徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

肥後金春流と玉名女子高吹奏楽部のバッティング!

2012-11-10 19:04:30 | 音楽芸能
 津々堂さんのブログ「津々堂のたわごと日録」で来年1月14日に肥後金春流の能舞台が熊本県立劇場で行われることを知った。しかも目玉の演目が「田村」のようだ。この「田村」は今年5月、十三回忌を行なった僕の父の想い出の演目。と言っても父は「田村」を観たことはおそらく一度もなかったろう。父がまだ4、5歳の頃、泰勝寺の長岡家で聞き覚えた「田村」の謡曲の一節を父は生涯忘れなかった。おそらく原体験のようなものだったのだろう。このあたりの話は以前「一度放せば千の矢先・・・」というタイトルでこのブログに書き込んだ。僕もこの「田村」はまだ観たことがない。父の代わりという意味も込めながら、今度の公演は見逃すわけにはいかないと思っているところだ。
 ところが一つ困ったことが起きていることに気付いた。それはもう一つ、見たいと思っていた玉名女子高吹奏楽部のコンサートが同じ日の同じ熊本県立劇場であることに気付いたのだ。コンサートホールと演劇ホールとホールは別だが、時間帯の一部が重なっている。先日、全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞したばかりの玉名女子高吹奏楽部も見逃したくないし・・・。同じ場所なのでハシゴはできるが、どちらかの一部をあきらめなければならない。悩ましい問題だ。