飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

ドイツZDF フクシマのうそ・・・・これも扇動か??!

2012-04-05 17:09:18 | ブログ

『扇動』に拍車を掛けよう・・・・?!
『扇動』呼ばわりする『連中』は、
ドイツZDFもその仲間に名指しするのが、至当だろう?!
やれ! 度胸を持って『扇動』呼ばわりせよ!!


 その度胸も、見識もないだろう。度胸だけではダメだ。見識には見識を持って、対応する必要があるが、どこにその見識があるか、はなはだ疑わしい。


 人工地震説には、一目を置こう。そして、日本に対する政治経済的謀略説にも一定の見識を認めよう。だからと言って、フクイチ無害説、あるいは、東北関東放射能安全論は、論理の飛躍、ほとんど常軌を逸した非科学論議で一笑するしかない。


 だから、議論するつもりもないから、『扇動』に努めるのである。


 国際的『扇動』メディア、ドイツZDF の動画をご案内したい。既に視聴された方も多かろう。拡散する。先月中旬に纏めたものである。


 何時の様に、他にも秀逸な動画がある。http://blog.goo.ne.jp/tumuzikaze2/d/20120324 でご覧頂くことが出来る。全て、和訳全文付きである。


 『扇動』呼ばわりする人々は、こうした動画は決して観ないであろう。


 観ても、色眼鏡で見るから、真実が見えない。そして、自分の都合に解釈する。あるいは、ひとつの『扇動』レッテルを貼る。


 昔から言っている。他人を非難する前に、自らの眼の前の塵を取り除け、蓋し、至言である。


ドイツZDF フクシマのうそ

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ドイツZDF フクシマのうそ 投稿者 sievert311

【転載開始】◆ドイツZDFテレビ 「フクシマのうそ」書き起こし

放射能メモ

2012-03-19(08:11)

http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-546.html

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【引用開始】

 

我々は放射能から身を守り、警察から外人と見破られないよう
防護服を着こんだ。

汚染され、破壊した原発が立っているのは立ち入り禁止区域だ。

そこに連れて行ってくれることになっている男性と落ち合った。

なにが本当にそこで起きているか、彼に見せてもらうためだ。

ナカ・ユキテル氏は原子力分野のエンジニア会社の社長で

もう何十年間も原発サイトに出向いて働いてきた。

フクシマでも、だ。

私たちは見破られず、無事チェックポイントを通過した。

作業員たちが作業を終え、原発から戻ってきたところだった。

3月11日に起こったことは、これから日本が遭遇するかもしれぬことの

前兆に過ぎないのかもしれないことが次第にわかってきた。

そしてその危険を理解するには、過去を理解することが必要だ。

(タイトル) フクシマの嘘

(監督) ヨハネス・ハノ

私たちは立ち入り禁止区域の中、事故の起きた原発から約7キロ離れたところにいる。

ナカ氏はここで生活をし

福島第一とフクシマノ第二の間を股にかけて仕事をしてきた。

ナカ氏と彼の部下は、何年も前から原発の安全性における重大な欠陥について注意を喚起してきた。

しかし、誰も耳を貸そうとしなかった。

(ナカ氏)
私の話を聞いてくれた人はほんのわずかな有識者だけで

その人たちの言うことなど誰も本気にしません。

日本ではその影響力の強いグループを呼ぶ名前があります。

原子力ムラ、というのです。

彼らの哲学は、経済性優先です。

この原子力ムラは東電、政府、そして

大学の学者たちでできています。

彼らが重要な決定をすべて下すのです。

私たちは東京で菅直人と独占インタビューした。
彼は事故当時首相で、第二次世界大戦以来

初の危機に遭遇した日本をリードしなければならなかった。

彼は唖然とするような内容を次々に語った、たとえば

首相の彼にさえ事実を知らせなかったネットワークが存在することを。

マスメディアでは彼に対する嘘がばらまかれ

彼は辞任に追い込まれた。

彼が原子力ムラに対抗しようとしたからである。

(菅前首相)
最大の問題点は、3月11日が起こるずっと前にしておかなければ

いけないものがあったのに、何もしなかったことです。

原発事故を起こした引き金は津波だったかもしれないが

当然しておくべき対策をしなかったことが問題なのです。

この過失は責任者にあります。

つまり、必要であったことをしなかった、という責任です。

では原発事故の原因は地震と津波ではなかったのか?
原子力ムラの足跡を辿っていくと、

嘘、仲間意識と犯罪的エネルギーの網の目に遭遇する。

調査は2つの大陸にまたがった。

まずカリフォルニアに飛んだ。

目的地はサン・フランシスコである。

私たちはある男性と話を聞く約束をしていた。

彼は長年原子炉のメンテナンスの仕事で

フクシマにも何度も来ており

かなり深刻なミスや事故を東電が隠蔽するのに遭遇した。

フクシマの第1号原子炉は70年代初めに

アメリカのジェネラルエレクトリック社が建設し

それ以来アメリカのエンジニアが点検を行ってきた。

そしてフクシマでは何度も問題があった。

(ハーノ記者)
東電は、点検後、なにをあなたに求めたのですか?

(スガオカ氏)
亀裂を発見した後、彼らが私に言いたかったことは簡単です。

つまり、黙れ、ですよ。

何も話すな、黙ってろ、というわけです。

問題があるなど許されない
日本の原発に問題など想定されていない

アメリカのエンジニア、ケイ・スガオカ氏も

それを変えようとすることは許されなかった。

(スガオカ氏)
1989年のことです、蒸気乾燥機でビデオ点検をしていて

そこで今まで見たこともないほど大きい亀裂を発見しました。

スガオカ氏と同僚が発見したのは、それだけではない。

(スガオカ氏)
原子炉を点検している同僚の目がみるみる大きくなったと思うと

彼がこう言いました

蒸気乾燥機の向きが反対に取り付けられているぞ、と。

もともとこの原発の中心部材には重大な欠陥があったのだ。

スガオカ氏は点検の主任だったので

正しく点検を行い処理をする責任があったのだが

彼の報告は、東電の気に入らなかった。

私たちは点検で亀裂を発見しましたが、東電は

私たちにビデオでその部分を消すよう注文しました。

報告書も書くな、と言うのです。

私はサインしかさせてもらえませんでした。

私が報告書を書けば、180度反対に付けられている蒸気乾燥機のことも

報告するに決まっていると知っていたからです。

(ハーノ記者)
では、嘘の文書を書くよう求めたわけですか?

(スガオカ氏)
そうです、彼らは我々に文書の改竄を要求しました。

スガオカ氏は仕事を失うのを怖れて、10年間黙秘した。
GE社に解雇されて初めて彼は沈黙を破り

日本の担当官庁に告発した。

ところが不思議なことに、告発後何年間もなにも起こらなかった。

日本の原発監督官庁はそれをもみ消そうとしたのだ。

2001年になってやっと、スガオカ氏は「同士」を見つけた。

それも日本のフクシマで、である。

18年間福島県知事を務めた佐藤栄佐久氏は

当時の日本の与党、保守的な自民党所属だ。

佐藤氏は古典的政治家で

皇太子夫妻の旅に随行したこともある。

始めは彼も、原発は住民になんの危険ももたらさないと確信していた。

それから、その信頼をどんどん失っていった。

(佐藤前知事)
福島県の原発で働く情報提供者から約20通ファックスが届き

その中にはスガオカ氏の告発も入っていました。

経産省は、その内部告発の内容を確かめずに

これら密告者の名を東電に明かしました。

それからわかったことは、私も初めは信じられませんでした。

東電は、報告書を改ざんしていたというのです。

それで私は新聞に記事を書きました。

そんなことをしていると、この先必ず大事故が起きる、と。

それでやっと官僚たちもなにもしないわけにはいかなくなり
17基の原発が一時停止に追い込まれた。

調査委員会は、東電が何十年も前から重大な事故を隠蔽し
安全点検報告でデータを改竄してきたことを明らかにした。

それどころか、フクシマでは30年も臨界事故を隠してきたという。

社長・幹部は辞任に追い込まれ、社員は懲戒を受けたが

皆新しいポストをもらい、誰も起訴されなかった。

一番の責任者であった勝俣恒久氏は代表取締役に任命された。

彼らは佐藤氏に報告書の改竄に対し謝罪したが

佐藤氏は安心できず、原発がどんどん建設されることを懸念した。

そこで佐藤氏は日本の原発政策という

「暗黙のルール」に違反してしまった。

2004年に復讐が始まった。

(佐藤前知事)
12月に不正な土地取引の疑いがあるという記事が新聞に載りました。

この記事を書いたのは本来は原発政策担当の記者でした。

この疑惑は、完全にでっち上げでした。

弟が逮捕され

首相官邸担当の検察官が一時的に福島に送られて検事を務めていた。

彼の名はノリモトという名で

遅かれ早かれ、お前の兄の知事を抹殺してやる、と弟に言ったそうです。

事態は更に進み、県庁で働く200人の職員に

圧力がかかり始めました。

少し私の悪口を言うだけでいいから、と。

中には2、3人、圧力に耐え切れずに

自殺をする者さえ出ました。

私の下で働いていたある部長は、いまだ意識不明のままです。

それで、同僚や友人を守るため、佐藤氏は辞任した。
裁判で彼の無罪は確定されるが

しかし沈黙を破ろうとした「邪魔者」はこうして消された。

これが、日本の社会を牛耳る大きなグループの復讐だった。

そしてこれこそ、日本で原子力ムラと呼ばれるグループである。

(菅前首相)
ここ10~20年の間、ことに原子力の危険を訴える人間に対する

あらゆる形での圧力が非常に増えています。

大学の研究者が原発には危険が伴うなどとでも言おうものなら

出世のチャンスは絶対に回ってきません。

政治家はあらゆる援助を電力会社などから受けています。

しかし、彼らが原発の危険性などを問題にすれば、

そうした援助はすぐに受けられなくなります。

反対に、原発を推進すれば、多額の献金が入り込みます。

それは文化に関しても同じで

スポーツやマスコミも含みます。

このように網の目が細かく張りめぐらされて

原発に対する批判がまったくなされない環境が作り上げられてしまいました。

ですから原子力ムラというのは決して小さい領域ではなくて

国全体にはびこる問題なのです。

誰もが、この原子力ムラに閉じ込められているのです。

東電から献金を受け取っている
100人以上の議員に菅首相は立ち向かった。

その中には前の首相もいる。やはり彼と同じ政党所属だ。

ネットワークは思う以上に大きい。

多くの官僚は定年退職すると、電事業関連の会社に再就職する。

1962年以来東電の副社長のポストは

原発の監査を行うエネルギー庁のトップ官僚の指定席だ。

これを日本では天下り、と呼んでいる。

しかし反対の例もある。

東電副社長だった加納時男氏は当時与党だった自民党に入党し

12年間、日本のエネルギー政策を担当し

それからまた東電に戻った。
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