徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

古刹 成道寺の秋

2012-11-09 19:51:49 | 熊本
 しばらく行っていなかった「鳴岩の湧水」へ行ってみた。3ヶ月ほど前だったか、落石の恐れありとして立入禁止となっていたが、いつの間にか解除されていた。さっそく3ガロンのタンク2本に湧水を汲んだ。すぐ脇の「神風連五士自刃遺蹟」もきれいに整備されていた。1700年代に書かれた「肥後國誌」にも登場するこの「鳴岩の湧水」。これからもずっとお世話になりそうだ。
 今日は足を延ばして成道寺まで登ってみた。訪れるのは小学生の時以来だ。鬱蒼とした竹や木々の中に隠れるように古刹は佇んでいた。1426年の開山というから既に586年の歴史があるわけだ。紅葉に染まり始めた風景を熱心にカメラに収めている人が数名。ご住職の話では紅葉のピークはあと10日ぐらい先だという。この成道寺は細川家の家老を務めた澤村大学の菩提寺でもある。そんな話などをご住職と長い時間話し込んでしまった。10日後にもう一度紅葉を見に訪れよう。今度は歩いて。


鳴岩の湧水


「肥後國誌」に書かれた「鳴岩の湧水」


成道寺