴマダレで食べるのが美味しい。途中でお肉とさっと入れた春菊で趣向を変える。その後、モヤシを入れて葱と食べる。更に肉を全部入れて一度タレに引き上げる。若布をいれ、出汁をご飯にかけ、漬物と葱を入れて雑炊を楽しむ。
 最後に、うどんを一本ずつあまり煮ないで引き揚げ、タレ、若布、お肉、葱で楽しむ。

 最近はうどんを食べきれない、忙しいが楽しめる食事だ
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祇園祭、後祭復活で大船鉾の引き初め

2014-07-23 05:25:44 | 京都
 後祭が復活し六角の新町、室町を愚妻とゆったり歩く。雨上がりの清々しい空と路面、屏風祭や山鉾の組立が進む。南と北の観音山の引き初めに丁度出会う。ご近所のおたべがアイス・シューを配っていた。

そのまま、新町を下ると今年復活した大船鉾が大人気。引き初めが終わり、舳先の金幣が新しい木の白さと対比して鮮やかだ。胴懸・水引はあるが、懸装は今後充実していくとのこと。簡素な鉾も良いものだ。
 
高島屋で買い物をして、四条寺町の御旅所で三基の神輿を眺める。後祭に神輿の還幸祭が重なる。寺町、新京極ともに人出が多く歩くのに苦労するくらいだ。

後祭も良いものだ
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新宿めんや風花 本店(京都 四条烏丸):野菜塩ラーメンにチャーシューは旨い

2014-07-22 05:24:34 | 食べ歩き
 太麺と塩で名を馳せる風花。野菜塩ラーメンはタンメンみたいでおいしい。塩気が強いのが難点だが野菜の旨みとまろやかさが加わり気に入った。チャーシューを1枚入れると1,000円(850+150)だが、ここのチャーシューは醤油味で柔らかくうまい。

 野菜は細切りでしゃきしゃきしている。太い麺との対比が良い。強い塩のスープは両者を取りまとめ、脂もからむ。麺とチャーシューを交互に食べるとやみつきになる。

 夏バテの時はなんともよい
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祇園祭で人混み:長刀鉾の粽を取り替える

2014-07-21 05:22:29 | 京都
 あいにくの天気なのに烏丸の人混みと車は一種殺気立っている。長刀鉾の粽を取り替えに買いに行くが長蛇の列でしかも時間がかかる。どうにか買って一安心。大丸も混雑、新町、室町、綾小路も通れない。
 祇園祭の案内の接待も入れており、モリタ屋やこま喜も段取りした。お囃子を聴くとうきうきする。これで人混みと車も少なく、ゆったり屏風祭りや鉾、山を楽しめると良いな。

 しっとりした街並み散策が欲しい。後祭が復活した、屋台のない街並みで屏風祭を楽しむつもりだ
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蕎麦切塩釜(京都 一乗寺):どうにもあわん

2014-07-20 05:28:08 | 食べ歩き
 前回はお昼の閉店前に行って伸び伸びの蕎麦が出で難儀した。御蕎麦の系統は松本の刀屋みたいな大盛り、太麺系。入口には蕎麦の石臼が回っている。

 今回は天ざる(1,180円)とした。口開けだが相席。相席の方は女性だが馴染みらしく大盛り、ぶっかけおろし、天ぷら付とはやるなぁ。(この選択は正しいと思う)

 蕎麦は太目でぼそぼそ蕎麦の味がないのはこの季節しかたないか(タスマニアで補うのがあるが)。 つけ汁が盛り切りのため、大盛りの蕎麦でだんだん薄くなる。蕎麦湯も薄いのがプラスティックの湯桶ですぐ来る。オペレーションは良いが、味わいはどうかな。おろし、葱、山葵の味わいも今一つ。葱は大盛りだか切り方(薄刃の包丁で手切りや晒し など)が欲しい。入れると味がうるさい薬味だ。

 天ぷらは厚いグルテン衣。海老2本、獅子唐、海苔、青葉で250円の追加。海老は凡庸。商店街の天ぷらを思い出す出来で海老はすっぽり抜ける。剥げた衣が半分あり皿の上に厚ぼったく油のまわった衣の山ができた。250円ならこんなものと思うしかない。

 出汁自体は中庸、葱は荒れ、山葵は荒い、七味も香りがなく完食するのが大変だった。大盛りが売り物だろうが、つぎはない。
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虎ノ門ヒルズ:拍子抜け

2014-07-19 05:27:04 | 都市開発
 上京し名所の調査。虎の門ヒルズはマッカーサー道路(トンネル)の横に隣接する複合開発。虎ノ門駅から南に数分。升本があって懐かしい。( http://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13049777/ ) キッチン・ジローもあった。

 開発自体は斜面であり連続する車いすエレベーターが滅多にない(普通は斜路で対応する)。オフィスのフラッパー・ゲートと黄色い受付が斬新かな。飲食店など目新しさはない(近くの名店に負けるからか)

 普通のホテル・住宅・オフィスのMXDで動線や入口も普通
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一風堂(京都 錦):最後は胡麻と酢を入れて楽しむ

2014-07-18 05:26:02 | 食べ歩き
 テニスの後、塩気の補給に良い。いつも白の固めで、麺は時間をかけて食べるとスープを吸って太くなるのが面白い。来るまで、ニンニク2個を潰したあと、あえもやしを盛大に食べる。もやしを食べながら、白ラーメンにニンニクと胡椒を挽きいれたものにい辛子高菜をこれまた盛大に入れる。麺と高菜が美味しい、合いの手はもやし。チャーシューと木耳は残して置く。麺がなくなると、高菜と紅生姜を入れ、更に盛大に摺り胡麻を入れ粘度を高める。そのねっとりスープでチャーシューと木耳を楽しむ。

 最後は胡麻をなお足して、一味唐辛子と酢でまとめると担担麺風で美味しい。夏の楽しみだ
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CBREの本社は面白い:ショールーム・オフィス

2014-07-17 05:24:59 | 都市開発
 浜松町から明治安田生命ビルに移転。もともとは生駒CBREだったがいまや外資、それもあってかフリー・アドレス(ノドマ)のオフィスに変身。1,200坪で600人だから2坪/人で標準の3坪/人より大分少ない。応接の横にカフェ、奥にオフィスとセキュリティが分化。景色が良いビルで皇居と新宿など遠望できる。
 フリー・アドレスであり部下との打合は電話呼び出しとのこと。オフィスの家具は星形などアメリカン。面白いが効果を長期で見ないと分からない。IBMなどフリー・アドレスと従来配置を繰り返している

 東京は面白い
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