徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

「高瀬裏川花しょうぶまつり」の憂鬱

2011-05-30 20:11:23 | 熊本
 高瀬の町もだいぶ復興してきたように見える。1971年、裏川沿いの商家を借り切り、工場建設要員の仮宿舎としていた頃の本町通りなどは寂しいものだった。あの頃に比べれば、いろんな振興策が功を奏したのか、随分と賑やかになった。かつて全国有数の良質米「高瀬米」の積出港として栄え、立願寺温泉で九州各地から温泉客を集めた高瀬町が、また違った形で復興してくれればこんなに嬉しいことはない。しかし、何かが足りないのだ。どこへ行っても何を観てもすべて中途半端という印象が抜けない。僕にとって高瀬は都合9年暮らした、いわばマイタウン。いっぺんじっくり考えてみたい。


花しょうぶは今日はまだ三分咲き


米を舟に積み込んだ俵ころがし