関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

朝日・櫛引の厚生文教施策~庁舎と懇談会~

2007年08月24日 | 市政全般
  24日(金)市議会厚生文教常任委員会の庁舎(旧町村役場)との懇談会の最終日としておこなわれた、朝日・櫛引庁舎との懇談会に参加しました。
 午前の朝日庁舎では、最初に支所長から、二つの川の流域に中山間地集落が点在するという地形で、行政の効率性という点で課題が多いこと、二つの国保診療所も厳しい経営状況にあるが、この診療が無くなるようなことになれば一層の過疎の進行も懸念されること、今後も高齢者人口の増加が見込まれるが庁舎の運営を守っていきたいこと、などが語られました。特徴は以下のようなものでした。

 ☆出生数はH9年の52人から、H18年には33人になっています。
 ☆軽度発達障害の子どもへの支援に努力していることは、旧朝日村時代からの地域の特徴です。
  朝日庁舎では、年4回の3才児健診の際に「発達スクリーニング」を実施し、教育課・保育園が一緒になってフォローをおこなっています(フォロー検討会年10回)。
 ☆虫歯が多いそうです。どうしてでしょうか?
 
 その後、保育事業、健康に関する独自事業、公民館事業などについて懇談し、終了後に朝日中学校、本郷保育園を視察しました。
              
雨漏りのひどい朝日中 環境のすばらしい本郷保育園

 なお、支所長の朝日地域についてのお話しは、いつも地域への深い思いが感じられ、胸に響くものがあります。しかし、他の支所長が別に見劣りするという訳ではありませんから、嫁さんを朝日からもらって「準朝日住民」と自認している私の個人的な「思いこみ」かも知れません。

秋の気配~名川の山の上から~