クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

お盆

2008-08-17 08:06:40 | Weblog
今日日曜日は、僕の信仰随想です。
僕が子供の頃我家でも、母が茄子や胡瓜におがらを差して動物を作り、おがらを焚いて迎え火、送り火をしたものです。
サラリーマンだった頃会社で良く聞かれたのが「キリスト教ではお墓参りをするの?」と言う事でした。キリスト教でもお墓参りもすれば、死者の為にも祈りを奉げます。お墓参りは11月2日の諸魂日前後に、墓参りをする事を勧めています。僕の所属する、日本聖公会東京教区ではこの日には、多磨、小平、雑司が谷、八柱等の霊園には、司祭が分担して出掛け、墓前で祈りを奉げます。また、大半の教会では毎月第一日曜日の礼拝の中で、その月に逝去記念日(命日)を迎える方々の為に祈ります。教会にも、お寺の過去帳よりも詳しく記載した、教籍簿が備えられています。その内容は、生年月日、洗礼、堅信、結婚、逝去の年月日等が書かれています。死者への祈りは、直接亡くなった方への祈り・お経ではなく、亡くなられた方の魂が、主の御許で安らかに憩うようにと祈ります。
墓は聖なる場所であり、墓を建立した後は、司祭によって墓地の聖別を行います。我家の墓は、神戸・垂水の市営墓地にあり、母を埋葬する時に聖別をして頂きました。ただ住まいが東京なので、諸魂日には行けませんが、1~2年ごとには行くようにしています。花を立てて両親の魂の平安を神に願います。今日の写真は、明石海峡上から見た、舞子・垂水・明石の街並みで、画面右が垂水、正面は舞子、左が明石になります。