クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

顔が変わる

2008-08-28 09:46:43 | Weblog
人はその時の環境や心の動きで、表情が変化する。一見無表情に見える、ニャンコ達の顔も、置かれた環境によって、顔は変わるのだ。例えば、超人気ニャンコのはっちゃんも、ハニー家の家族になる前は、鋭く精悍な顔であった。当時のはっちゃんは、野良として生存競争を日々戦っていたに違いない。負ければ蹴落とされ、食事取れず、寝場所も条件の悪い場所に追いやられる。家族の一員となった今は、大好きなお父さんとお母さんの愛を一身に受けて、その顔にも穏やかさを漂わせている。また、ジュルちゃんも、野良時代と今を比べると、顔に丸味が出来、幸せそうな表情である。
我家のクーとココは幸いにも、捨てられて間もなく拾われたので、表情に大きな変化はなかった。勿論、乳幼児期と比べれば、大人のニャンコの顔に変わってきている。歩く姿も、幼児期は常に駆け足であったのが、大人になると、音を立てずに静かに歩き、今足元に居たのが見えなくなってしまう事もしばしばある。元気坊主ココは、クーよりも駆け足で動き回る事が多いようだ。
何回も繰り返すが、収容所で殺処分される前の、ワンニャンの悲しげな表情は、思わず目を瞑りたくなる。ワンニャンは人と一緒で無ければ生活が出来ない。辛い事だが、適切な避妊手術を受けさせ、公園や川岸、道端に捨てる事は絶対に止めて欲しい。