徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ザ・わらべ ~ 六段くずし ~

2012-11-08 04:16:28 | 音楽芸能
 正月のテレビ番組や結婚式場などで誰でも聞いたことがあるであろう筝曲の古典「六段の調」。 京都銘菓「八ツ橋」の名前の由来ともなった江戸前期の音楽家・八橋検校(やつはしけんぎょう)が作曲した名曲だ。
 この雅な音色を一般大衆が好む端唄に編曲したものが「六段くずし」。「くずし」とは編曲という意味合いの言葉だ。京の芸妓さんにとって、言わば必須演目の一つになっているらしい。


♪ さんさ時雨か 萱屋の雨か 音もせずして 濡れかかる
♪ 潮来出島の 真菰の中で 菖蒲咲くとは しおらしや
♪ 仇やおろかで 逢われるものか 二町や三町の 道じゃない