クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

2008-08-10 03:51:55 | Weblog
今日から毎週日曜日のブログは、僕の信仰随想を書かせて頂く。第1回目は『白』。キリスト教会特に、聖公会(英国国教会)カトリック教会、ルーテル教会では、色に信仰上の意味を持たせている。そして、それに合わせて、祭壇、聖書台、説教壇を布で覆う。その中でも白は、純潔、純粋、喜びを表わし、キリストの降誕、復活の季節は白の布を用いる。聖婚式(聖公会では、信徒の結婚式)や未信徒通しの結婚式、幼い子供の葬送式の祭壇の色は白である。近年は大人の葬送式でも白が用いられるようになった。
結婚に白を使うのは、日本古来の信仰と同じで、純潔と喜びを表している。今日の写真は4年前の息子の聖婚式開始前の祭壇を写したもので、祭壇、聖書台、説教壇、バァージンロード、会衆席の花、全てが白で統一されている。また、花嫁のウエデングドレスと白無垢の衣装も、宗教は違っても同じ意味がある。
こおして見ると、心も色で表す事が出来そうだ。僕のような中年過ぎの人間は、思惑やしがらみの中で生活しており、焦げ茶色にくすんでいる。孫のような幼子は、何の思惑も無く、純粋に生きており、色は白だ。ワン・ニャンも心に陰りは無く、ただひたすらに、自分の今ある環境の中で生きており、白く純な生き方をしている。僕は彼らの生き方が羨ましい。今もココは画面の前に座り、遊びをねだっているが、その目は透き通り、陰りは全く無い。白い心である。
今日の祈り
主よ、我らにも幼子やワン・ニャンのように、無垢で陰りの無い心で、神を信ずる心を与えたまえ。